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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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世界経済が死滅した2045年。貨幣も仮想通貨も価値を失い、AIがより高度に発展する世界は、持続可能戦争「サスティナブル・ウォー」へと突入。全世界に内戦、レイドが勃発する中、草薙素子率いる元公安9課は傭兵部隊「ゴースト」として作戦を遂行していた。一方、素子たちから離れ民間警備会社に再就職したトグサは、かつての上司である荒巻から連絡を受け「ゴースト」を呼び戻すことになる。その頃、素子たちは「ポスト ・ヒューマン」と呼ばれる特異存在と遭遇していた。

見ながら、ああ新しい世代への攻殻機動隊なんだなと思った。そしてこれ、新シーズンへのプロローグ的な話でもあるんですね。
デジタル世界の底知れなさをAIやポスト・ヒューマンとして描いているので物語の根っこは変わらない感じがするんですが、イマドキすぎる画面がこう、私が好きな攻殻らしさを消してしまっているような気がするんですよね。だいぶ好みの問題なんですけど。しかしタチコマは可愛い。
ラスト、総理の行動や発言におおっと思いました。なるほどこの方向でいくのね。
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音に反応する怪物に支配され、人はこれまでもすべてを失い、音の立てない生活を強いられるようになった。アボット一家は、長女リーガンに聴覚障がいがあったために手話によるコミュニケーションが可能で、父親のリーのリーダーシップもあり、たくましく生き延びていた。しかし幼い末子が不慮の事故で亡くなり、目の前で弟を亡くしたリーガンの補聴器は不調、母親のイヴリンは出産間近で、長男のマーカスは自分は愛されていないと疎外感を覚えている状況で家族の絆は軋んでいた。そこに運悪く怪物の襲撃を受けることになり……。

うっかり先に続編を見てしまったので、遡って最初の作品を見ました。
常に脅威に晒され、なんとか家族と一緒に過ごしていて手話という手段を使えても、気持ちを伝えることが難しい状況。親も子もそれぞれ苦しみを抱えているなかで、とうとう一家に死の危険が迫るという家族ものの要素がある作品。
ホラー作品でこうやって子どもの成長を描くって面白いなあと思って見てました。しかも続編ではさらにリーガンが強くたくましくなるという。未来への希望をえがくラストがよかったです。
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凄腕のプログラミング能力を持ちながらおどおどしていてコミュニケーション能力が低いガク。顔がよく、人の懐に入り込むのが上手く、ハッタリも嘘も辞さないハル。就職活動を機に再会した二人は1兆ドルを稼ぐことを目指し、起業する。やがて世界長者番付トップ10に名を連ねた二人だが、彼らはいかにしてこの成り上がりのゲームを制したのか?

アニメが面白かったので、実写ドラマの方も見ようと思って見始めたもの。アニメよりだいぶ話が先に進んでいるんですね。
最強友情パワーで、時に意見を違え、同じものを目指す異なる道を歩みながら、トリリオンゲームを制しようとするハルとガク。桐姫の言うように、人の心を踏みにじる勢いで嘘やハッタリを使うハルと人の気持ちに寄り添いたいガクが決別するようなことになるんじゃないかとどきどきしていたんですが、これは信じていいんですよね? 最後までなんだかんだ言いながらそれとなく協力し合っていくってことですよね?
ドラマ版で、そうそうこれが見たかったんだよと思ったのが、桐姫との共闘。彼女は最後まで時々協力し合うけれど良きライバルであり続けるんだろうなあ。こういう最大の敵にして最高のライバルは大好き。
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家を捨て、外の世界に助けを求めたイヴリンたち一家。生まれたばかりの末子を守るため、安全な場所を求めた先で、亡くなった夫の友人エメットと再会する。しかし怪物たちに子どもを殺され、妻も病気で失った彼にはこれ以上何かをする気力はない。だがイヴリンの娘のリーガンは、ラジオから曲が流れていることから、生存者の可能性と放送局を利用する可能性を訴え、みんなが生き残るために単独で飛び出す。エメットはそれを追うが、残されたイヴリンたちにも危険が迫り……。

ニューヨークから船を出すときに我も我もとなって怪物に襲われて、と聞いたときに、すぐに「蜘蛛の糸」を思い浮かべましたよね……本当に地獄のような光景だったろうな……。
これ、実は続編なんですが、見始めたはいいものの、こういう「声を出したら襲われる」系のホラーを結構見ているようで「1って見たっけ?」と思いながらも思い出せず。後に見ていないことが判明しました。
過酷な環境で、楽園のような場所も怪物に襲われて、未来などないと思わせながら、子どもたちが力強く戦って勝利するラストが見事でした。
「陰陽師」(Netflix)
人ならざるものが跋扈し、人の欲と陰謀が渦巻くこの時代。源博雅は怪異に遭遇した友人のため、あやかしを討とうと、陰陽師に助力を求める。だが稀代の陰陽師・安倍晴明は俗世にも人にも執着しない変わり者。しかしこの出会いは、二人の運命と京の行末にもかかわることになる。

