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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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「スマホを落としただけなのに」
落としたスマホを探していたイ・ナミのもとに、それを拾ったという女性から連絡が入る。だが実際はウ・ジュニョンという男に拾われ、スパイウェアをインストールされていた。スマホがナミの元へ戻ってからずっと監視を続けるジュニョン。住居、趣味、交友関係、恋愛などすべてを把握しながらナミに近付いた、その目的は……。

邦画の韓国リメイク作品。元になった方は見ていないし原作も読んでいませんが、韓国の若者らしさが出ている印象で、サスペンス要素も含めて非常にどきどきしました。
スマホを監視されるとこういうことになるんだというリアルさがただただ怖い。「そんなことあるはずない」という思い込みで周りの意見や忠告を聞き流してしまうところも。
けれど結局スマホ、というかインターネットの存在で、SNSやアプリを使えば人間の行動ってある程度監視できるんだよな……と思えるような作品でとても面白かった。元になった作品とはまったく違うようなので、そちらも見てみたい。
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亡くなった祖母の品を整理をしていた孫の大輔は、祖母が大事にしていた夏目漱石全集の第八巻を発見した。書店の値札を頼りに、その「ビブリア古書堂」を訪れると、店主の篠川栞子は本を愛するゆえの観察眼で、大輔の祖母にまつわる道ならぬ恋を見破った。これがきっかけでビブリア古書堂でアルバイトを始める大輔だが、古書界隈では太宰治の稀覯本を軒並み買い取る人物と、その荒っぽい手段が話題になっていること、栞子がその標的となっていることを知る。

ライト文芸ミステリのしっとりとした印象と話の重さ、邦画になるとどうしてこうねっとりと陰鬱なのか。ドラマの方はキャストはともかく雰囲気はあっていたような気がする。
しかし「道ならぬ恋」の描写はいかにも邦画! って感じの画面でどきどきしたなあ。
栞子や大輔側の現代での描写はもうちょっとしっとりとした恋のどきどき感を感じたかったかもしれない。すれ違いのひやひや感の印象が強すぎて。
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11世紀の西ヨーロッパ。アイスランドに住む少年トルフィンは、高名な戦士である父親と優しい母、しっかり者でよく働く姉とともに穏やかに暮らしていた。ある日父は戦いに出ることになり、憧れから密航したトルフィンは、しかし罠に嵌められた父の死を目の当たりにしてしまう。本物の戦士である父の死に、トルフィンは復讐を誓い、父の仇であるアシェラッドの首を狙い、彼の下につく戦士と一人となるが……。

戦いと略奪の時代のヨーロッパを舞台にした、父を殺された少年の復讐の物語。
誰よりも強かったと称される父を追い、その父を殺された男の命を狙いながら迷うことなくその手を血に染めるトルフィン。でもこれって仇のアシェラッドを討った瞬間に空っぽになるのでは? なんて思っていたら。
復讐譚かと思いきや、王権の在処など歴史の変遷、本当の戦士とは、愛とは、死とは、と精神的なテーマも絡んでだんだん面白くなってきた。第2シーズンも楽しみだ。
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ネオ・ヴェネツィアの秋。お「オレンジぷらねっと」のウンディーネのアーニャは、尊敬する先輩であるアリスと、彼女の指導係でもあったアテナが、長くすれ違っていることを気にかけていた。ウンディーネ仲間のアイやあずさと協力するが……灯里や藍華、アリシアや晃たちも登場する劇場版。

