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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚しちゃうと絶体絶命!?~ (ビーズログ文庫)
夫クロウの遺髪を見せられても、「あの人は死んでない!」と強がるフェルだが、実際の安否は不明なまま。皇宮ではいつの間にか、クロウが『いなくなった皇子』となり、弟のパールとフェルが結婚したことになっていた——なんて冗談じゃない! 反撃に出るフェルだが、パールもおぞましい計画を立てていて!? 離れてこそ夫婦の絆が試される! 激動のニセ未亡人(?)生活第10弾!
夫の留守を預かるのは、妻の役目です(キリッ)。(裏表紙より)

クロウが死んだ? フェル(シレイネ)が結婚したのはパール? 旦那様の生存を信じて行動するフェル。兄を取り戻したい弟たちや危機的状況を察知した面々と、だいぶと最終決戦に近づいてきた感があります。
皇帝の思いや過去は夫婦スキーとしては結構くるものがありました。すれ違いが極まっていてだいぶとあれですが……。
そしてシレイネ! きてくれると思ってた! ガウェイン先生となんだか面白いコンビになってるので最後まで一緒に戦ってほしい。
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女たちの韓流――韓国ドラマを読み解く (岩波新書)
「冬のソナタ」にはじまる韓流ドラマは、日本社会にすっかり定着した感がある。なぜそれほどまでに惹きつけられるのであろうか? 「初恋」「私の男の女」「レディプレジデント」等二五本のドラマの社会的・歴史的背景にふれながら、女性の生き方に焦点をあてて読み解く。韓国社会の今や、苦難に立ち向かう女性の姿が浮かび上がる一冊。(カバー折り返しより)

家族が韓流ドラマを楽しそうに見ているのを横目で見ることが増えたのですが、作品のヒロイン像が様々ですごく興味を持ったので、それを読み解くヒントがないかと思って手に取った一冊。
なるほどなあ! 韓国社会についてほとんど知識がなかったので、女性の立場や結婚の考え方を強く反映した作品群なんだなということがわかって面白かった。2013年の本なのでいまはまた違う描き方をされているんでしょうが、いつかちゃんとどれか一作全話きちんと見てみたいものです。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚のはずが大波乱!?- (ビーズログ文庫)
亡くなったはずのクロウの弟・パールが生きていた。誰か的確なツッコミを!! な状況にたじろぐフェルだが、皇宮の人々は彼が当たり前に存在するかのように過ごしている。何とか正体を探ろうと試みるも、事態はエルラント帝国がフエルの故国ユナイアの侵攻にまで発展。このままではフェルが人質に……。戦争を止めるには“アレ”をやるしかって、旦那様、本気ですか——!?
正体不明の弟冬樹おで、嫁が人質!? ニセ新婚生活第9弾!(裏表紙より)

死んだはずのパールが生きていた!? しかも皇宮では五人のはずの皇子が「六人」生きていることになっている。どうやら呪毒のせいでパールが生きているように操作されているらしい……。
ホラーみたいな展開もありつつ、最後の最後で凄まじいどんでん返しをかまされてもうどんな顔していいかわからない。うわあああああみんなあああああああ!!!
フェルには頑張って欲しいし、なんならシレイネ姫が助けに来てくれないかと思っている。
日本まじない食図鑑: お守りを食べ、縁起を味わう
地域の祭りで振舞われる縁起物の料理などを「まじない食」と定義し、それをいくつかの地域で食べたものを記録したもの。
紀行文みたいなところがあって、とても柔らかで面白かった。地域を訪ねて、祭りを見て、地元にいる人たちとささやかな交流を持つ。そういう旅行ってすごく憧れるなあ。
縁起を担いだ振る舞い料理って歴史や伝統があって面白いと感じた一冊でした。
紅霞後宮物語 第零幕 三、二人の過誤 (富士見L文庫)
 異動、昇進、出征……小玉の環境は目まぐるしく変化していく。新しい人との出逢い、初恋の人との再会、突然訪れた兄の死——。
 そんな中、小玉と文林の関係は上官と副官として、息の合う良好なものに変化していった。
 しかし、小玉にまたも異動の辞令がくだる。行き先は小玉の実家にも近い僻地。……まごう事なき、左遷。
 それを聞いた文林は怒り狂って酒をあおり、宥める小玉もまた酒をあおった。そして翌朝——記憶のないまま二人は同じ寝台で目を覚まし——?(裏表紙より)

こんなに個性的な文章とテンポだったかなあ。なんかだんだん癖の強い文章になってきている気がするのはこれがカクヨム連載だったからだろうか。
それはともかく。
小玉と文林の関係が現在のものになってしまった過誤。本当に過誤だな!! というやらかし具合とその後の展開。甘さなんてなかった。二人がもうちょっと感情的だったら男女の関係になれただろうに、本当にもう……。
しかし帝姫との出会いといい、小玉の身内の死といい、文林の動きといい、少しずつ運命が動き始めた感があるなあ。
禁断の花嫁―兄妹愛獄 (ティアラ文庫)
血を分けた兄妹ゆえ底知れぬ官能の深みに堕ちる兄王祥紀と妹淑雪。背徳の愛を阻まんと、宮廷に渦巻く数多の陰謀。妃の座を狙う女、政略結婚、兄妹を引き裂こうと狙う臣下たち……。中華の覇王となった兄は「おまえだけを生まれた時から愛していた」と囁いて愛を貫こうと決意し、ついに妹を妻として迎えることを宣言! 禁じられた結婚の行く末とは——!? 究極の近親恋愛浪漫!(裏表紙より)

