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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~円満離婚に新たな試練!?~ (ビーズログ文庫)
(仮)の旦那様クロウに対し、“嫌われて離婚してこい”から“ベタ惚れさせて離婚しろ”と命令変更を受けた身代わり花嫁のフェル。それってどうやんの——!? と悩みながらもクロウと距離を縮めていく中、突然「来ちゃった☆」と、クロウの長兄ジルフォードがやってきた! しかも彼はフェルに「愚弟が本当に君の正体に気づいてないと思う?」と言い出し……!? ニセ新婚生活、爆弾投下の第6弾!(裏表紙より)

セタンタ王とシレイネ姫とも合意(?)したものの、真相を知らないフェルは「ベタ惚れさせて離婚しろ」との命を受けてクロウに接近中。そこへジルフォードが現れ、クロウが実は身代わりに気付いていることを匂わせてきた。さらに紫龍公の弟まで巻き込んで。
箸休め的なお話かつフェルが「クロウは気付いている」と確信する巻でした。うわーどうなるんだろう! 次でついに身代わり告白か!? もうちょっと波乱がありそうだけどどうなるんだろう。
かっこよくて可愛いジルフォード付きのミゼルカの今後も気になります。お互いに好き合っているのに知らないふりをして割り切っている関係、好きだわあ。
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(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚の裏に隠れた秘密!?~ (ビーズログ文庫)
本物のシレイネにより(仮)花嫁をクビになったフェルは、故郷に強制送還! のはずが、鬼畜な旦那さまクロウの策略により、召使として黒龍城に引き留められていた。そんなある日、クロウが突然、シレイネは別人じゃないかと疑いだした。焦るフェルをよそに、なんとクロウがシレイネを拷問! 慌てて止めに向かうフェルだったが!? 秘密がついにバレ……る? うっかり婚ラブコメ逆襲の第5弾!(裏表紙より)

シレイネ襲来編がおしまい。てっきりフェルにも事情を明かして協力していくのかと思いきや、あくまですべてを知っているのはフェル以外の人たちらしく。はっきりと妖精が関わっていると書かれていて、とってもファンタジーになってきた。
しかしどんなに姿が変わっても自分を見つけてくれる、というシチュエーションはときめくなあ。シレイネはちゃんと居場所ができてよかったねえ……。悪女然とした彼女が実は自分の居場所を探して不安に怯える恋する乙女だとわかって、なんだかほっこりしてしまった。幸せになってほしい。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚の前に身代わり解消!?- (ビーズログ文庫)
シレイネ姫の身代わりとして毒龍公クロウに嫁いだド庶民フェルだが、旅先でうっかりクロウへの恋心を自覚。んなバカな! と自分を戒めるけれど、むしろ想いは育つばかり……。城の帰るまでに彼を嫌いになる、と決めたところで、突然狼の群れに襲われた! クロウ負傷の報せに、思わず飛び出したフェルの前に現れたのは——ウソ、本物のシレイネ様!? ニセ新婚生活、強制終了(?)の第4弾!(裏表紙より)

ついに恋心を自覚したフェル。ティカルの事件後、帰城しようとするフェルたちは襲撃に遭い、フェルはシレイネと再会、入れ替わることに。
ああどうしよう離れ離れになるの!? とはらはらしたんですが、そこはフェル、フェルらしい方法で戻ってきてくれて、よかったあ。
クロウとシレイネの対決はどきどきで、何が隠れているんだろうなあとまだまだ謎。セタンタ王もガウェイン先生と一緒に動き出すのかな。しかしまっすぐなフェルを除いて、みんな腹に一物抱えている状況で「ワルプルギスの夜に」と思っているのは、ちょっと怖いな。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚できずに新婚旅行!?- (ビーズログ文庫)
「新婚旅行に行かないか?」——とある事情で身代わり花嫁中のフェルに、突然鬼畜な策略家の旦那様・クロウが言い出した。彼とは離婚大前提の(仮)結婚なのに冗談じゃない! と抵抗するフェルだったが、どうやら旅先にはクロウの“陰惨な過去”が関与しているらしい。仕方なくラブラブ夫婦を装うフェルにさらに襲いかかったのは……げっ、旦那様と同じ寝台!? フェルのニセ新婚生活第3弾!(裏表紙より)