三人組(三社?)の一人ずつに焦点が当たるいつも通りの方式なので、今回はオレンジぷらねっと編。新世代組の一人のアーニャと、先輩になったアリス、歌姫となったアテナがメイン。
新世代の話は、全然変わったいないように見えてだいぶ大人びている灯里がなんかいいなあと思うんですよね。声や表情の感じが、アリシアを思わせる落ち着き振り。でも「えー」って言う声や表情がいつも通りでほっとするしくすっとしちゃいます。
プリマになったらそれはそれで悩みがあるというのを後輩たちの目で追う話ですが、アリスが頑ななところを残しつつ自覚的になって、いっぱい悩んでいるところ、がんばれーがんばれーって応援しながら見ていました。
「ARIA」はこうやってずっと続いてくれたらなあという作品を作ってくれるので、こうして続きが見られるのはすごく嬉しい。
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魔法少女の一人、七海やちよは、敵対勢力であるマギウスや神浜市の噂を辿るなどして、行方不明になった環いろはを探していた。それはやがて見滝原市にも訪れる災厄「ワルプルギスの夜」に繋がって……。

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それは、環いろはが魔法少女になる前。彼女たちの始まりの物語。マギウスの魔法少女、里見灯花と柊木ねむ、そして存在を忘れられていたいろはの妹のういは、同じ里見メディカルセンターに入院していた友人同士だった。いろはを戦わせたくないという願いで魔法少女となった三人だが、ういの消滅をきっかけにすべてが狂い始めた。すべての魔女を救う「エンブリオ・イブ」とは……。

まどかたちの物語が進行すると同時に進むもう一方の物語。魔女が実は……という設定の部分を掘り下げるような、「誰かを思う魔法少女の悲劇」を描いた印象の、闇が深い話だなあと思って見ていました。
Final SEASONで神浜市の魔法少女たちの物語は一度閉じるわけですが、あまり幸せな結末じゃないよな……なんて思うのは、登場人物が多くてどうしても全員が幸せにはなれないからなのかな。
見滝原市の、まどかたちの物語がどこへ向かうのかさらに気になってきたので、今後の展開も楽しみにしています。
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かつて仮面ライダーWとして街を守った『ハーフボイルド』な探偵、左翔太郎と、相棒のフィリップ。今日も鳴海探偵事務所にやってきた依頼をこなす、はずだったが、謎の美女にまつわる依頼を受けたことで因縁のある「ガイアメモリ」絡みの戦いに身を投じることになる。

見ておかないとと思ったものの、よく考えたら本編の特撮作品の方を見ていなかった。
ビジュアルがすごく好みで、画面の色合いが美しい。こういう頭身のキャラクターが好きなんだ。
本編を見ておかないと理解しきれない要素があるものの、仮面ライダーの主人公と人外の相棒、人間側の協力者の女性キャラクターと、ライバルキャラクターという王道の配置を理解していればだいたいオッケーかも。
個人的に照井竜なる警察官(もう一人の仮面ライダー)のイケメンが、女性キャラと結婚しているという、これ本編で気になる感じで外伝で結婚しましたね!!? という設定にすごくそわそわしました。これはだいぶ美味しい気配がするぞ……。
バディと謎の美女と事件解決という、好きな人にはたまらない要素が盛り込まれた話でした。本編を知らないせいか、普通に面白く見てしまった。
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結界の鍵をイグニドに奪われた天結宮。皇姫サラを筆頭に、巫女、千年獅、シェルティス、ユミィらで編成された突入部隊が“穢歌の庭”へと突入する。一方、奪還作戦を阻止せんがために異篇卿も“穢歌の庭”に堕ち――(Amazonより)

最後の戦い前編という感じの完結巻直前巻。全員集合しつつあるアツさがあって、結末がどうなってしまうのかもうどきどきするー!
春蕾とレオンが本当によくってなー! あんなにおどおどしていた彼女が自身の弱さに歯を食いしばりながら戦ったところも、勝利した彼女に誰よりも早く駆けつけようとする思いで勝利したレオンも、最高の二人という感じで!
そしてまたゼアドールとマハが切なく……。でもゼアドールの性格からするに、いまはこうして敵対していてもそうする必要がなくなったら普通に一緒にいてくれるんじゃないかなー? なんて。
次はついに最終巻。ちびちび読んできましたがついに終わりかあ。世界はどうなってしまうのか、みんなの願いは届くのか、はらはらどきどきしながら見届けようと思います。
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ある日、〈井戸〉に棲むルーイが拾ったもの。それは、茶色の子犬と一人の青年——だった。アルフォンスと名乗る、その青年は〈青海都市〉から、人を殺して逃げてきたという。
アルフォンスをかくまうことになったレオンとルーイ。
時、同じくして、悪名高きサバイバル・ゲーム〈緋面都市〉が始まろうとしていた。
人と人との生きのこりをかけたゲームの末にレオンたちのみつけたものは!?
新感覚サバイバル・アクションファンタジー!!(裏表紙より)

