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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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「すまなかった……」文林のそのひと言がきっかけで、二人の関係が少しずつ変化する。さらに文林と添い遂げることを決めた小玉は、いつの間にか後宮のしきたりも受け入れている自分に気がつく。
 仙娥の娘の世話も任され、小玉は赤子に翻弄される日々を送ることに。そこに新たな乳母とその子どもも加わって、にわかに後宮は賑やかになる。そんな中で小玉が見つけたのは、後宮で築いた自分の「家族」の形だった。
 後宮に新たな風が吹く。それは次世代の産声。小玉たちの時代の終わりが、近づいている証——。(裏表紙より)

久しぶりに冒頭から笑っちゃった。ぶん殴ろうとして励ますみたいに肩を叩くって。それに気付いてお互いに困惑するんじゃないよ! ばくしょう。
戦いや宮中の陰謀などは今回だいぶと薄め。笑いどころもあったり下の話もあったりして笑ったんですが、ただ各々がそれぞれの場所で自分の望みのために動き出しているので、次が最後なんだとひしひしと感じました。
悲しかったのが王太妃との別れ。小玉と彼女のエピソードもこの物語のすごく重要な部分だったと思うので、ああ、歴史が終わるんだな……とすごく強く感じました。
この巻を読んでいて、この話は中華風後宮と国の内外に蠢く闇を描きながら実際は母と子の物語になるんだなあと思ったんですよね。これまで小玉がそうはなれなかった、でもこの巻で「子どものために」動くようになったことで「母たちと子どもたちの物語」として終わろうとしている。
でも世界は続いていくし、失われる命があれば生まれる命もある。そういう連鎖の一幕なんだろうな。小玉の物語の終わりを最後まで見届けたい。
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幽閉された王女の身代わりで厳格な騎士団長アルフレッドと結婚したリリア。威圧的で怖い男性だと思いきや、女性への気遣いが出来る紳士的な人だった。結婚初夜、熱いキスや愛撫で優しく導き、かつてないほどの快感を与えてくれて。幸せすぎる生活が続いていたのに、正体がバレて大ピンチ! 不安になっていたけれど
「俺の側にずっといてくれ」彼の言葉で逆転ハッピーエンドに!?(裏表紙より)

伯爵令嬢ながら貧しい暮らしをしているリリアは、せめて何ができるのかを考え、人助けがしたいと、国家転覆を図った王女の元へ差し入れをする日々を送っている。だが美しく派手好きで身勝手な王女ライラーヌは、愛する人と添い遂げると決めてリリアに身代わりを持ちかけた。「リリア」ではない、新しい人生を求めて身代わりを承諾したが……という身代わり結婚ものながら、冒頭から自分勝手なライラーヌに不思議な魅力があって、最後まで身勝手ながらもとても可愛らしかった。いかにも甘やかされたんだろうなあ、っていうわがまま娘なんだけれど、愛する夫に真実を打ち明けられないリリアに「自分が彼に言おうか」と言ってくれたり、自分以上に頼りない夫とちゃんと結婚するあたり、憎めないなあ。
リリアとアルフレッドの新婚生活は微笑ましかったな。ちゃんと走ったんかい! って笑っちゃった。真面目な似たもの同士の夫婦だなあ。一カ所、リリーじゃなく本名のリリアで呼んでいるシーンがあったのは多分修正し損なったやつですね?
ヴァプトン伯爵夫妻が両親としてはちょっと……な感じだったので、幸せになってくれそうで何よりでした。
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誰が、なんのために、どうやって造ったのか?
ストーンヘンジ、エイヴベリーをはじめ、ブリテン島・アイルランド各地のストーンサークル、ドルメンなど50カ所以上の巨石遺跡をめぐり歩き、謎と威厳を湛える石たちを撮影。遺跡にまつわるケルトの伝説、民間伝承、古代の天文学などの説も紹介しつつ古代人たちの営みを垣間見る美しい写文集。(帯より)

写真集と紀行文。大きめのソフトカバー本なので写真は大きく、一冊丸ごとフルカラー。晴れた日の巨石、夕暮れ、霧の中など、眺めていると異国の風景を想像できて楽しい。だだっぴろい場所にある巨石群も好きですが、これを読んでいて気になったのは岩山の谷間にあるストーンサークル。神秘の場所、祭壇って感じがしてどきどきしました。
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アイルランドがどんな歴史を辿ってきたかという入門書。
想像していたよりかなり複雑で、土地の文化を守ろうしている人々がいることを知りました。読んでいて特に古代の話を知りたいと思ったかな。
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 小玉の片腕だった復卿が戦死し、それぞれがその存在の大きさを感じていた。そんな中、文林が「俺のせいだ」と言った波紋は広がり、小玉の胸に泥のような澱を残す。
 しかし都に戻った小玉には、つかの間の平和な時間が訪れていた。家族の時間を大切にし、文林とけんかをしながら書類仕事に明け暮れ、ある運命の出会いを果たす。しかしそれは、嵐の前の静けさに過ぎなかった……。
 かつて明慧が「いずれ小玉を窮地に陥れるだろう」と予想した文林が片腕となり、小玉はさらなる高みへと上っていく——。(裏表紙より)

