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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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コズミック・イラ75。ナチュラルとコーディネイター間の争いは、地球連合と新世代コロニー・プラントの戦争に発展した後、独立運動や反コーディネイターを掲げるブルーコスモスによる戦闘行為と、人々は終わらぬ戦いの中にあった。事態を鎮静化すべく創設された世界平和監視機構コンパスは、初代総裁ラクス・クラインを据え、各地の戦いに介入している。舞い降りるは自由の翼、それを駆るキラ・ヤマトはしかし、終わらぬ戦いに少しずつ追い詰められつつあった。

上映中なので感想は続きから。




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B09QS5CKSB
雨の切り裂き魔と呼ばれたシリアルキラーが恋人だったメアリーは、彼を家ごと放火して逮捕された罪で服役し、出所の日を迎えた。保護観察官の紹介でガソリンスタンドで働くことになったメアリーだが、いまもなお元彼の幻覚に悩まされている。初の出勤日の夜は雨で、否応なしに元彼を思い出させられるメアリー。しかしそれは決して幻ではなく……。

恋人がシリアルキラーで、その男から逃れるために放火、結果的に生き残った少女だけれど、というその後を描くホラー作品。元彼がしつこい、というのが、彼が殺人鬼だっただけでこんなに怖くなるとは。
怖い人もやってきますが、メアリーの他の登場人物は常識がある普通の人だけに悲惨さが強い。しかし警察官が駆けつけて、助かると思った瞬間に、その警官が殺されてしまうの、ホラーのお約束すぎてちょっと笑ってしまった。そうそう、ホラーってこうやって心を折るんだよね、みたいな。
「OVA 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
エルリック兄弟の旅を補完する、DVDに収録されていた「盲目の錬金術師」「シンプルな人々」「師匠物語」「それもまた彼の戦場」のOVA4本。

原作(というかファンブックだったか)に収録されていた「盲目の錬金術師」を始め、ウィンリィとリザの出会いのエピソードを補完しつつ二人の思いを描く「シンプルな人々」、最強の師匠イズミがどのように出来上がったかを語る「師匠物語」、イシュヴァール殲滅戦に至るまでのロイとヒューズの出会いを綴る「それもまた彼の戦場」と、原作準拠のショートストーリー。
ヒロインたちが可愛いなあ! ピアスの理由だったり、髪を伸ばす理由だったり、出会いをきっかけに二人の進む方向が決まったんだな。二人とも、大変な男どもの面倒を見つつ、いつまでも仲良くしてほしい。
B0CD24M7ZC
ハロウィンの夜、パーティからの帰り道にダイナーに立ち寄ったタラとドーンは、そこでクラウンメイクの男と遭遇する。薄気味悪いピエロは何故かタラに興味を抱いた素振りを見せる。不穏な気配を感じて帰宅しようとするタラたちだが、車はパンクしており、姉の迎えを待つほかない。だがすでに惨劇の夜は幕を開けていた。

めちゃくちゃグロくて怖いと聞いて。間違いなくグロかった。スプラッタだった。めちゃくちゃ人が死ぬし殺される描写が凄まじい。刃物で切る描写が苦手な人は絶対見ちゃだめ。
ピエロ男が二人組の女性に目をつけて、彼女を追いつつ、邪魔する人間を殺戮していく。このピエロから逃げるのと、スプラッタ描写がメインなので、動機がどうとかピエロは何者なのかとかどうでもいいんだよ! という。ただそのシンプルさからかスプラッタ描写に力が入っているのと、被害者たちがちょっと妙な感じだったりして、ハロウィンというこちらとあちらの境界線が曖昧になる日の出来事の説得力があってなかなか面白かったです。めちゃくちゃ人に勧めにくいけれど。
B00JKAQ0B4
黄昏を迎えて緩やかに滅びゆく世界、ある辺境の街に住む錬金術師の少女エスカは、コルセイトの街の開発班の新人として配属が決まった。同期は中央で最新式の錬金術を学んだという青年ロジー。決して豊かとはいえない街で、二人の錬金術師は人々のために力を尽くすけれど……。

アトリエシリーズはあまりプレイしたとは言えないし、特に黄昏シリーズはほとんどわかっていないも同然なんですが、ライザのアニメを見たので古いものを見てみようかと思って視聴。
ライザが世間知らずで自己肯定感の高い子だったので、エスカとロジーの普通さというか、相方だったり周りの人だったりの意見を聞いて無鉄砲な行動に出ないのがめちゃくちゃ安心しました。錬金術の新旧で揉めるのかとどきどきしていたんですが、そんなこともなく、ほどよい相棒感が見ていて微笑ましかった。
後半はだいぶ込み入った話になっていて、ゲーム本編の最終盤の話だったのでは……と思います。フラメウは、エンディングで描かれているのはきっとはちどりひめのイメージですよね? めちゃくちゃ可愛い!
B01561XSRY
邪竜スマウグが討ち取られ、ついに解放された王国エレボール。だが王となるはずのトーリンは黄金に取り憑かれて病み、すべての者を拒んで聞く耳を持たない。約束を違えたトーリンに、協力した人間、秘宝を取り返そうとするエルフ、闇のオーク軍が迫り、ドワーフ軍と激突する。これはある善良なホビットと山の下の王と旅の仲間たちの友情と絆の物語、そしていつか始まる指輪の物語の序章。

