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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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「LIONHEART/ライオンハート」
ナイジェリアにある、観光を営むライオンハート社。社長である父が体調不良で倒れ、代理の社長を立てることになった。娘のアダエゼは、叔父の力を借りながら、男性優位の社会との摩擦に苦悩しながらも奔走する。

ナイジェリア映画。あまり見慣れない風景に服装、けれど覚えがある、男性優位の社会。でもそんな場所で人を助け、支えるのは情であったり、家族だったりするんですね。しかし社長令嬢でも成り上がるには難しい世界なんだなあ……。けれど作中で様々な困難に遭ったアダエセは、きっとこれからもなにくそという感じで頑張っていけるのではないかな。
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校外ヒーロー活動として離島にやってきた雄英高校1年A組の面々。この小さな島で起こる大小の事件や困りごとの解決を手伝っていた出久たちだが、ヒーローを嫌う姉と憧れる弟という不思議な姉弟と出会う。だがこの島にはある目的を持った敵<ヴィラン>たちが近付いていて……。

見始めたときは「ああ、みんなまだ明るい顔をしている……」「市民がヒーローを当たり前のように頼りにしている……」と涙が出たんですが、ラストバトルになって「それっ、それは、それは原作でやらなくていいのかい!!!!?」という展開になってびっくりしました。映画だけの大盤振る舞いにしてはちょっとその設定はでかすぎないかい……?
離島でヒーロー活動中の1年A組が、ヴィランの強襲を受けて、冬眠を守りつつ戦うという、私の大好きな「子どもたちが自分たちだけで指揮をとって戦う」話。ここでもうすでに1年A組の絆が描かれていると涙……。ひとりでは無理だけどみんなでなら、という。
かっちゃんとの共闘は、この時点での距離感がちゃんと描かれているんですが、これ「黒いヒーロー編」での状態でやったらまた大変なことになっていたんだろうなあ主に私の涙腺が……。
本編が目が離せない感じになってきたので、明るい雰囲気の映画を見てちょっとほっとしました。楽しかった。
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真っ直ぐな黒髪と真面目な性格の黒沼爽子は、見た目と不器用な性格から貞子とあだ名を付けられて遠ざけられていたある日、クラスメートとなった風早翔太との出会いをきっかけに友人もでき、クラスに馴染んで楽しい学校生活を送っている。風早への恋心を自覚したものの、同じく彼に恋する同級生のくるみとの衝突がありながらも、二人は距離を縮めていく。

本当にピュアで、見ていて泣けてしまうんだよなあ。漫画読み返したいけど確実に時間泥棒……。
アニメはそんな原作を丁寧にきちんと描いてくれていて、わかりやすく、漫画を映像として見ている感じ。あやねちゃんの美少女感と化粧の腕がいい感じが、カラーになると印象が薄れてしまうのが残念……。モノクロ原稿だとものすっごい綺麗なんですよね彼女は!
アニメは原作の途中までなので、その後の二人の色々や周りのエピソードが見れなかったのがとっても残念! 進路のところ、見たら絶対に号泣できる自信がある。とても素敵な作品で楽しかった。
「サイトレス」
バイオリニストのエレンはある日暴漢に襲われ、薬を浴びせられたことで失明してしまう。外国で仕事をしている弟の援助を受けて介護士を雇うことになったエレンだが、これまでとまったく異なる暮らしに、介護士のクレイトンに辛く当たってしまう。だが尽くしてくれるクレイトンに心を開き始めたある日、隣室の夫婦が激しく争う物音を聞く。この暴力を振るわれていたと思しき隣室の住人ラナとの出会いで、エレンは自らを取り巻く異常な状況に気付き始め……。

視力を失った女性の世界を巧みに描写したサスペンス。目が見えない状態で、周りの人間から与えられる状況で認識する世界が変わる、という描写がいい。絶対これ嘘つかれてる感があって笑
限られた人間とのやり取りしかないので、怪しい人間は限定されるし犯人もわかってしまうんですが、犯人の動機とその後の展開がはらはらさせるもので面白かった。
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「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。

裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。
ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。
スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。
本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。
これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい。(Amazonより)