新婚旅行と称して、呪毒を流していると思われるとある一族を訪問することになったフェルとクロウ。結婚おめでとうと祝福される二人は夫婦のふりをした結果、同じベッドで寝ることに。そして前巻から匂わされていたクロウの過去が明かされ、振り切ったような変人で超有能な兄皇太子が登場。最後にはフェルの気持ちもはっきりし……と読み終わってみれば盛りだくさんだし転機の巻でした。
ともかく「お手洗いは、どこですかぁ——ッ!!」がお腹痛くなるほど笑いました。最高でした。
フェルの出自に気付いているセタンタ王と謎の行動を起こすシレイネ姫、妖精の伝承なども関わり、ここからどうなるんだ……?
(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚できなきゃ大戦争!?- (ビーズログ文庫)
離婚することを前提に、身代わりとして『毒龍公クロウ』に嫁いだフェル。けれど「離婚は絶対にしない」とクロウに断言され、フェルにとっては一大事!! そんな彼女にクロウは、「勝ったら離婚してもいい」とある賭けを持ちかけた。こうなりゃ勝って、めでたく離婚! と張り切るフェルだったが、さらなる問題が!! えっ、あと一週間で離婚できないと戦……争!? フェルのニセ新婚生活、第2弾!(裏表紙より)

身代わりとして嫁いだフェル。その身代わりに気付きながら、本当はシレイネ姫ではなく、シレイネ姫の姿をした彼女(つまりフェル)が欲しいと一巻最後の小話で明かしたクロウですが、今回は完全にフェルをロックオンしたクロウに泳がされながら、いかに離婚を取り付けるかという攻防のお話。
だいぶとファンタジーな設定が出てきたなあと思ったら、最後。ああやっぱりあなたがやばい感じの人でしたか……。さんざん「フェルがどうしてシレイネに似ているかわからない」という話もしているし、今後もっといろいろ出てきそうで楽しみです。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚できたら一攫千金!~ (ビーズログ文庫)
病弱な王女の身代わりとして、鬼畜な策略家と噂の敵国の皇子『毒龍公クロウ』に嫁ぐことになったフェルディア。彼女に与えられた使命は、クロウとの“円満”離婚! ……のはずが、いきなり新婚初夜に襲われたあげ句、軟禁されるってどういうこと!? 怒り心頭のフェルは、下町育ちゆえの特技を活かしてクロウを探るが…!? こんな男、絶対離婚してやる! ——フェルのニセ新婚生活、スタート!!(裏表紙より)

もだもだすると噂のシリーズ、ようやく読み始めました。めちゃくちゃ楽しかったです。
ど庶民で守銭奴、いくつものバイトを掛け持ちしてやたらスキルを持っているフェルディアが、王女の身代わりとして嫁ぐけれど、旦那様に当たる皇子はどうも二面性があるようで。いったい本当の彼はどっち? 自分のことをどう思っているの? ともだもだする話なんですが、熱い展開もあってきゅんきゅんしました。
最後に入っている小話の「太陽のように思えたのだ」というところに、クロウの秘められた傷を感じて泣きそうになってしまった。そのシーン、めっちゃくちゃかっこよかったんですよね!!
楽しみに続きを読もう。
禁断の花嫁―兄王に愛されて (ティアラ文庫)
「お前こそが本当の花嫁だ」中華の覇王・祥紀とその妹叔雪。支配欲に満ちた兄王は妹の唇を奪い、甘い囁きで心まで虜にする。禁じられた愛だからこそ感じる、底知れぬ愉悦。淫らな関係に溺れ、絶対に離れられないと信じる叔雪に隣国の王太子が現れ求婚を! 優しい彼との交流で初めて知る純愛。しかし策略に長けた兄は妹への独占欲を剥き出しに、逃れられない罠を仕掛けていた!?(裏表紙より)

内容紹介がほぼ本文。
近親相姦、兄妹ものです。幼くして兄に恋情(と呼ぶには少々淫靡)を抱いていた淑雪。成人となる十六歳になったその日、離れて暮らしていた兄と対面してから、狂おしい思いを抱くようになる。そしてついに、兄嫁の名を騙って寝所に忍び込み……。
だいぶと濃厚で、お話もかなり血生臭く、もろとも破滅に落ちていくような兄妹です。雰囲気がどっしりしていて読み応えがありました。
紅霞後宮物語 第七幕 (富士見L文庫)
 寛と康、二国との戦いを強いられることになった小玉。寛の鍛え上げられた軍を相手に、勝機をどう捉えるか……。
 そんな小玉のもとに、康の密使がやってくる。密使は親征級の兵力を率いている小玉に、皇帝——つまり文林を倒し、女帝となるよう勧めにきたのだった。
「その者を捕らえよ! わたくしの大義は、大家とわたくしの子らのためにある!」
 自分たち夫婦を侮辱する者は許さない。これが、あたしたち夫婦の形だ——。文林の妻として、小玉は激動の戦場を駆ける!(裏表紙より)

