読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「カウボーイビバップ」
未来の宇宙、賞金稼ぎを生業とするカウボーイのスパイク。おんぼろ宇宙船ビバップ号にやってくるのは厄介な事件と記憶喪失の謎の女。訳ありだらけの面々が関わる事件がそう簡単に解決するはずもなく……。
有名作品の実写化。アニメは視聴済み。
結構頑張って実写化したなという印象でしたが、打ち切りなんですね。残念。
お話はちゃんと面白いと思ったので、ドラマにするより映画の方がよかったかもしれないなあ。だってちゃんと声優さんたちがアニメの人たちなんだもの。見始めた最初は違和感があった俳優さんたちはしばらくすると見慣れたし、特にスパイク役の方がなんかいいなあと思ったんですよね。こう、しゅっとしている感。
音楽がちゃんと菅野よう子さんの曲を使っていたのも嬉しかったな。OPのときに流れる翻訳された日本語には笑ってしまいましたが、しかし英語圏の人たちにはこう見えるんだよなあと。
未来の宇宙、賞金稼ぎを生業とするカウボーイのスパイク。おんぼろ宇宙船ビバップ号にやってくるのは厄介な事件と記憶喪失の謎の女。訳ありだらけの面々が関わる事件がそう簡単に解決するはずもなく……。
有名作品の実写化。アニメは視聴済み。
結構頑張って実写化したなという印象でしたが、打ち切りなんですね。残念。
お話はちゃんと面白いと思ったので、ドラマにするより映画の方がよかったかもしれないなあ。だってちゃんと声優さんたちがアニメの人たちなんだもの。見始めた最初は違和感があった俳優さんたちはしばらくすると見慣れたし、特にスパイク役の方がなんかいいなあと思ったんですよね。こう、しゅっとしている感。
音楽がちゃんと菅野よう子さんの曲を使っていたのも嬉しかったな。OPのときに流れる翻訳された日本語には笑ってしまいましたが、しかし英語圏の人たちにはこう見えるんだよなあと。
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九州の港街で暮らす高校二年生の岩戸鈴芽は、登校中にすれ違った美しい青年に「この辺りに廃墟はない?」と尋ねられる。打ち捨てられた温泉街を教えるものの、気になった鈴芽は後を追い、彼を見つけられない代わりに廃ホテルで扉を見つける。何気なく扉を開けたそこには美しい星空と草原が広がる場所だったが、中に入ることができない、足元にあった石を持つと突然毛玉に変わってどこかへ行ってしまうなど、不思議な状況に遭遇する……それが鈴芽の戸締まりと災いを鎮める「閉じ師」の青年・草太との旅のはじまりだった。
公開中なので続きから。
公開中なので続きから。

竜殺しの英雄、シギベルト率いるノーヴェルラント帝国軍。伝説の島「エデン」の攻略に挑んだ彼らは、島を護る竜の返り討ちに遭い、幾度も殲滅された。
エデンの海岸に取り残され、偶然か必然か――生きのびたシギベルトの娘ブリュンヒルド。竜は幼い彼女を救い、娘のように育てた。一人と一匹は、愛し愛された。
しかし十三年後、シギベルトの放つ大砲は遂に竜の命を奪い、英雄の娘ブリュンヒルドをも、帝国に「奪還」した。
『他人を憎んではならないよ』
復讐に燃えるブリュンヒルドの胸に去来するのは、正しさと赦しを望んだ竜の教え。従うべくは、愛した人の言葉か、滾り続ける愛そのものか――。
第28回電撃小説大賞《銀賞》受賞の本格ファンタジー、ここに開幕!(カバー折り返しより)
短い文章で、熱と憎悪と愛を語る。「竜殺し」であるジークフリートの逸話等々を下敷きにした作品で、登場人物はブリュンヒルド、シギベルト、シグルズという、名前からして各々宿命を負っている。しびれる。
ブリュンヒルドが愛と憎しみを放棄するのか、騙していることをどう思っているのかなど、読者としてどっちだろうと考えるはらはら感が読みたくもあったのですが、愛を貫き悪を強いて闇を進むヒロインとしてはこれ以上なくひどい少女であったと思います。どこまでも彼女は竜の娘であって、真に人間を理解しなかったのかもしれないなあ、なんて。
ノーヴェルラントがいかにして帝国にまでのし上がったのか、前日譚と思しき新刊が出るようなので楽しみにしています。

