読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

地元じゃ筋金入りのヤンキーだったあたし=穂倉梓は、今はド田舎の村で巫女をやらされてる。今日も心は穏やかに、神事のイロハは丁寧に……ってマジウゼエ! しかもそこに“自称神サマ”のクラスメイト・染井良信が現れて、「僕の父親を探してください!」ときたもんだ。退屈もウンザリだがな、面倒に巻き込まれるのは御免なんだよ!!——はぐれ巫女&チェリーな神様コンビが、閉ざされた村の闇をぶっ潰す(釘バットで)!審査員絶賛!第11回えんため大賞ガールズ部門奨励賞に輝いた青春活劇が大・降・臨!(裏表紙より)
天涯孤独になってしまったヤンキー娘が、引き取られた先の祖母により巫女をやらされ、しかも半神半人のクラスメート、良信に「一緒に父親を探してください!」と頼み込まれ、嫌々ながら巫女業をしながら村の秘密を知り、事件解決することに。
ものすごいコメディに振りきったパワフルな作品で、すごいなあ……と思いながら読み終えました。登場人物が個性豊かすぎて飽和している……。
人知の外のものに対してめちゃくちゃ現実のもので応戦するのかっこいい。
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「大きい穴」と書いてダイアナ。競馬好きの父が世界一ラッキーな子になるようにつけた名前だというそれが、ダイアナは大嫌いだった。しかし、『赤毛のアン』に出てくるアンの親友の名前だと言ってくれた、神崎彩子と出会い、読書を共通の趣味として親しくなっていく。両親のこと、家、生まれ育った環境も違う二人は、やがて大人になり……。
ダイアナの話、だったなあ。住んでいるところも立場も全然違う人たちがいても、一冊の本がみんなを結びつけているのだな、と感じられる物語だった。以前読んだエッセイにそういうことが書いてあったのを思い出しました。
ダイアナと彩子の成長とともに、彼女たちの人生のどこかに本があるのをすごく嬉しく思う。幸せなときも苦しいときも、読んできたものがきっと彼女たちの状況を救っている。
彩子の大学からの状況は苦しかったなあ……。自分を守る術を知らない女の子ってこうなってしまうのかと、すごく胸が痛かった。本当に賢くて強いってどういうことかを考えさせられた。
最後はちゃんと「本屋さんのダイアナ」だったのが本当によかった。二人の友情が続きますように。

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲——。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう! 目指すは文集の完売だ!! 盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに……。大人気〈古典部〉シリーズ第3弾!(裏表紙より)
ホータローは今回かなり安楽椅子的な感じで、古典部の売り場から動かない。いろんな人の視点から神高の文化祭とその事件を追っていく。
謎の部分が気になりすぎたけど、文化祭のだしものそのものがすごーく漫画チックというか、ここまで無茶苦茶なのはないだろー!笑 っていうもので楽しかった。
摩耶花の話がどうしてここまで熱く語られるんだろうと思っていたら、ああーそういう……。すごく胸にきたし、いろいろ思ったけれども、そうかー……好きだからこそ辛いものもあるよね……。
しかし同人誌で200部刷るって結構売れてるね!? とそこに驚いたりもした。

(仮)の旦那様クロウに対し、“嫌われて離婚してこい”から“ベタ惚れさせて離婚しろ”と命令変更を受けた身代わり花嫁のフェル。それってどうやんの——!? と悩みながらもクロウと距離を縮めていく中、突然「来ちゃった☆」と、クロウの長兄ジルフォードがやってきた! しかも彼はフェルに「愚弟が本当に君の正体に気づいてないと思う?」と言い出し……!? ニセ新婚生活、爆弾投下の第6弾!(裏表紙より)
セタンタ王とシレイネ姫とも合意(?)したものの、真相を知らないフェルは「ベタ惚れさせて離婚しろ」との命を受けてクロウに接近中。そこへジルフォードが現れ、クロウが実は身代わりに気付いていることを匂わせてきた。さらに紫龍公の弟まで巻き込んで。
箸休め的なお話かつフェルが「クロウは気付いている」と確信する巻でした。うわーどうなるんだろう! 次でついに身代わり告白か!? もうちょっと波乱がありそうだけどどうなるんだろう。
かっこよくて可愛いジルフォード付きのミゼルカの今後も気になります。お互いに好き合っているのに知らないふりをして割り切っている関係、好きだわあ。

本物のシレイネにより(仮)花嫁をクビになったフェルは、故郷に強制送還! のはずが、鬼畜な旦那さまクロウの策略により、召使として黒龍城に引き留められていた。そんなある日、クロウが突然、シレイネは別人じゃないかと疑いだした。焦るフェルをよそに、なんとクロウがシレイネを拷問! 慌てて止めに向かうフェルだったが!? 秘密がついにバレ……る? うっかり婚ラブコメ逆襲の第5弾!(裏表紙より)
シレイネ襲来編がおしまい。てっきりフェルにも事情を明かして協力していくのかと思いきや、あくまですべてを知っているのはフェル以外の人たちらしく。はっきりと妖精が関わっていると書かれていて、とってもファンタジーになってきた。
しかしどんなに姿が変わっても自分を見つけてくれる、というシチュエーションはときめくなあ。シレイネはちゃんと居場所ができてよかったねえ……。悪女然とした彼女が実は自分の居場所を探して不安に怯える恋する乙女だとわかって、なんだかほっこりしてしまった。幸せになってほしい。