戦場に出た小玉。相手の出方を伺い、戦っていたものの、大事な人を失い、自らも負傷し動けなくなってしまう。一方宮城では、司馬淑妃が姦通罪で牢に繋がれる。これに暗躍したのは、彼女の息子で。
この巻のまとめを読む感じだと、もうだいぶと小玉の物語が終わりの方に来ているのかなあと思いました。ここからどんどんいろんな人が脱落するんじゃないだろうかと思うと、怖い。
プリンセス・レッスンはルビーのお城で (コバルト文庫)
王侯貴族や資産家の令嬢のみが通う全寮制学校「エコール・ドゥ・ブランシュ」。その華やかなパーティの最中に突如、婚約者と名のるアランブール王国の皇太子がソランジュを迎えに来た! しかも皇太子は、かつてルームメイトだった女装男子…ソランジュが密かに想いを寄せていたアレクシスだった! ソランジュは王女として王国に向かうことになるのだが…嘘と秘密のラブロマンス、第2弾!(裏表紙より)

前後編の後編。16歳になったソランジュは、アレクザンドラとの関わりの中で他人との距離の取り方を知り、自分らしく生きることを始められるようになった。新しい友人もでき、パーティを楽しもうとした矢先、婚約者と名乗る王子が迎えに来る。そして明かされたのは、ソランジュの生まれとそれに伴う義務。クリステル公爵家に生まれた娘は、アランブール王国の王を選ぶのだということ!
素晴らしい! めちゃくちゃ少女小説! これでもか!! とロマンティックてんこもりです。堪能しました。
自分という国の王となる、という言葉通りに自分を律しながら考えることを始めたソランジュ。自分は何を、誰を選ぶべきか。それよりも自分の心が本当に望むことは……? と自問自答しながら過去とけじめをつけようとする彼女がかっこいいです。義理の家族の行方を探させたり、公爵に会いに行ったり……。
公爵に会いに行く一連の流れは、わかってはいたんですがやっぱり感動的で、思わず涙が。
問題はまだたくさんあるけれど、仔牛を連れてくるラストは可愛らしくてこれぞ少女小説! と思いました。
p90の一文が好きすぎる。プリンセスもののはずなのに、ここにいるのは等身大の女の子でしかない。
 でもラウール、あなたは知らないでしょう。わたしは学校の食堂のミートボールが好きで、屋根の上でひとりでランチを摂るのが好きで、履き古したローファーを愛する女の子なのよ。
薔薇色プリンセス・レッスン (コバルト文庫)
世界各国の王族や貴族、資産家の女子のみが通う全寮制学校「エコール・ドゥ・ブランシュ」。ソランジュは、華やかな学校にどこか馴染めず、ひっそりと学校生活を送っていた。しかし美しく自由奔放な転入生アレクザンドラがソランジュの同室となったその日から、日々の平穏は破られる。反発し合いながら、惹かれ合う二人…これは友情?それとも…!?しかし驚くべき事実が明らかになり!?(裏表紙より)

前後編の前編。
とある理由から貧しい夫婦に育てられたソランジュ。母親から疎んじられた彼女は日常的に虐待を受け、いつも空腹で汚れていた。心の頼りは、ふらりとやってくる画家の老人。ある日ついに殺されそうになったソランジュだったが、奇跡のような救い手が現れて。
そして8歳になったソランジュは、全寮制学校で14歳になった。自らの本当の素性を知らないまま、助けてくれた彼の言う「薔薇」になるために。
不遇すぎる女の子が本物のプリンセスになるまでのお話で、冒頭の虐待的な日常が辛くて仕方がない。傷付いた彼女が全寮制お嬢様学校で誰とも関わらずに過ごしていたところに、魅力的なクラスメートがやってきて、彼女の日々がゆっくりと色を変えていく。おおー素晴らしい! めちゃくちゃ少女小説! しかもその女の子は実は……という美味しいところもあります。
ソランジュの運命が劇的に変わり始めたところで前編はおしまい。
この話めちゃくちゃ好きなんですが、タイトルと表紙絵をもう少し変えた方がよかったのではないかなあという気がします。ピンクと花でぶりぶりにするよりもシックに整えて、後編でぱあっと明るい色を使ってほしかった。前編と後編、どっちも似たような印象の表紙なんですよね。もったいない……。
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Author:月子
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