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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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数多の計略と戦いを乗り越え、ついにブリタニアに手が届いたルルーシュたち黒の騎士団。兄皇子シュナイゼルの策略に飲まれながら、自らなすべきことと向き合うルルーシュの前に立ち塞がったのは唯一無二の妹ナナリーだった。皇帝と母の死の謎、C.C.の望みが、やがてルルーシュとスザクに大いなる決断のときを告げる。

シャーリーが! 生き残った!!
いやでもルルーシュとしてはもう絶対後戻りできないという覚悟を決める点ではシャーリーの死は必要だったと思うので、映画版の改変はちょっと残念なような……と思いながらもしかして次の映画の伏線か? と思ったり。
テレビシリーズでは怒涛の畳み掛けだった戦いも、改めて見ると、ナナリーは本当にルルーシュによく似ていたんだなあ……と切なくなりました。なんだろう、彼ら二人とも、生きることを許されて生きていたから次の世界のためにはこの命を返さなくては、みたいなところがあるような気がして。ナナリーは真実を知らなくても、次の世界に自分がいるのは危険だと思っていたのかも、とか。本当に、わかりづらいけれど優しい兄妹だ。
皇帝ルルーシュの終焉は、やっぱり泣いてしまった。ナナリーの悲痛な叫び、あなたさえいればいいという思いは多分彼女も同じだったんだろうなあ。そして多分、どんなに憎んでいても命が終わるときには愛が残るんだよ、きっと。
というわけで復活のルルーシュを見る準備は整った! 見るぞー!!
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反ブリタニアを掲げる日本人たちを黒の騎士団とし率いて復讐を果たそうとするゼロことルルーシュ。一方スザクは皇女ユーフェミアの騎士として差別を受けながらも戦っていた。しかしルルーシュのギアスが暴走し、ユーフェミアに虐殺を命じてしまったことで、二人の関係は決定的に壊れてしまう。やがて敗北を喫したルルーシュは記憶を封じられてしまい……。

一期後半から二期前半までかな? ユフィ……何度見ても辛い……。
かなりざくざくっと話を端折ってあり、これ一本として見るならまとまっていていいと思うんですが、コードギアスの良さはやはりテレビシリーズで、毎回毎回「これどうなるの!?」と叫びながら見ることだと感じるんですよね。
ユフィの惨劇はあるものの、ここではやはり騎士スザクと皇女ユーフェミアの関係性にときめきっぱなしなのでした。そして後半になって際立つユフィの人間としての善性。あの皇族たちの中で本当に、世間知らずなところはあるものの本当に、誠実で優しい人なんだよな。ナナリーと気が合ったのもよくわかる。
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ブリタニア帝国により植民地化された日本がエリア11と名を変えていた時代。帝国の元皇子だったルルーシュは妹ナナリーとともにエリア11に移り住み、普通の少年少女として暮らしていた。ある日日本の解放を目論むテロリストたちの襲撃に巻き込まれたルルーシュは、ブリタニアに囚われていた謎の少女C.C.と出会う。魔女と呼ばれる彼女から不思議な力「ギアス」を受け取ったルルーシュはその力でもって帝国、ひいては父である皇帝に反旗を翻す。

アニメを再編集した劇場版。序盤は疑問なく見ていましたが、中盤からの駆け足感がちょっともったいない。スザクの立場がルルーシュにばれるかどうかとか、ゼロ率いる黒の騎士団が力をつけていく過程が面白かった部分でもあるので……。カットされた話が多いのが今後どう活きていくか気になります。
一方追加されたシーンもあるけれど、これはカットされた部分とは別の展開を補強するためのものかな? 個人的には冒頭、皇帝に歯向かうルルーシュが追放されるシーンに、皇族たちが揃っているシーンにおっとなりました。見せしめなんだろうけれど、ここで本気でルルーシュとナナリーを心配している人間がどれだけいるのか……。
ミステリオの策略により全世界に正体が明かされてしまったスパイダーマンことピーター・パーカー。常に世間の目に追われ、その影響は家族や恋人や親友にも及ぶ。彼らを助けたい一心でアベンジャーズの仲間ドクター・ストレンジを頼るも、発動しなかったはずの魔法が原因でマルチバースから「スパイダーマンの正体を知る」ヴィランたちが集まってしまい……。

公開中なので続きから。ネタバレあります。


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突如自我を失い暴徒と化すヴァールシンドロームの蔓延により、生態フォールド波を発する歌声の持ち主たちが集う戦術音楽ユニット「ワルキューレ」とバルキリー部隊Δ小隊の戦いの日々が続いている。ある日Δ小隊の若きパイロット、ハヤテ・インメルマンは密行してワルキューレ新人オーディションを受けようとしていたフレイア・ヴィオンと出会う。やがてΔ小隊とワルキューレたちは星間戦争に身を投じることとなるが……。

