読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

城の片隅で命を落とそうとしていた幼子として目覚めた日本人の千尋。これって異世界転生? このままでは死んでしまうと、なんとか動き出すと……料理人が養父になったり、王弟殿下と繋がりができたり、実はこの幼子はただものではなかったりと色々あるけれど、現代日本人の知識でもって美味しいごはんと優しい人たちと異世界を駆け回る!
現代日本人女性が3歳程度の幼女に転生(憑依っぽいかな?)して、周囲に可愛がられながら、ただものではない子どもムーブをしつつ、魔物を従えたり、王族にすらも頭を下げさせたりする、王道転生もの。
冒頭こそハードモードですがあっさり乗り越えて、みんなに愛されまくり書いているとなんかこう、こういうのがみんなの理想なのか……となんとも言えない気持ちになる。面白いんですけれどね!
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動物たちの王国プライド・ランドの王ムファサの息子シンバ。まだ幼く、物を知らないシンバは叔父スカーに陥れられ、父を喪い、プライド・ランドを逃亡する。遠く離れた土地で行き倒れたシンバは、ティモンとプンバァに助けられ、励まされながら立派な若者に成長する。そうしてある日助けを求めて彷徨っていた幼馴染みで婚約者のナラと再会し、荒れ果てた故郷のことを聞く。ナラは言う、王はあなただ、と。
実写と言っていいのかわかりませんが、二次元的アニメじゃない映像になった「ライオン・キング」です。
本物の動物として描いてあるのですが、びっくりしたのがスカーの痩せ具合。アニメだとわかりにくいですが、そうだよなあ、実際こういう感じで衰えるよな……と思ったのでした。
ムファサの父親としての言動、スカーに対して甘いところ、シンバ(大人になりたいと背伸びしたがる子ども)の気持ちをもう理解できないところが、この歳になって見ると胸が痛くてな……。
「Can You Feel the Love Tonight」のシーンはアニメでも好きなんですが、こちらも楽園のような豊かな土地の描写もあってとてもよかった。

十二支族を統べるゼインクロウ帝国の王、ヨルハに見染められ、隣国に嫁ぐこととなった伯爵令嬢のユフィリア。
ヨルハからの溺愛を一身に受けながら、結婚式の準備を頑張るユフィリアだったが、ある日たまたま錬金術で発明した『毛がふわふわに伸びる育毛剤』が獣人の中でまさかの大ヒット! 卯の一族の族長から、どうしても譲ってもらいたいと訴えられて!?
一方その頃、ユフィリアの家族たちが帝国に乗り込み、さらに国内のユフィリア反対派の動きも活発になってきて……。
「すごいなぁ、ユフィは。……俺も、頑張らなくちゃね」
今日も絶対強者は獰猛に嘲笑う——!
最強の嫁入りシンデレラストーリー、モフモフもトラブルも盛りだくさんの第二巻!(裏表紙より)
両思いになってさあ結婚式だ! という第二巻。ユフィリアが本当に家族と決着し、ヨルハも反対派を処分するという血生臭さが漂う溺愛ぶりは健在で、次巻の伏線的なものもちらちら見えます。どうあっても破談にならない(ユフィリアの意思がなければ)のは読んでいて安心。
楽しい作品ではあるんですが、世界観を壊す現代語や単語がちょっとなあ……とどうしても思ってしまう。スパダリって……わかりやすくはあるし笑ってほしいと思っての表現だと思うんですが、略していないならともかく略語を使うのはちょっと。そういう表現が多用されていて、さらに今回は誤字も多く、気になる部分が多い一冊でした。

雪海に沈んだ世界で、人類が軌道樹と限りある水を求めて争う時代。文字を読める少年・カイナとアトランド王女・リリハは、人々の求める水源の在処となる大軌道樹へと向かっていた。大軌道樹に建国された独裁国家プラナトはリリハやカイナのように精霊を見る者を欲していた。すべては人類を救うために、と告げるプラナト指導者・ビョウザンの狙いは……。
本編後の話にして、完結編。
人々を救うために旅立った先でついに目指していたものを見つけたものの、身勝手な人の欲が世界を滅ぼすことに。
最後まで見て、大地を持たない人々が主人公となる「天空の城ラピュタ」や「風の谷のナウシカ」のような作品だなあと思いました。そういうの大好きだよー!!!
後世に願いを託した人々と、その思いが失われたこと、途切れかけたそれを正しい意味がわからなくてもなんとか繋ぎ合わせたカイナたちが掴んだ未来は本当に素晴らしくって、あの「完了」の台詞は本当にぞくぞくしました。
誰もカイナをそうとは呼ばないけれど、きっと彼らが歴史に語られるときには賢者と呼ばれているんだろうな。とてもよい完結編でした。

