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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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あるかしら書店
「あるかしら書店」は「本にまつわる本」の専門店。本を探しにくるとたいてい「ありますよ!」と言って奥から出してくれます。今日も本にまつわる本を探しにお客さんがやってきて……。

大人も読める絵本という感じ。ヨシタケシンスケさんの本って、ありえないものでもあるかもしれないという感じで描かれるのがすごく楽しくて、想像を絵に描き起こすことのできるすごさを感じます。
「大ヒットしてほしかった本」の章がすごく好きです。確か雑誌でちょっと見た覚えがある。本にまつわる人はみんな「大ヒットしてほしいなあ」と思っているという夢や期待や悲哀、わかるなあ……。
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(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~未来へ続く協奏曲~ (ビーズログ文庫)
“仮花嫁”の人気キャラクターたちのその後を描いたスペシャル短編集! フェルとクロウの記念すべき出会い……あの殺伐初夜をやり直し!? だけど勘違いフェルがとんでもない騒動を巻き起こす!! さらに、クロウの兄ジルフォード帝【崩御】の裏に隠された真相が明らかに!? 貧乏ド庶民はやがて皇妃となり、夫婦の絆は永遠に続く——涙と笑いのファン必読の1冊です♪
応援多謝!長らくのご愛顧に応えてアンコール登場!(裏表紙より)

フェルとクロウの初夜話「すべては恋のから騒ぎ」
ユアンとパールの約束の話「南の洋に陽は沈み」
クロウがとある庭師との過去を述懐する「花の庭」
ジルフォードとミゼルカの恋の行方を描く「春の祈り」
未来へ進むフェルたちの小さなお話「冬の証」
以上その後の話ばかりを集めた短編集。
もう初夜の話がおかしくておかしくて。巻き込まれた人たちはたまったものじゃないなあと思いながらめっちゃ笑いました。セタンタ陛下が意外と可愛い笑 ジルフォードと一緒になるとこの人もギャグキャラになるなあ。
クロウがでれでれの子煩悩になったのが楽しかったですし、ジルフォードとミゼルカもなんかすごくきつい展開がありつつもちゃんと一緒になれてよかった。
最後まで楽しかった! ありがとうございました!
(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~結婚できたら大団円! ~ (ビーズログ文庫)
無事クロウと離婚したフェルは、孤児院に戻っていた。変わったことといえば、商路建設に関わる職に就き、お給金が(だいぶ)上がったこと。彼とはド庶民と皇子様。二度と会うこともない……と思ってたのに、出張先の異国でまさかの再会——!?「残念。逃げる獲物は追いかけて押さえ込むのが趣味なんだ」鬼畜皇子が我慢の限界!? 離婚ラブコメ、涙と笑いの最終巻!
ド庶民と皇子様が、ついに結婚——!! 注・今度は(仮)じゃありません。(裏表紙より)

本編最終巻! 結婚おめでとう!
第1巻のどたばたラブコメ的展開に戻ってきた最終巻、とても楽しかったです。フェルがフェルとして毎日を生きていて、そこへクロウが迎えに来るっていう展開が胸熱すぎて震えました。本当に「国をどうした」ってシーンなんですけど、ハッピーすぎる展開にもうどうでもよくなりました。これは伝説になるわ。
最後の最後でジルフォードがどうした!? っていう一文があるのですがそれは最後の短編集で明らかになるのかな。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~最終決戦はついに離婚!?~ (ビーズログ文庫)
頭髪は寂しくなったけれど、無事に夫クロウと再会できたフェル。束の間の甘〜い休息に心は休まるやら乱れるやら。そんななか、ようやく妖精王とクロウの弟パールの魂を引き離す方法が見つかった! 妖精王の悲願が叶う【ワルプルギスの夜】までに救い出そうとするが、それはフェルの身を危険に曝す賭けで…!? 離婚の期限を前に(仮)夫婦、天下分け目の大一番!!
ファイナルバトルでまさかの離婚成立!? 第11弾!(裏表紙より)