韓国でも有数の心霊スポットとして知られるコンジアム精神病院。恐怖動画を配信するチャンネル「ホラータイムズ」の主催者ハジュンは、募集した一般参加者を含めた七名に指示しながら病院内の探索動画をリアルタイム配信する。いくつかのやらせもあって視聴者数は順調に伸びるが、想定外の現象が起き始め……。
動画配信者たちが心霊スポットでやらせをしながらリアタイ肝試し。だからそういう冒涜的な行いをしちゃだめだって……。
心霊動画で視聴数を稼いで報酬やスポンサーを得ようとした若者たちの末路を描いた作品で、最初こそああやらせなんだなーとわかる感じなんですが、徐々にあ、やばいぞ……? という感覚が増していくのがすごい。実際の場所で心霊現象に見舞われるのもめちゃくちゃ怖いですが、離れたところから謎めいた現象に気付いてしまう怖さがやばい。録画しているので比較できてしまうのがさらにいまどきっぽくて怖い。間違い探し的に気付けちゃうの嫌だなあ……。

売れないコンビ芸人である山野は、相方の中井からコンビ解消を求められ、起死回生を狙って放送作家となった中井の提案に乗って事故物件に住む企画を始める。次々に心霊現象に見舞われる様子が放送されたことで、仕事が舞い込ようになった山野だが、次第にその影響は周囲に及び始めた。
事故物件に住んでみましたという芸人さんのノンフィクションを下敷きにした映像作品。
こういうのを見ていると、どういう理由で心霊現象が起こるのか不思議だし、原因が理解できないまでも怒りや悲しみや憎しみが染み付いた場所や人を弄んではいけないんだと思う……。
ホラー作品、しかも邦画なんですが出演者が豪華すぎてすごい。山野と中井のコンビはイケメン芸人として売れるのではと思うレベル。心霊現象に見舞われる梓の演技がめちゃくちゃ怖かった……。

高校三年生の鳴神陽太はある日全能の神を名乗る少女、ひなと出会う。幼なじみの伊座並杏子への片思いを見破られたことから、恋を成就するため、ひなの手を借りる陽太。それはやがて陽太の家族や杏子、友人知人との楽しい毎日に繋がっていく。だがひなの全能には秘密があり……。
こういうファンタジー感あふれる設定を出しておいて、青春やって原因は発達した科学であるという展開、とてもKeyっぽい。でも主人公が飄々としているわけではなく、突っ込み体質の、不器用な普通の少年だというところが目新しい感じがします。あと家族との関係が非常に良好で、結構出てくるところ。お父さん……笑
そういう温かくて優しくて眩しい世界の片隅である彼らの日々が、そんな世界の端の出来事なんて想像もしない権力者たちによって壊されてしまうやるせなさ。けれど出来る限りの力でなんとかしようともがく陽太の主人公らしさが嬉しい。家族や友人たちと一緒に、自分の望む未来を手に入れてほしいと切に願う。

ニューヨークにやってきたトムとジェリー。永遠のライバルである二匹は、いつものように追いかけっこをしていたところ、仕事中だったケイラの邪魔をしてしまう。おかげでケイラはクビとなるが、偶然ホテルで臨時スタッフを募集していることを知ると面接予定だった女性を言いくるめ、自分がホテルスタッフとして採用される。だがここにはトムとジェリーの姿もあって……。
「トムとジェリー」の実写版。二匹はアニメ絵の合成というのが新しいですが、アリだと思います。すべてCGにするよりもわかりやすい!
物語は色々と上手くいかないでいるヒロインが、ちょっとしたずるをしてホテルの臨時スタッフとして採用され、セレブカップルの結婚式を担当をするという内容。もちろんカップルはすれ違っているし結婚式の準備で揉めるし、そこにトムとジェリーが罠だのそれを回避するだの、追いかけっこをして、最後には仲直りというどたばたを繰り広げる。
アニメに引っ掛けたメタ的な台詞にくすっとします。そうそう、トムとジェリーは喋らない笑