竜の黄金に魅せられて疑心暗鬼に陥って心を閉ざす展開、ファンタジーだー! と嬉しくなる展開なんですが、実際に見ているときついよー! ビルボの必死の呼びかけが、本当に、心からトーリンを心配してなんとか助けようとしているのが伝わってきて。
だから最後のシーンがぐっとくる。誰もが諦めざるをえなかった状況で、戦う力のないビルボだけがトーリンを諦めなかった。真の友と呼ぶのも納得で、その後ビルボも彼のことを友達だと言ったところで涙腺崩壊。地図の書き込みを見て、また泣きました。
そして物語はやがてフロドに託されていくわけですが、やっぱりそのことを思うとなあ! 指輪の旅がめちゃくちゃ辛かったからな……。しかしビルボが指輪を持っていなければ助からなかったこともあったし、サウロンを滅ぼすこともできなかったからなあ……。
B00NIOVRE8
邪竜スマウグに奪われた王国を奪還する旅を続けるドワーフの王トーリンとホビット族のビルボたち。だが邪竜との戦いを目指す一方、世界には不穏な闇の気配が漂いつつあった。旅の途中、一行は森のエルフたちと遭遇するが、トーリンたちドワーフと森のエルフたちは互いにわだかまりがあり……。

ドワーフは頑健で格好いいですが、エルフは美しくて格好いいですね。こういう種族差が、役者さんや、各々の髪型や衣装なんかに表れているのがめちゃくちゃ楽しいな!
しかしどうしてガンダルフはすぐに単独行動をして捕まってしまうのか。60年後も同じようなことになるんだよな……めちゃくちゃ強くなって帰ってくるわけですが……。
そんな感じでこの後の物語を知っていると色々と思うところがあって。レゴラスは言動がだいぶ若いし(将来ドワーフの友を得るんだぜ君は)、ビルボが指輪を使うとはらはらするし(ダークサイドに落ちていくんだよな)、ガラドリエル様も古いエルフたちもみんな力を失うんだよなとか(そして去っていくんだ)。そして最後に指輪を葬り去るために力を合わせるんだよなあ。熱い。
B00GT23FJG
あの指輪の物語より遡って60年前――ホビット庄に住むビルボ・バギンズのもとに魔法使いガンダルフが現れ、冒険に誘う。家に押しかけてきたドワーフ族の世継ぎトーリンをはじめとしたドワーフたちは、邪竜スマウグに支配された国の再建を目指し、旅立とうとしているところだという。平凡な日常を愛するホビットながら生来の冒険心が疼いてついに旅立ったビルボ。これは彼がその指輪を手にする最初の物語。

ビルボが持っていたサウロンの指輪を手に入れる話と、その後彼がフロドたちに語り聞かせる冒険譚のはじまり。
種族間の価値観や認識がLOTRよりくっきり見える感じなのは、表面上ですら仲良くできないくらいわだかまりがある時代だからなのか。
ビルボを仲間として、友人として受け入れて旅を続ける展開はやっぱり嬉しい。しかしトーリンにめちゃくちゃ死相が見えるんですが大丈夫か?
B008BLSQO2
ある日不可思議な流星群、しかしそうとは思えないものが飛来した。直後世界中でエイリアンと思しきものの侵略が始まる。アメリカもまた国家の危機に対処すべく戦闘を開始するが、敵は姿が見えない。民間人を保護しながら戦うナンツ二等軍曹たちもまた過酷な状況の中で戦っていた。

エイリアンの襲撃を受け、世界中が壊滅的な被害を受ける中で、アメリカのある小隊を描いたSFアクションもの。見えない敵と戦い、民間人を保護しながら、あまりチームワークがいいとは言えない小隊に所属して戦うってだいぶ無理ゲーだな! 戦っていく中で信頼は芽生えるのでチームワークはいいとしてもさあ!
エイリアンと戦うのでこう、恐怖心を与える感じかと思いきや、想像以上にドンパチする戦争もの要素が強かったように思います。敵が見えないので不安感が強いんですが、勝っているのか負けているのかわからないのがちょっともやもやしたな。でも前線で戦う人間にとってはこれが普通なのかも。
B00ZTN14W6
ニュージャージー州の理髪店で働くフランキーは、マフィアのデカルロにも目をかけられる美声の持ち主。一方悪友のトミーとニックはフランキーを巻き込んで強盗を働く札付きのワル。トミーはフランキーの歌声を利用しようと、作曲の実績を持つボブを迎えてついにバンドを立ち上げる。これが数多のヒット曲を生み出すフォー・シーズンズの始りだった。

マフィアが幅をきかせている貧富の差が激しいその土地で、マフィアのボスさえ虜にする歌声の持ち主がいた……というフォー・シーズンズの栄光と歩みを描いた作品。ミュージカル映画のようにあちこちグループの曲が出てくるんですが、もとになったミュージカル作品があるようでめちゃくちゃ気になります。
ヒットソングを生み出した人たちの成功と挫折とその後の話をもとにした作品は色々見てきましたが、だいたいみんな仲間割れするんだよなあ……そしてそれが見ていて大抵きつくなってくる。しかもこの話、札付きのワルの友人が結局めちゃくちゃな借金をして関係が破綻するという。誰が悪い? お前だよ! が、見ていてうわぁ……となる。
しかしこういうエンディングを迎えることができたのは、彼らの曲が時代を作り、いまもなお多くの人々とともにあるからなんだろう。そう思うと音楽は、それを作り出す人たちがいかなるものであろうとも素晴らしいものなんだな、きっと。
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Author:月子
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