カクヨム連載で、本編の前日譚だからか人物の掘り下げが多くて話はほとんど進まず。戦後処理と、思いがけない上官の死、その結果関将軍が誕生するという零幕の第五巻。
中華風の国の内政、軍にまつわるしがらみや一般人の生活などを読むのはとても面白くはあるんだけれど、話が進まないのは残念。必要な話ではあると思うんだけど、本編の印象が強いので将軍から皇后に上り詰めて第一巻、を早く読みたいのだ。
ところで表紙のイケメン、右側の人は誰だ!? と思ったんですが明慧なんですね!? うわーかっこいい! 素敵なお姉さん! これは惚れちゃうなあ。
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クリストファー王子の名ばかりの婚約者として過ごしてきた本好きの侯爵令嬢エリアーナ。彼女はある日、最近王子との仲が噂されている令嬢と王子が楽しげにしているところを目撃してしまった! ついに王子に愛する女性が現れたのだと知ったエリアーナは、王子との婚約が解消されると思っていたけれど……。事態は思わぬ方向へと突き進み!?本好き令嬢の勘違いラブファンタジーが、WEB掲載作品を大幅加筆修正&書き下ろし中編を収録して書籍化!!(Amazonより)

本好きの一族に生まれたエリアーナは、出世欲のない家族や社交よりも本を読むことを選ぶ性質のために周囲から見下げられているにも関わらず何故か王子の婚約者に選ばれている。婚約を受けたのは、王子がエリアーナに好きなだけ本を読んでいいと交換条件を持ち出したからだ。その本当の理由を、婚約にまつわるわずらわしいことから逃れるためだと考えていたが、エリアーナの目に、そのときがやってきたと感じさせる光景が……。
表題作の「虫かぶり姫」が短いからこそ凝っている感じがして面白かったです。
本好きなので常に何か読んでいる、行動するときは本のため。人よりも本に向き合っている時間が長いせいで、人に対する興味が薄く、宮廷内の争いにも興味がない。淡々としながらも本で蓄えた知識を口にすると、それが様々な人の役に立っていて、実は信奉者が多く……という要素がめちゃくちゃ楽しい。私関係ないですって顔でめちゃくちゃ重要人物っていう設定、やっぱり好きなんだなあ。
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王命により冷徹と噂の騎士団長のリカルドと政略結婚することになった令嬢のリアナ。リアナは愛のない結婚だとわりきり、跡継ぎを産むことだけが目的の初夜を迎える。やがてリアナは懐妊するも、リカルドに愛されていないと思い、彼の前から姿を消すことに。ところがしばらくぶりに再会したリカルドはそれまでの冷たい態度が一変! 「俺にはお前しかいない」――会えない時間を埋めるように赤ちゃんを溺愛し、母となったリアナを庇護欲たっぷりに甘やかしてくる彼に、リアナも気持ちを抑えられなくなり…!?(Amazonより)

内容紹介がほぼ本文、かつ誇張しすぎ感あり。
物語の始まりは妊娠中から。気持ちのすれ違いを感じて領地での出産を願い出るも、やっと夫がやってきたと思ったら仲を疑っている王女を連れており……というこれを解決するだけのストーリーなので普通の文庫の半分くらいの分量かな?
すれ違いを解消して出産するけれど、それ以上のいちゃいちゃはなし。夫であるリカルドの視点があるのでだいぶ口下手なのはわかるのですが、もっとちゃんと愛情表現してくれた方が楽しかったのになーと思いました。
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タイトル通りパワーストーンをまとめた本。チャクラの話にもちょっと触れています。
横文字名に和名を添えてくれているの、資料としてめちゃくちゃ助かる……。
石って本当に綺麗だよなあ。見ているだけで心が洗われる……。
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茶葉92種類の味わい、香りと、もっともふさわしい淹れ方を紹介します
おいしい紅茶の茶葉92種類の
味わい、香りと、もっともふさわしい淹れ方を、
紅茶のたのしみを伝えることに尽力し続けている
リーフル代表、山田栄さんがご紹介します。(Amazonより)

美味しい紅茶の産地と銘柄をまとめた本。
お茶の色をカラーで見られるのがとてもいい。色味大事。やっぱりここまで違いが出るかーと思いました。
あと個人的に嬉しかったのが国内外の紅茶メーカーをまとめてあるところ。手に入る範囲で、でもだいたい同じ銘柄の紅茶を選んでしまっているので今後これを見つけたら飲んでみようかなと思えたものが見つけられたのはとても嬉しい。
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ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた……。
自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、〈走狗(ミニオン)〉候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年――そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?
現在最も注目を集める俊英が新境地に挑んだ、魔術と剣と謎解きの巨編登場!(カバー折り返しより)

中世ヨーロッパ、魔術が息づく世界で、とある島で起こった殺人事件とその顛末。
ファンタジーとミステリーの融合、すごくいいですね! 思っていたより堅実な世界設定だったので便利な魔術の存在がどうトリックに繋がるのかどきどきしていたんですが、最後の最後に積み上げたものの形を見たとき、ああこの設定じゃなきゃ書かれなかった作品だな、と思いました。
アミーナとニコラの交流がとても微笑ましい。最後に独り立ちすることになったニコラは、まさしくこれから続く物語の「主人公」という感じ。アミーナも冷静で賢い娘で、この時代においては名もなき女でしかない彼女が語り手であるのは大きな意味があったと思います。つまりものすごく好みでした。
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Author:月子
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