原作未読ですが、過去の映画を見たりなんだりした覚えがあります。
男性二人のバディもので、やっぱりクソデカ感情が絡む。出会いによって新しい世界に引きずり出され、まったく別の人間の魂に心を惹かれて、いつしか守りたいと思うようになるという関係、好きすぎる。また思われている一方はちょっと鈍感気味なのがよいですね……そんなの当たり前だろってことなんでしょうけど、当たり前じゃないんだよなあ。
過去の映画公開時はあまりよくわかっていない部分が多かったけれど、いろいろな創作物に触れて、こうしてアニメを見るとわかるようになった部分が多いな。ちょっと以前のものも見てみようか。
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妹ばかりが優遇され、家族の愛を知らずに育ったミストルティン王国伯爵令嬢のユフィリア。誰にも頼らず生きていこうと心に決め、独学で錬金術を学びながら、いつしか期待することに疲れてしまっていた。
そんなある夜。隣国ゼイングロウからの賓客、十二支族の獣人を統べる皇帝ヨルハの番探しが開催されていた。そんなこととも知らず一人部屋で休んでいたユフィリアは、傷を負った小さな梟の手当てをする。すると翌日から、梟の獣人——皇帝ヨルハから、猛烈な求婚を受けるようになって……!?
虐げられ令嬢は、獣の王の最愛となる——!
最強の嫁入りシンデレラストーリー、開幕!!(裏表紙より)

両親や兄やわがまま放題の妹にかかりきり、なんなら妹の不始末の原因を押し付けたり、後処理を命じたりされ、家族らしい愛情をかけてもらえなかったユフィリア。美しく生まれついたことで公爵家の三男と幼くして婚約したが飽きっぽい性格のせいで浮気三昧。そんなユフィリアを獣人の国の王が番認定する、というシンデレラストーリー。
同じシーンで視点人物の語りが入り交じったり、コメディシーンなのはわかるけれどこの世界観でその言い回しはないと思える部分が多かったり、その身分でそんな喋り方はしないと思えるところが出てきたり、ノリと勢いで読む作品だなあと思いました。
最終的に妹や婚約者はだいぶ惨たらしい最後を迎えるのですが、それに至るまでにもうちょっと家族は考えを改める機会はなかったのかなあと。ユフィリアの評判が高い、しかも王族にも目をつけられているなら、それを貴族である親が知らなかったり取る足らないものとして扱ったりするのかな。
ヨルハとの溺愛パートは獣人(梟だけど)らしい甲斐甲斐しさでとても楽しかった。残酷なところも含めて異種属恋愛はいいですね。
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強い絆で結ばれていた東京卍會。それが凶悪な犯罪者集団となったのは、辛く苦しい事件が原因だった――東京卍會を守る。そのためにいずれ暴走してしまうマイキーを守らなければならないと再びタイムリープした武道は、とうとう血のハロウィンを迎え……。

続編二部作の後編。仲間が好きで、思い合っていて、守りたくて、でも自分を曲げられない不良たちがめんどくさいんだけれど熱い。不良をいかに格好よく描くかという作品なんだなあ。マイキーが抱える寂しさや、各々の持つ闇の部分が人間臭くていい。
しかしぎりぎりのところで回避するよなあと思う。武道の不器用さを感じるんだけれど、そこがいいというか。過去に飛ぶ、未来を変える、何度だって、という思いは傷だらけになる覚悟でもって果たされるものなのかもしれない。
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「めんどくさい」が口癖の凪誠士郎はある日御影玲王と出会い、誘われるがままにサッカーを始めた。圧倒的な才能で駆け上がる二人に、ある日ブルーロックプロジェクトの招待状が届く。全国から集められたストライカー、才能の原石たちと出会う凪たちだったが、プロジェクトが進行するにつれ、凪の目は相棒の玲王ではなく、ある人物に向けられるようになっていき……。

アニメ本編視聴済み。話が進むにつれて超人的な才能を発揮していくのが面白くなってきていたので、劇場版も見てみました。なんか激重感情ものばっかり見ている気がするなと思いながら……。
話としては本編の裏側、凪がどういう人間で、何を考えていてという本編前や本編中を描写していくもの。見ていて凪じゃなくて玲王の気持ちが気になってしまってはらはらしてしまった。ずっと一緒だという気持ちの幼さだったり、凪と自分は違う人間で、そこには明確な差があってずっと一緒にはいられない現実があったり。凪の隣に立つのは自分だというそれもまたエゴという話なのかもしれない。
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うだつの上がらないフリーターだったタケミチはタイムリープすることで未来を変え、彼女のヒナタを救った……はずだった。東京卍會によってヒナタが殺されたことで、タケミチは再び過去に戻ることを決意。すべての原因である東京卍會の悲劇を回避するために奔走する。

続編二部作の前編。東京卍會の主要メンバーの分裂が原因だと知り、武道はマイキーたちの絆が途切れることのないように傷等だけになる。怖がりながらも踏ん張る武道がとてつもなく主人公。マイキーの危うい魅力と、それに惹きつけられてしまった仲間たちが、なんというか、激重感情で……こういう結束は眩しくて嬉しくて、苦しくて痛いんだよなあ……。
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何故私はここにいるのだろう? 気が付くと見知らぬバーにいる二人。二人を迎えたバーテンダーはデキムと名乗り、これから命を賭けたゲームをするように告げる。実はこのバーを訪れるのは互いに関わりのある、すでに死んだ二人なのだ。そうして明らかになる死の真相。果たしてこのバーは何のためにあるのか?

ダーツ、ボウリング、アケゲーなど、何らかのゲームで二人を対戦させて、その死を裁定するという、人間の複雑さと、人ならざるものたちの変化を描くちょっとミステリー要素がある作品。
主要登場人物以外に出てくるのはゲームをする二人なんですが、心残りや裏切り、入り組んだ人間関係を描いているものが面白くないはずがない。話が進むにつれてトーテムに所属する面々のことがわかる話も入ってきて、面白く見ました。贅沢を言うならもうちょっと人間同士の話が見たかったなあ。
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Author:月子
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