裁判のときに裁判官が被告人に何か言い渡すことがある、その一言をまとめた一冊。個人的な思いもあれば、厳しい叱責を付け足したり、励ましたり。公平に捌かねばならない立場の人たちも一人の人間なのだと感じさせる。
でも裁かれる方もやっぱり人間なのでまったく響いてないんだろうなあという被告人もいる。繰り返す人はなんなんだろうな……と途方に暮れてしまうんですが、関わる人間も頭を抱えているんでしょうね。
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王の専属騎士集めも折り返しとなり、未来の女王に欠かせない“夫”を探すことに決めたレティーツィア。目を付けたのは“勇敢なる大艦隊”総司令官に就任したばかりのナパニア国第六王子・ソレス。彼に会うため騎士達とナパニアの客船に乗り込んだレティだが、そこには奔放な王子との【劇的な出逢い】が待っていて……!? 人懐っこい王子サマにあのレティが振り回される(!?)最強女王伝説第9弾!(裏表紙より)

ぼちぼち読んでいたらもう9巻なのか! 騎士も集まり、だいぶ女王様らしくなってきたレティが、王としての減点を恐れず自分のため、そしていつかの国のために無茶を押し通そうとするところがめちゃくちゃよかった。王になることを知っていても完璧であろうとする彼女の強さがここにきて真価を発揮し始めたのかも、という印象でした。
ソレス王子が若くして亡くなるのは、もう絶対身分を捨てるための方便だよなあというのがわかったのですが、それはやっぱりおこぼれ姫。女王としてしっかり人たらしで人材確保。
そういった部分も楽しくはあるのですが、レティとデュークの気持ちもちょっと進展が? 互いの立場と義務とどう折り合いをつけるのか気になるなあ!
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 戦前に沈んだ謎多き難破船の回収品調査のため、豪華客船に乗り込んだ鷹栖晶と相棒の音井、そして森木。調査開始早々悪魔の気配を感じ、回収品がかつて日本に存在した悪魔研究機関・ファウスト機関が密かに日本に持ちこもうとしていたものだったことを知る。
 奇しくもバチカン、WMUA、そして秘密結社が船上に集結、ファウスト機関の遺品を巡り、三つ巴の抗争が勃発した。そして明らかにされていく回収品の秘密。「晶。僕はまだ君のことが好きだ」音井を尻目に、悪魔交渉人・晶の最後の事件が幕を開ける。(裏表紙より)

人らしさを忘れた青年と、親友の姿をした悪魔のバディもの。第四巻で完結巻。最後まで彼ららしく、悩んで間違ってぐるぐる考えて、答えを見つけたと思ったら掴み損ねて、大事なものが何かを考えて守ろうと足掻いて……どこまでも人間らしいなあと思った巻でした。人間くさすぎる欲望を持った人間ややくざ者として一般的な社会から背を向けた人々よりも、強く。
音井を呼んで「違うよ?」って言われて「知ってる」って答えたところがものすごくよかった。音井じゃないって言い聞かせていたいままでがあって、ここに辿り着けたんだなあ。とても面白かった。
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 横浜の外れに佇む寂れた美術館に勤める怠惰な学芸員・鷹栖晶には、もうひとつの顔がある。それは悪魔を視認できる唯一の人間として、彼らと交渉し悪魔にまつわる事件を調停すること。
 悪魔交渉人として、ある幽霊マンションの調査を託された晶は、相棒である人間の肉体を着た悪魔・音井、晶の健康管理を担当する森木と3人で現地へ向かう。そこは、悪魔の罠が張り巡らされた違法建築マンションだった。内部で出会った哀れな配達員や五得会の霊能者と共に、悪魔が仕掛ける「脱出ゲーム」に挑む晶だが——。(裏表紙より)

歪な迷宮と悪魔と脱出ゲーム。怖くないはずがない! 普通に死んでる!
こういう状況でヒステリックな人間がいるのは騒がしくてどきどき感が増して良いですね。実際にいたら迷惑この上ないんですけれど。
迷宮の主と生贄が、実は他にも色々な形で関わっていて、謎も迷宮じみて入り組んでいて面白かったなあ。人の気持ちもまったく複雑怪奇で、なのに最後に晶の心の話が出てきて「嘘だろ!?」と爆笑してしまいました。ここにきてまっすぐ。この場でどストレート。音井も悪魔も意表をつかれて当然だわ。
しかし色々気付きがあった晶と音井の関係性。すでにお互いが結構大事にしか見えないけれど、この拗らせが続巻でどう落ち着くのか気になります。
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死んでしまいたいと思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。(「健やかな論理」)尊敬する上司のSM動画が流出した。本当の痛みの在り処が写されているような気がした。(「そんなの痛いに決まってる」)生まれたときに引かされる籤は、どんな枝にも結べない。(「籤」)等鬱屈を抱え生きぬく人々の姿を活写した、心が疼く全六編。(Amazonより)