それは雄英高校ヒーロー科の面々がインターン中だったときのこと。個性保持者の殲滅を目論む組織・ヒューマライズの爆弾の回収を行うため、生徒たちはそれぞれのインターン先の先輩ヒーローたちとともに世界各国に散っていた。デク、爆豪、轟の三人はオセオン国で活動していたが、デクは運び屋の少年・ロディを助けたことから指名手配されてしまう。
インターン中なのでいつものようにクラス全員で、というエピソードではなく、デク、爆豪、轟の三人がヒーロー活動するところがメイン。
ヒーローの卵になりつつある彼らがいま育てている信念をもって、それぞれの場所でそれぞれの役割を果たして戦う、まさに「インターン」的な、卒業後にばらばらになりながらもヒーロー活動を行うだろうみんなのことが想像できる作品だったように思います。
ロディの変化なんかまさにそうで、自分にとっての本物のヒーローに出会ったときに人生は変わる。そういう影響力を持ったのがヒーローだと思うので、本編中もそうですが、デクは本物のヒーローなんだなあとしみじみ思いました。
「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ」前・後編
リオネス王国の王子トリスタンは14歳。女神族の母と魔神族にして〈七つの大罪〉団長の父の血を継いだ才能あふれる彼は、幼い頃友人を傷付けてしまったことで力の暴走を恐れて全力で戦うことを恐れていた。しかしある日母エリザベスが呪いを受けて昏睡状態になり、呪いの源を断つため、城を飛び出していく。
聖戦が終わり、〈七つの大罪〉やともに戦った仲間たちもそれぞれの場所で平和で暮らしていた。メリオダスとエリザベスの息子トリスタンはしかし、魔神族の力を暴走させてしまうことを恐れていて……という次世代編プロローグ的な作品。
トリスタンの真っ直ぐさと、彼の先を行くランスロットのひねくれた強さと優しさが、親のことを思うと大変微笑ましい。
また七つの大罪(一部ですが)の活躍が見られたのも嬉しかった。三人でも無双状態……。
リオネス王国の王子トリスタンは14歳。女神族の母と魔神族にして〈七つの大罪〉団長の父の血を継いだ才能あふれる彼は、幼い頃友人を傷付けてしまったことで力の暴走を恐れて全力で戦うことを恐れていた。しかしある日母エリザベスが呪いを受けて昏睡状態になり、呪いの源を断つため、城を飛び出していく。
聖戦が終わり、〈七つの大罪〉やともに戦った仲間たちもそれぞれの場所で平和で暮らしていた。メリオダスとエリザベスの息子トリスタンはしかし、魔神族の力を暴走させてしまうことを恐れていて……という次世代編プロローグ的な作品。
トリスタンの真っ直ぐさと、彼の先を行くランスロットのひねくれた強さと優しさが、親のことを思うと大変微笑ましい。
また七つの大罪(一部ですが)の活躍が見られたのも嬉しかった。三人でも無双状態……。

父の仕事の都合で東京から雪深い土地に引っ越してきた中学生の野咲春花は、クラスメートたちから壮絶ないじめに遭っている。とうとう家族にそれを知られ、両親は動いてくれたものの担任も学校もいじめはないと逃げの姿勢。進学で環境が変わることを願って登校拒否を始めるが、ある日自宅が全焼、両親は焼死し、妹は全身火傷で意識不明になってしまう。これがいじめっこたちの犯行だと知った春花は復讐を決意し、やがてそれは関係者を巻き込んだ殺人、暴力事件へと発展していく……。
雪深い土地で行われる陰惨ないじめと、壮絶な復讐と狂気と、交わることのない愛と情を描くサスペンス、猟奇的作品。だいぶ暴力、流血、殺人描写が激しいので視聴注意。
閉鎖的すぎる環境なんだろうと思わせるいじめ描写と、いきすぎた暴力を繰り返すいじめっこたち。暴走と呼ぶのもぬるいくらいに過激になっていく彼らを駆り立てたのはなんだったのか、知りたいけれどわかりたくないと思わせてしまうくらい酷い。
結局は、愛されたいし、愛してほしいし、窮屈な世界から抜け出したいということだったんだろうけれど、それに巻き込まれてしまった春花が可哀想で仕方がない。外の世界を知っていて、愛してくれる家族がいて、家族を愛していて、恵まれた容姿をしていて誰からも愛される可能性がある、という春花は異質だったんだろうけれど。
それからそんな春花に縋った妙子と、それを奪われるかもしれないという恐れからいじめをはじめた心情を思うと、妙子もまた可哀想な子だったなと思う。
白い雪と春花の紅服、手を汚していくにつれてその赤が恐ろしいものに見えていく映像がとてもよかった。

謎のウイルスによって人がゾンビ化した世界。運良く生き残っていたアメリカの大学生で引きこもりのゲーマーのコロンバスは、慎重を期しながら両親のもとへ向かう途中で、銃を持って車を乗り回していたタラハシーと出会い、ともに旅をすることになる。途中立ち寄った街でウィチタとリトル・ロックと名乗る姉妹と出会った二人だが、人を騙すことで生き延びてきた彼女たちにしてやられてしまう。しかしこの出会いがきっかけでおかしな四人旅が始まって……。
おバカ系ゾンビ映画。擬似家族っぽい要素あり。
引きこもりの若者と、不良おじさんと、しっかり者だけど不良ものの女性と、こまっしゃくれた女の子。この四人がゾンビから逃げられる場所を目指しつつ、好きなところに行ったりやったりする、そしてゾンビに追いかけられて戦う。
本人役のハリウッド俳優とのエピソード、そんな出演でええんか……?(ええんやろな……)と思いながら笑った。こういうことができる映画はいい映画。

自家製するにはワケがある──それはズバリ「うまい料理が食べたい」から。
本書がご紹介するのは、たこわさ、なめろう、柚子胡椒に焼き豚といったどれも難しくない、かといって自分では作らない料理ばかり。でも自分で作れば普段の料理と違いおいしさ格別です。本書は食材選びにはじまり、手をかけ時間をかけて自分好みの味を追求する楽しみを提案します。厳選素材でつくる自家製食品ご紹介のほか、燻製づくり虎の巻、健康ジュースの作り方を取り上げます。さらにこだわりたい方は、自分で調味料を作るのはいかが? 今度の週末が待ち遠しくなる、こだわりゴハンを作るための一冊です。(Amazonより)
各素材の「自家製」や保存食などを紹介する本。そうか、こうやったら作れるのか! と気付きが多かった。ドレッシングやソースなんかは買って済ませられるものがあればそうするんですけど、買い置きがないものをちゃっちゃっと作れるなら献立のバリエーションが増えるからありがたいんですよね。
とりあえずドライトマトとなめ茸を作ろう。