シレイネ姫の身代わりとして毒龍公クロウに嫁いだド庶民フェルだが、旅先でうっかりクロウへの恋心を自覚。んなバカな! と自分を戒めるけれど、むしろ想いは育つばかり……。城の帰るまでに彼を嫌いになる、と決めたところで、突然狼の群れに襲われた! クロウ負傷の報せに、思わず飛び出したフェルの前に現れたのは——ウソ、本物のシレイネ様!? ニセ新婚生活、強制終了(?)の第4弾!(裏表紙より)
ついに恋心を自覚したフェル。ティカルの事件後、帰城しようとするフェルたちは襲撃に遭い、フェルはシレイネと再会、入れ替わることに。
ああどうしよう離れ離れになるの!? とはらはらしたんですが、そこはフェル、フェルらしい方法で戻ってきてくれて、よかったあ。
クロウとシレイネの対決はどきどきで、何が隠れているんだろうなあとまだまだ謎。セタンタ王もガウェイン先生と一緒に動き出すのかな。しかしまっすぐなフェルを除いて、みんな腹に一物抱えている状況で「ワルプルギスの夜に」と思っているのは、ちょっと怖いな。

「新婚旅行に行かないか?」——とある事情で身代わり花嫁中のフェルに、突然鬼畜な策略家の旦那様・クロウが言い出した。彼とは離婚大前提の(仮)結婚なのに冗談じゃない! と抵抗するフェルだったが、どうやら旅先にはクロウの“陰惨な過去”が関与しているらしい。仕方なくラブラブ夫婦を装うフェルにさらに襲いかかったのは……げっ、旦那様と同じ寝台!? フェルのニセ新婚生活第3弾!(裏表紙より)
新婚旅行と称して、呪毒を流していると思われるとある一族を訪問することになったフェルとクロウ。結婚おめでとうと祝福される二人は夫婦のふりをした結果、同じベッドで寝ることに。そして前巻から匂わされていたクロウの過去が明かされ、振り切ったような変人で超有能な兄皇太子が登場。最後にはフェルの気持ちもはっきりし……と読み終わってみれば盛りだくさんだし転機の巻でした。
ともかく「お手洗いは、どこですかぁ——ッ!!」がお腹痛くなるほど笑いました。最高でした。
フェルの出自に気付いているセタンタ王と謎の行動を起こすシレイネ姫、妖精の伝承なども関わり、ここからどうなるんだ……?

離婚することを前提に、身代わりとして『毒龍公クロウ』に嫁いだフェル。けれど「離婚は絶対にしない」とクロウに断言され、フェルにとっては一大事!! そんな彼女にクロウは、「勝ったら離婚してもいい」とある賭けを持ちかけた。こうなりゃ勝って、めでたく離婚! と張り切るフェルだったが、さらなる問題が!! えっ、あと一週間で離婚できないと戦……争!? フェルのニセ新婚生活、第2弾!(裏表紙より)
身代わりとして嫁いだフェル。その身代わりに気付きながら、本当はシレイネ姫ではなく、シレイネ姫の姿をした彼女(つまりフェル)が欲しいと一巻最後の小話で明かしたクロウですが、今回は完全にフェルをロックオンしたクロウに泳がされながら、いかに離婚を取り付けるかという攻防のお話。
だいぶとファンタジーな設定が出てきたなあと思ったら、最後。ああやっぱりあなたがやばい感じの人でしたか……。さんざん「フェルがどうしてシレイネに似ているかわからない」という話もしているし、今後もっといろいろ出てきそうで楽しみです。

病弱な王女の身代わりとして、鬼畜な策略家と噂の敵国の皇子『毒龍公クロウ』に嫁ぐことになったフェルディア。彼女に与えられた使命は、クロウとの“円満”離婚! ……のはずが、いきなり新婚初夜に襲われたあげ句、軟禁されるってどういうこと!? 怒り心頭のフェルは、下町育ちゆえの特技を活かしてクロウを探るが…!? こんな男、絶対離婚してやる! ——フェルのニセ新婚生活、スタート!!(裏表紙より)
もだもだすると噂のシリーズ、ようやく読み始めました。めちゃくちゃ楽しかったです。
ど庶民で守銭奴、いくつものバイトを掛け持ちしてやたらスキルを持っているフェルディアが、王女の身代わりとして嫁ぐけれど、旦那様に当たる皇子はどうも二面性があるようで。いったい本当の彼はどっち? 自分のことをどう思っているの? ともだもだする話なんですが、熱い展開もあってきゅんきゅんしました。
最後に入っている小話の「太陽のように思えたのだ」というところに、クロウの秘められた傷を感じて泣きそうになってしまった。そのシーン、めっちゃくちゃかっこよかったんですよね!!
楽しみに続きを読もう。

「お前こそが本当の花嫁だ」中華の覇王・祥紀とその妹叔雪。支配欲に満ちた兄王は妹の唇を奪い、甘い囁きで心まで虜にする。禁じられた愛だからこそ感じる、底知れぬ愉悦。淫らな関係に溺れ、絶対に離れられないと信じる叔雪に隣国の王太子が現れ求婚を! 優しい彼との交流で初めて知る純愛。しかし策略に長けた兄は妹への独占欲を剥き出しに、逃れられない罠を仕掛けていた!?(裏表紙より)
内容紹介がほぼ本文。
近親相姦、兄妹ものです。幼くして兄に恋情(と呼ぶには少々淫靡)を抱いていた淑雪。成人となる十六歳になったその日、離れて暮らしていた兄と対面してから、狂おしい思いを抱くようになる。そしてついに、兄嫁の名を騙って寝所に忍び込み……。
だいぶと濃厚で、お話もかなり血生臭く、もろとも破滅に落ちていくような兄妹です。雰囲気がどっしりしていて読み応えがありました。