読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

地球にやってきて生息するエイリアンたちを監視、取締る「MIB」。新人女性エージェントのMはロンドン支部でイケメンチャラ男、しかし凄腕のエージェントHと協力し、任務にあたる。MIBに潜伏するスパイを捜索する二人だったが、罠にはめられてしまい……。
軽い気持ちで見られて楽しい作品のMIBなので新作が見られてよかった。
女性主人公のMIB。エイリアンのことを忘れられず、必死に自身を売り込んでエージェントになったモリー。傲慢な自意識過剰男の有能エージェントのHというでこぼこなコンビで任務に挑む。シリーズらしいジョークは薄めな印象ですが、キャストが豪華で、おおここでこの人かーみたいな面白さがありました。
でも吹き替えは全員声優さんを使っていただきたかったかな……上手い人もいるにはいるんですけれど違和感がさすがにあって。
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華やかな優等生の堀京子は、家では両親に代わって家事をし、幼い弟の面倒を見る所帯じみた女子高生。ある日弟を助けてくれた謎のピアスだらけの少年が同じクラスのぼっちな地味男子、宮村だと知る。女子高生らしくな堀と、普段とはかけ離れた姿の宮村、秘密でつながった二人はやがて少しずつ思いを育てていく。
ドラマの前半のエピソードを繋いだもの。ドラマを見ていればだいたい同じ。
私この実写の堀さんが可愛くてすごく好きなんですよね……。髪まとめたところすごく可愛い。普段もかわいいけれど、きりっとして、しっかりしたお姉ちゃん感出ててすごくいい。
しかしここまでだと生徒会メンバーが嫌な感じのままなのが気になる笑 お話が進んでいくと案外面白い人たちなんだけどなー。

大学一年生の北原伊織は叔父の営むダイビングショップで居候中。美人の従姉妹たちに囲まれ、楽しい大学生活を送る……はずが、目覚めれば何故か大学構内で全裸。さらに同じ境遇の今村耕平と出会う。実は伊織たちは大学のダイビングサークルに所属しており、毎日のように飲み会、大量飲酒、そして酔い潰れるを繰り返していたのだった……。
アニメは視聴済み。実写映画は、アニメだけで原作を知らない身としては「かなり解釈一致っぽいな……?」という印象だったんですが、それはそれとしてとてもよくできたおバカ映画で、とても楽しかった。
青い空、青い海、可愛い女子に、屈強な筋肉と全裸。馬鹿っぽく見せかけて、大事なものや人を思いやるエピソードが楽しくて、いい映画だったなあ。役者さんたちの全力がきらきらして見えた。あとダンス、見ているだけで楽しかった。

アグラバーの街で暮らすアラジンは、相棒の猿のアブーとともに盗みを繰り返して食いつなぐ毎日を送っている。そんなある日お忍びの王女ジャスミンを助けるが、アブーの手癖の悪さが理由ですれ違ったまま別れることとなり、盗んだことを返して謝罪するために王宮に忍び込んだことで捕縛されてしまう。助かりたければ魔法の洞窟に入って魔法のランプを持ってくるよう大臣のジャファーに命じられたアラジンは、そこで不思議な出会いをする。
「アラジンと魔法のランプ」をアニメ映画にしたディズニー作品の実写版。歌ありってやっぱりいいなあ。そして世界観が感じられる美しくも乱雑で素晴らしい画面が楽しい。
アラジンの気弱さや優柔不断さはヒーローっぽくないと幼心に思っていたものですが、いま見ると彼の善良さに涙が出ちゃうな。ジーニーを解放するところでぐちゃぐちゃに泣いた……。そしてジャスミンのしっかり具合がきつく感じられてもいたんですが、いま見ると世界を変えたい、飛び出したいと強くあろうとする素敵な女性で胸にきた……。また歌がかっこいいんだよ……。
ジーニーはかっこいいし、オリジナル展開もよかった。幸せになれよ!
エンディングのダンスがめちゃくちゃ賑やかで楽しくて最高でした。