結構緊迫した状況下での最終決戦。意外とすんなり終わったのでおお……? と思いつつも、最後の最後でリグレイン妃がかっさらっていったなあという印象でした。冒頭から怒涛のように明かされる裏事情に、すごい込み入ってるな!? と思いつつ読む。
パールが解放されたところはぐっときました。いびつだった兄弟たちがひとつにまとまったのはほっとします。ウーベル帝は哀れな人でしたが、幸せな父と子の光景を思い描いたのかもしれないと思うと、最後にちょっと憎みきれず……。
次の巻ではファンタジー感が薄れてラブコメ的にフェルとクロウの結末が書かれてあるのかな? 読むぞー!
紅霞後宮物語 第九幕 (富士見L文庫)
 司馬氏の追放、思わぬ形で告げられた鳳の死——。また、小玉を支えていた梅花までいなくなったことで後宮の規律は乱れ、皇后の負担は増していた。そんな小玉を支えたのは、彼女に親愛を示す紅燕と真桂だった。
 しかし、実子でない鴻が立太子すると、小玉に反旗を翻す妃嬪が出現。さらに鳳に関するある噂が後宮にまで届き——?
「この後宮で、初めて友を得ました」
 後宮は小玉の敵となるのか、味方となるのか。文林から離れない決意をした小玉が新たな絆を紡ぐ新章開幕!(裏表紙より)

新章開幕。登場人物紹介がすごい文字がみっちりで、長いシリーズになってきたなあと思いました。
宸という国の出来事とみるとものすごい壮大なんだけれど、小玉をはじめとした登場人物の視点と語りがあくまで一個人の、苦難と幸福に浴びせかけられるただの人々の物語になっているので、不思議な読み心地だなあとしみじみしました。小玉は皇后なんだけれど本当に、普通の人なんだよなあ……。
女性陣の成長や、いいのか悪いのかまだ判断できないけれど確実に時間が経って老いてきている感のある(そんな歳でもないはずなんだけれど)文林なんかがすごく不穏なんですが、どんな結末に至るのか楽しみです。
第三王子は発光ブツにつき、直視注意! (一迅社文庫アイリス)
人のオーラが見える貧乏伯爵令嬢のリナ。彼女はある日、第三王子ジルベルトの婚約者を決める夜会に強制的に参加させられることに。場違いだし、王子をちらっと見たらさっさと帰ろうと決意した矢先……。なんですか、あれ! オーラが眩しすぎて目がつぶれる!? 絶対に関わりたくないっ——と思った翌日、どうして挨拶すらしていない私が王子の婚約者候補になってるんですか!?
オーラが見える貧乏伯爵令嬢と(オーラが)眩しすぎる王子の王宮ラブコメディが短編つきで書籍化!(裏表紙より)

貧乏伯爵家の出身で、ちょっとマイペースな気質を持ち、オーラが見えるがゆえに素直な令嬢のリナ。オーラが眩しすぎる王子様を直視できずにいたところ、その態度が気にかかったジルベルトの妃候補の一人に加えられてしまう。周囲は身分も立場も教養も素晴らしいご令嬢方ばかり。しかし純朴な性格のリナは彼女たちに気に入られることになり、さらにはジルベルトも接近して……。
目が潰れるー! 眩しいー! っていうラブコメかと思ったんですが、意外と政治要素も絡み、王位継承問題の決着をみることに。トリアンナ妃がとても頭のいいすごーくいい人で、リナと会えてよかったねという気持ちです。実の息子たちに警戒されているトリアンナに対してまったく物怖じしないリナが微笑ましい。
ヒロインのたらしぶりが楽しかったです。
かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。 (富士見L文庫)
 あやかしの棲まう“隠世”にある老舗宿「天神屋」。
 亡き祖父譲りの「あやかしを見る力」を持つ女子大生・葵は、得意の料理で野良あやかしを餌付けていた最中、突然「天神屋」の大旦那である鬼神に攫われてしまう。
 大旦那曰く、祖父が残した借金のかたとして、葵は大旦那に嫁入りしなくてはならないのだという。嫌がる葵は起死回生の策として、「天神屋」で働いて借金を返済すると宣言してしまうのだが……。
 その手にあるのは、料理の腕と負けん気だけ。あやかしお宿を舞台にした、葵の細腕繁盛記!(裏表紙より)