離婚し、アプリで知り合った恋人がいて、孫の話題ができずに気を遣う母親と会い、事務員として漫然と勤める佑季子の心を慰めるのは、事故や自殺のニュースで目にした死亡者のSNSアカウントなどの痕跡を突き止めること。「健やかな論理」
かつて二人一組の漫画家であった豊川。だが行き詰まりを感じたある日相方から逃げるように妊娠した恋人と結婚し、保険会社に勤めるようになる。だが妻とのすれ違い、仕事での転機を迎えた現在、その胸にあるものは……「流転」
派遣切りにあったその日後輩への引き継ぎを終える依里子は思い出す。自分もかつて同じように契約を切られた先輩から引き継ぎを受けたあの日のこと。あの日先輩である佳恵の思いがけない姿。「七分二十四秒めへ」
パートに出て働く由布子。どこにでもいるありふれた家庭、いつもすぐやってくる明日のことを考える毎日。正しさはいつも、蔓延る不正や強権という風に負ける。「風が吹いたとて」
夫婦共働きの小杉は、しかし妻の方が収入が上だと知って以来、夫婦の関係を持てなくなってしまった。子どももおらず、仕事も上手くいかない。セフレを相手に日帰り旅行する彼の胸に去来するのは、かつての上司の醜聞。「そんなの痛いに決まってる」
劇場スタッフのみのりは現在妊娠六ヶ月。だがある理由で夫は姿を消し、頼るべき母親はすでに亡く、仕事では不出来な新人に手を焼いている。休日ながら出勤したその日大きな地震が発生し……「籤」
どれもだいたい後味が悪い!!! と胃の中がぐるぐるしてしまう短編集。けれどここに描かれている心の闇は、きっとみんな何かしらの心当たりがあるんじゃないかなと思う。アカウントの特定とかね……慣れているとできちゃうからね……。
なんだかきつくて泣けてしまったのが「七分二十四秒めへ」。文句らしい文句を言うのは引き継ぎを受ける明日美なんですが、依里子や佳恵が馬鹿馬鹿しい動画を見て勤めている間はどうしても食べることのできなかったラーメンをすするのが……。どうかしてる、差別だ、不平等だと叫ぶこともできないで、動画配信者が騒いでいるのを眺めながら一緒になっている気持ちでラーメンを食べているの、本当に切なくってだめだった。
その中で最後の「籤」は、はずれ籤をひかされているような描写をしながらも、賢く強く地に足をつけて生きていた人間の尊厳みたいなものがある気がしてとてもよかったです。当たりくじを引いたところで努力を怠り慢心すればはずれくじよりももっとひどい。身が引き締まった。
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城に帰還した父王アンドラゴラスの命により、事実上追放の身となったアルスラーン。五万の兵を集めるまでは帰れぬ運命となった。つき従うのは、ダリューン、ナルサスをはじめとしたわずか七人の側近のみ。一行はパルス随一の港町ギランへ——。そこで待ち受けていたのは、海上商人を脅かす海賊たちとの戦いだった。新たな冒険の始まりに胸躍るシリーズ第六弾!(裏表紙より)

そういえばこの辺りはアニメで見たな? という第六巻。久しぶりに続きを読んでも魅力的な登場人物が息づいているのですぐに誰か思い出せるのが素晴らしい。
アンドラゴラスにより事実上追放されたアルスラーンは再び側近たちと旅に出る。港町に落ち着き、ここから再び決起するときをわくわくしながら読み進める。けれど真の黒幕の動きもちらちらしていてだいぶ気になるな……。
そういえばアニメを見たときはなんとも思っていなかったんですが、ファランギースの過去に何かあるのかな? みんなが何故神官になったか気を使って尋ねないでいたという描写があったのが妙に気になる。
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Author:月子
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