地球そのものが滅び、地上などの上層は特権階級が独占し、数多のアウトローたちが「井戸」と呼ばれる地下の混沌とした世界でしぶとくたくましく生き残る時代。罪を犯して漂着した上流階級の若者アルフォンスは、口が悪いが凄まじいサバイバル技術を持つレオンと、ハッカー技術を持つ純粋な少年ルーイに助けられる。レオンの知己のキカから、皇帝と呼ばれる統治者が行う「緋面都市」でのゲームに誘われるが……。
この頃に出版されたライトノベルらしい、SF風味もある作品。情に厚いけれど面倒ごとは嫌いな青年と、純粋ながら秘めた力を持つ少年という組み合わせに、厄介ごとを持ち込む第三者、付き合いが長いいわゆる腐れ縁の仲間……という人物の配置、最後はオープンエンドという樹川作品らしさもあって楽しかった。
エピローグのやり取りのセンスの良さよ。こういうエンディングのじわじわした感動が本当に好きだ。
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幽幻種を退け、世界を浄化してきた氷結鏡界。しかし、それに限界が近づいていることをユミィたちは知る。突如、天結宮に出現した幽幻種を、千年獅・巫女たちが迎撃する中、ユミィがふたりいるとの情報が流れ――。(Amazonより)

物語の結末に向けて、関係者一同が勢ぞろいするための準備巻という感じ。
ユミィが犠牲になるか、シェルティスが犠牲になるか、それではない道を探るか。その選択のため、各々の目的や願いのために戦わねばならないんだろうなあ。でもハッピーエンドだって信じてるから!
ここまでくると『不完全神性機関イリス』を読んでおかないとだめだし、『黄昏色の詠使い』も踏まえておかないとわからない部分がある? のかな。少なくとも穢歌の庭で遭遇した不思議な子はその関係だよね? 黄昏色は途中までしか読めてないからふわっとしている……。
しかしイグニドは、完全にユミィの暗い面というか、自分自身のことが大嫌いで、シェルティスのことが大好きな顔でできた存在なんだなあ。イグニド自身はなんとなくユミィのことを否定している感じがするので、ちゃんと互いに受け入れ、受け止められたときに突破口が開ける、なんて夢見ていいかな?
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作り手と売り場を結ぶ糸をたくさん鞄に詰め込んで、出版社の新人営業、井辻智紀は今日も本のひしめくフロアへと向かう。——でも、自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら何故か冷たくあしらわれ、文学賞の贈呈式では受賞者が会場に現れない!? 他社の先輩営業マンたちにいじられつつも、波瀾万丈の日々を奮闘する井辻君の、こころがほっとあたたまるミステリ短編集第一弾。(裏表紙より)

「成風堂書店」のシリーズに関連した、出版社の営業さんと書店とお客さんにまつわる日常の謎ミステリ。仕事をする上での、営業職の苦味も感じられるのが、胸が痛いときもあるけれどやっぱりいいんだよなあ。失敗しても、頑張ろう、忘れないで同じ失敗をしないでいこうと思える感じ。
でもなんだか、読んでいるうちに切なくなってしまった。この作品が最初に世に出たのは2008年。すでに街の本屋さんが消えると言われていて、2023年現在本当にそうなってしまった。私の最寄りの書店には誰かが一生懸命棚を作ってくれる本屋さんはないに等しくて、じっくり本を選びたいと思える場所がどんどん少なくなっている。書店も書店員も読者も、多忙だし、薄給だし……本を好きだという人はこれから少なくなっていくんだろうなあ……切ない……。
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Author:月子
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