アニメを先に見ていたので、読んでいると勝手に音声が付いてしまう笑
「かくりよの宿飯」シリーズ第1巻。タイトルがこうですが、嫁入りはしていません。嫁になれと冒頭で言われるものの、大旦那様は特に葵をめとるために何か働きかけるわけでもなく、読めない人だなあという感覚がすごく強い。まあ幼少期の葵を助けたのは彼なんだろうけれど……。
アニメでの葵の口調があまり馴染みのないものだったので不思議だったんですが、あれって原作に忠実だったんですね。口語的でない台詞がちょっと引っかかったものの、最初はぼんやりしていた葵が、天神屋で自分にできることを見つけて少しずつ顔を上げるように生き生きとし始めるのが素敵でした。
国境のない生き方: 私をつくった本と旅 (小学館新書)
14歳で欧州一人旅、17歳でイタリア留学。住んだところは、イタリア、シリア、ポルトガル、アメリカ。旅した国は数知れず。ビンボーも挫折も経験し、山も谷も乗り越えて、地球のあちこちで生きてきた漫画家をつくったのは、たくさんの本と、旅と、出会いだった! 古今東西の名著から知られざる傑作小説に漫画まで、著者が人生を共に歩んできた本を縦糸に、半生を横糸に綴る地球サイズの生き方指南!(カバー折り返しより)

人生の山と谷にはいつも傍らに本があった……という「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリさんの半生を書いたもの。ものすごい経歴というか、グローバルだなあ! 孤独に磨かれた感性という言葉が浮かぶんですが、音楽家のお母様の存在と子どもの頃の寂しさ、外国に渡ってから自分を助けられるのは自分だけと思って暮らしてきた強さ、他の芸術家の卵たちとの触れ合いで得た孤独と気高さという、すごく芸術家の人生を送っているという感じがする。いやそれにしてもすごい。たくましい。図太いんじゃなくて、すごく考えて生きてるって感じがしました。面白かった。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…2 (一迅社文庫アイリス)
前世でプレイした、乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生した私。未来はバッドエンドのみ——って、そんなのあんまりじゃない!? 破滅フラグを折りまくり、ついに迎えた魔法学園入学。そこで出会ったヒロイン、マリアちゃんの魅力にメロメロになった私は、予想外の展開に巻き込まれることになって——!?
破滅エンドを回避しようとしたら、攻略キャラたちとの恋愛フラグが立ちまくりました? 悪役令嬢の破滅回避ラブコメディ第2弾!!(裏表紙より)

第1巻が序章だったことがわかる第2巻。乙女ゲームの本編開始です。
カタリナのひとたらしが余すところなく発揮されて、主人公と攻略キャラのイベントを奪う始末。カタリナの気付かなさっぷりがすごいですが、彼女の性質は悪役令嬢なんかではなく前世の頃から「主人公」であることに本人だけが気付いていないのか!笑 あっちゃんとの出会いとか完全に主人公だろ!
無事にゲーム本編を終了させたようで何よりでした。みんな仲良しがやっぱりいいよね。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1 (一迅社文庫アイリス)
頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したら、公爵令嬢に生まれ変わっていた私。え、待って! ここって前世でプレイした乙女ゲームの世界じゃない? しかも、私、ヒロインの邪魔をする悪役令嬢カタリナなんですけど!? 結末は国外追放か死亡の二択のみ!? 破滅エンドを回避しようと、まずは王子様との円満婚約解消をめざすことにしたけれど……。
悪役令嬢、美形だらけの逆ハーレムルートに突入する!? 恋愛フラグ立てまくりの破滅回避ラブコメディ★(裏表紙より)

乙女ゲームに登場する悪役顏のご令嬢カタリナ・クラエス、その8歳のときに前世を思い出した私。このまま何も対策を打たないままだと、ゲームの通りに死亡か国外追放ルートに突入してしまうと気付いたカタリナは、考えつく限りの手を打って、剣術の稽古と畑仕事をすることに。
突飛な発想力と行動力によって、公爵令嬢らしからぬ言動を繰り返すことになったカタリナは、ゲームの登場人物(主に攻略キャラ)に逆に好かれて、逆ハーレム状態に。このたらしっぷりが楽しい作品でした。あまりの気付かなさっぷりに、早く気付けー!笑 と思いますね。
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Author:月子
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