近親相姦、兄妹もので中華もの。第二巻に当たります。
人道に悖るということで祥紀と淑雪には報いが待っているわけですが、ここまで書き切ってもらえてよかったです。前巻に引き続きかわいそうな人が何名かいるのですが(正妃、次の正妃の座を望んだ異国の女、再びの政略結婚相手となった別国の王など)清々しいほど自分たちしか見えておらず、このずるずると地獄に引きずり込まれるような感じが面白かったです。TL小説でバッドエンド好きだわあ……。
兄妹が狂った遠因として恐らく不貞を働いた実母たる王太后の存在があると思うんですが、二人が最後ああなってどうなってしまったんだろうと思い、少し可哀想な人だったな……と感じました。何も知らないまま、気付かないままで、国が滅ぶところを見たんだろうか。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚祭りは盛大に!?- (ビーズログ文庫)
『これからよろしく、共犯者どの?』フェルが偽の花嫁だと知っても、クロウの態度は変わらない——どころか前より(物理的な)距離が近い気がする! そんな心臓暴れ馬状態のフェルをよそに、春分節の儀式のため、クロウの父が兄弟全員に召集をかけた。ついに皇宮で因縁の母と直接対決! と思いきや、クロウに反逆者の疑いがかけられてしまい!? これは罠? それとも花嫁修業!? ニセ新婚生活第8弾!(裏表紙より)

身代わりがばれて共犯関係になったフェルとクロウ。そんな中皇宮へ呼び出しを受けた。ついに皇帝、そしてクロウを呪うリグレイン妃と対面。帝国の成り立ちに妖精王が関わっていることが明らかになり、最後に現れたのは……。
試練の内容が明らかにまじないめいていて、フェル! ちょっと待て、よく考えろ! と叫んでしまった。そういう謎かけってあわいのものを引き寄せるよねえ。
敵側に回っている人たちの思惑もそろそろ明らかになってくる、かな? パールが現れるとまたしっちゃかめっちゃかになりそうではらはらする。大丈夫かなあ。
明治宮殿のさんざめき (文春文庫)
「みやび」と「モダン」が無理なく同居する明治宮殿。NHKドラマ「坂の上の雲」の宮廷シーンの時代考証を担当した著者が、明治宮殿の十二ヶ月を絢爛豪華な「宮廷絵巻」として軽やかな筆致で再現。ツイッター感覚で和歌を詠む天皇陛下、姉さん女房の皇后、女官、侍従職出仕まで、息遣いを伝えてくれる。 解説・池田理代子(裏表紙より)

明治時代、天皇と皇后とその世話をする者たちの十二ヶ月をまとめた一冊。どういう行事があって、お仕えする者たちはこう動いて、両陛下はこんな風なスケジュールで……というものがわかって、本当に独特な世界で魅力的だなあと思いました。異世界のようだけれどこの国のことなんだよねえ。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 -すべての道は離婚に通ず?- (ビーズログ文庫)
敵国の皇子クロウと“円満離婚"するため、絶賛身代わり花嫁中のフェルディア。仕事に厳しくお金に甘い残念脳勤少女だが、本当は不器用で泣き虫だった!? 養い親ガウェインと彼女の絆を描く過去編のほか、フェルとクロウの離婚バトル【お忍びデート編】など爆笑必至の短編が満載! さらに、山下ナナオ先生渾身の激甘描き下ろし漫画やイラストも盛りだくさんのファン必見スペシャルブック♪(裏表紙より)

7.5巻? でいいのかな。7巻までの出来事や過去の話の短編や中編などの読み物に加えて、キャラクター紹介やショート漫画も入った番外巻です。
こうして読むとクロウはフェルに激甘だなあ……笑 本編は妖精絡みの事件や謎を追う面が大きいので、何事もなくバカップル夫婦として偽装花嫁をやっているフェルの姿が見られて楽しかった。
最後の挿話、ジルフォード兄上が何か妙なのがたいへん気になります。大丈夫かなお兄様……。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~離婚の誓いは教会で!?~ (ビーズログ文庫)
フェルが偽物だということがクロウにバレていた。短い人生でした!! と混乱するフェルに追い打ちをかけるように、クロウの態度が急変。今まで自分を信じてくれた彼に、これ以上嘘をつきたくないフェルは“偽嫁”白状を決意する。ところがいざ告白、というときにクロウから「神誓を解除したい」と言われてしまい——!? それって、仮嫁とはマジ離婚ってこ……と?
旦那さまからの離婚宣告!? 想いが大迷走の第7弾!(裏表紙より)

クロウがすでにシレイネの偽物としてフェルが来たことを知っていた、というところからの続き。妖精に対抗するための手段を探すため、そして亡くなったパールの痕跡を調べるため、中央教会を訪れたクロウたち。実はその教会にも呪毒の影響が……。
謎を解くための手がかりがいっぱいな第7巻。フェルを狙う人物も接触を図ってきたし、敵陣からのお誘いもきたので、お話は半ばまで来た感じかな?
カイズ猊下が真面目に見えて実はノリのいい人物なんだろうと思ったのでこの先も登場してほしいなあ。ステンドグラスをぶち破ってみたかったと思うなんて、結構悪ガキの面があるよね笑
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Author:月子
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