アニメシリーズを再構成した劇場版。ちょこちょこキャラクターを深掘りした追加要素がありつつ、削った部分もありつつ。
マクロスならではの三角関係はだいぶと削られており、ミラージュの恋心の描写は少なめ。確かに恋の相手としては弱かったけれどもちょっと寂しい。
曲にも変更と追加があり、エピソードもぎゅっと凝縮されていて見やすかったです。カナメさんとメッサーくんのエピソードはいつ見ても泣ける……。メッサーとハヤテのばちばちした関係があまり描かれなかったものの、メッサーの不器用な性格と仲間思いなところはちゃんと描写されていて、本当に君は……という気持ち。
そしてやっぱり最後はみんなで「美雲、大好きだよ!」と叫ぶ展開はユニットならではの良さがありました。美雲もちゃんとそれに応えてくれて嬉しかった。
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境界の彼方との戦いを終え、これからが始まるはずだった秋人と未来。だが未来の中からは異界士としての記憶がすべて失われてしまっていた。もちろん秋人のことも……。彼女の幸せのためと関係を断とうとする秋人だが、次々に異界士が襲われる事件が発生し……。

過去篇に続く完結篇。「あなたの幸せのため」「幸せってなんですか?」という、誰かのためという思いに基づいた行動をエゴだと言い切る展開は青春もの、バトルものとして最高だと思います!!!
かなり終盤まですれ違いが続くので見ていてちょっとしんどかったんですが、彼らを取り巻く異界士たちの物語が落ち着くべきところに落ち着いて、多少なりともほっとしました。過去に囚われている大人がなんかちょっとかわいそうでなあ。
記憶を失いながらも未来がくるくる戦うシーンがかっこよくて、はわわ……と思いながら見てしまった。可愛い系女子がめちゃくちゃに戦うの、めっちゃ好き……。
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異形のもの・妖夢を討伐する異界士だが呪われた力を持つ栗山未来は、ある日人間と妖夢の血を引く半妖の神原秋人と出会う。ちょっと変わった嗜好を持つ秋人は、その血ゆえに不死身の肉体を持っていたが、それは未来たち異界士にまつわる重大なものにつながっていて……。

タイトルから想像していた話以上に現代異能ファンタジーだった。テレビシリーズめちゃくちゃ気になるぞ!
自分の血を使って武器を作り出し敵を屠る呪われた一族の裔の少女と、不死身の肉体とその謎を抱えた少年のボーイミーツガール、ガールミーツボーイなファンタジー。名家がどうの、呪われた力がどうのという設定が美味しすぎてありがとう!
戦闘シーンがかっこいいし、女性キャラクターのデザインがやっぱり可愛い。この絵柄好きなんだよなあ。サイズ感のちっちゃい、可愛い見た目の未来がくるくる戦うの、すごくよかった。
そんなわけで原作買っちゃった! 楽しみに読もう。
しかし冒頭のダンスはいったい何が始まったんだろうと思ったぞ……。安心の京アニクォリティだっただけに困惑がすごかった笑
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心葉にきつく当たる琴吹ななせは、本当は彼に好意を抱いている。素直になれないだけで毎度後悔と自己嫌悪に苛まれるななせだったが……。

森ちゃん、森ちゃんがすごくいい子! 友だちの間違った行動をはっきり指摘できる人間の希少さが際立つ。
ななせはなんというか、遠子先輩の圧倒的正ヒロイン感のせいでどうしてもかませ犬感があるのが切ないな。
というかここまで三部作を見ていて思ったんですが、このシリーズ実はまともな人がほとんどいないのでは……?
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井上心葉にとって最も大事で、一番傷付けられた存在、朝倉美羽。寂しさを救ってくれた心葉に唯一心を許していた彼女は、心葉が小説家としてデビューしたことで決定的に壊れてしまい……。

原作を読んだときも思ったんですけれど、私はこの朝倉美羽という人があんまり好きではなくて、やっぱり最後までずるくて子どもだなあと思ったのでした。ただそれだけ彼女は若かったし、他の世界を知らない、狭いところで生きていたということなんでしょうけれど……。
心葉の純粋な気持ち、あるいは鈍感さが無邪気に美羽を傷つけている描写はリアルなんですよね。こうした純真さが人を徹底的に痛めつけているのはよくある話だと思いました。
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物語を食べてしまうほど愛している天野遠子は、偶然ある投稿作に巡り合い、その作者に深く惚れ込むようになった。その人物が華々しくデビューし、新作を期待するが遠子が知らされたのはその「井上ミウ」が書けなくなったということで。

文学少女シリーズの前日譚。遠子がどのようにして「井上ミウ」と出会い、その作品に惚れ込んだか。心葉との出会いをいかに喜んだかが伝わってきます。
いまなら遠子の事情がわかるから、どんなに傷付いてきたんだろうかと考えたし、井上ミウにどれほど救われたんだろうと想像しました。
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Author:月子
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