妖精が見え画家でもある伯爵令嬢のフィオナは、無類の筋肉好きでちょっと変わった審美眼の持ち主。そんな彼女のまさに「理想の姿」を体現した青年ディオンにフィオナは出逢うのだが、彼の正体は実はパラルビオン国王で・・・・・・!? 互いに惹かれあい、王国の強い運命に導かれた2人は紆余曲折の末婚約する。しかし、大きな試練が待ち受けていて・・・!? 波瀾万丈! ファンタジーラブロマン第2弾!(Amazonより)
電子オリジナル。ケルト、ブリテンなど妖精の国や逸話を思わせる国を舞台に、その国では少し変わった美的感覚の持ち主であるフィオナと、容姿から忌み嫌われていた国王ディオンの恋と、妖精たちとの事件を描くファンタジー。第二巻です。
お互いに思い合う二人のいちゃいちゃ度がとてもいい……。またフィオナが前向きで、こうやって少し俯いてしまうヒーローを真っ直ぐな言葉で顔を上げさせるところ、めちゃくちゃ好きですね!
ディオンもフィオナに対して、早く正式に結婚して夫婦になりたいと思って葛藤しているところがとてもいいです。そうだよねえ、悶々しちゃうよねえ(にやにや)。
大事な決着は次巻に続く! なので次を読まなければ……。

かつてカルト集団として批判された団体の敷地から子どもの白骨が発見された。
弁護士の法子は、遺体は自分の知る少女のものではないかと胸騒ぎを覚える。
三十年前の記憶の扉が開き、幼い日の友情と隠された罪があふれだす——。(帯より)
独自の理念を抱いて集団生活を送る団体「ミライの学校」。それに関わった人々と、隠された事件。教育学部で学んでいていまお子さんのいる辻村さんだから書ける作品だったように思います。
『クローバーナイト』が保育園問題、すなわち子どもの教育の光と影を描いたもので、この『琥珀の夏』は同じ問題を取り扱いながら当事者、子どもの視点に立つ内容。学校や集団に放り込まれた子どもたち自身が何を見て、感じて、心を揺らしているか。人と人とが関わる上での嫌な雰囲気を描き出すと本当に辻村さんはお上手で、思い出して心臓がぎゅっとしました。
大人になった子どもたちがいま、自分が親になって何が思うか。その葛藤と、「正解なんてない」というのは、『クローバーナイト』のときも思いましたが、辻村さんが描きたいものなんだろうなと思います。子育ても教育も、何がよくて悪いかなんて本当に誰にもわからないからなあ……。
最後の最後に最初のエピソードが活きてくるのが上手い。上手すぎる。うっかり涙が込み上げてしまった。上手く思いを言い表せない子ども同士だったからこそ、このときの触れ合いは三十年後になってもずっと強く心にあって、彼女を支え続けていたんだろうな……。
正直さと誠実さ、大人たちがミカに行った仕打ちについて考えだすと止まらなくなる。心に響くものを読んだなあ。

まぶしい日射し、あふれる緑、静寂に満ちた、聖マルグリット学園——極東からの留学生・久城一弥と智恵の泉を持つ少女、ヴィクトリカは初めての夏休みを迎えた。大図書館で、庭園で、芝生で、謎を解き、世界を語る2人の距離は少しずつ近づいてゆく。やがて訪れる大きな嵐の予感すら、この輝きを曇らせはしないのだ——。
人気ミステリシリーズの名探偵コンビ、つかの間の安らかな日日を描いた外伝短編集。(裏表紙より)
4巻と5巻の間の話。久城とヴィクトリカの周囲の人々のエピソードと謎解きを描く短編集。
夏休み、二人で過ごすと決めた小さな謎解き「仔馬のパズル」。
地中海に行っているアブリルが遭遇した幽霊事件の話「花降る亡霊」。
隠された手紙と学園にいた過去の生徒の話「夏から遠ざかる列車」。
極東の島国にいる姉から届いた手紙に記された謎「怪人の夏」。
二人きりの夏休みに遭遇した事件「絵から出てきた娘」。
グレヴィールの初恋といまを描く「初恋」。
短いのにどれも魅力的で面白くて、さすがだなあとため息。
友情のお話もいいのですが、やはりロマンスの気配がする「怪人の夏」が好きだな。十年後本当に来てくれるんだろうなあ、なんて想像するとにやけてしまう。
そんな作品に対するかのように、叶わない恋を未だ抱えている警部とジャクリーヌのお話もよかったな。出てくる女性たちの多くは少女らしさを残しているけれど、彼女はずるい大人の女性なのが面白いなと思いました。