四年前、生まれたばかりの赤ん坊が誘拐された。その子の父親と不倫をしていた野々宮希和子は堕胎をきっかけに不妊となり、彼の妻から詰られたことで衝動的に子どもを誘拐してしまったのだ。実の母と娘のように逃亡する四年間。しかしある出来事をきっかけに希和子は逮捕、薫と呼ばれていた子どもは元の秋山恵理菜に戻るが、一度壊れた家族は元には戻らなかった。そして21歳になった恵理菜は不倫相手の子どもを妊娠していて……。
原作は未読ながら、映画の力強さが印象的でずっとちゃんと見ようと思っていた作品。
因果は巡るというか、母と娘の連鎖が痛いくらいに彼女たちを縛り付けていることが感じられてひりひりしました。誰も悪くないわけではないんだけれど、千草の台詞が象徴するように男性の不在が著しい。登場する男性は彼女たちの人生を狂わせて、不都合が発生すると存在しなかったかのように空気になる。そうしているのは彼女たち自身なのだということも見ていて苦しかった。
調べてみると映画では省かれている設定や話が原作にはたくさんあるんですね。すごく読みたい。テレビ放送時の映画を見ていてすごく気になっていた恵理菜と千草の交流を読みたいし、希和子は最後まで登場しないのかとか。

伝説の女優の娘に生まれながら醜く生まれつき、いじめられて顔に傷を負いながら、飛び抜けた演技力を持つ累には秘密があった。それは母が残した不思議な口紅。その口紅を塗って人と口付けることで一時的に顔を入れ替えることができるのだ。女優として成功を望む美しいニナは、累と彼女を連れてきた羽生田の誘いに乗り、顔を入れ替えて舞台に挑む。
口付けることで顔を入れ替える気味の悪さ。美醜への欲望と執着。最底辺から成り上がろうとする女と、それに巻き込まれ、あるいは関わっていく人々。このどろどろさがたまらない。また丹沢ニナが挑む舞台が「サロメ」なのがなあ! 累がヨカナーンの首に口付けるのが比喩的。
演技をする人たちの演技なので、普段の感じと舞台人の演技の強弱というのか、振り切っている感で迫力が増していてつい見入ってしまう。惹きつけられるのは、二人が自分の欲望や葛藤に忠実な女性たちだからなのかもしれない。絶対いい子じゃないところがいいというか。

検死官のトミーと息子のオースティンは、ある日馴染みの警察官から、ある事件で見つかった身元不明の女性の遺体の解剖を依頼される。解剖を始めたもののありえない状態の遺体に困惑する二人だったが、同時に次々と不可思議なことが起こり始める。外部との連絡が不可能となり、二人は遺体と向き合うしかなくなるが……。
希望はあるのかと思いながら見てたんですが、なかったね!! だがそれがいい。
地方で解剖をしている父と息子のもとに、謎めいた遺体がやってくる。剖検を始める二人に不思議な現象が起き始め、ついに……というホラー。
解剖するシーンがあるので刃物で切られる描写がうっとなるし、出てくるものが明らかに異常で、これはやばいぞというのが次第に増すのがすごくいい。あと私、ラジオとか音楽が勝手に鳴り出してやばいことを言い始める仕掛けがめちゃくちゃ怖くて好きなんだと思いました。ほら、意味深な歌詞が聞こえて、えっなに誰か自分になんか言ってる? みたいに思うの。気のせいだと思えるけれどそうじゃないやつ。
もう最初から二人が殺されるのは決まってたんだなあという救いようのないラストと、どこかでそれが起きている恐ろしさがよかった。

番組プロデューサーから事故物件に住む仕事を受けたお笑い芸人。お金がないため同居するコンビ芸人。恋人に愛想をつかされ相方にも見捨てられた芸人。彼らが住む部屋に共通するのはおかしな現象が起こるということ。怪奇現象に追い詰められていく彼らはやがて……。
謎の女性が現れたり、何度捨てても戻ってくる人形だったり、危ういものに取り憑かれたようにして事件を起こしたりと、それぞれにやばい連作もの。ほん怖の番組と映画の間みたいな不思議な雰囲気で、恐怖の内容もあるある感と作り話っぽさの間みたいな感じ。
怪奇現象よりも、事故物件に住むという番組企画や、相方を思うあまり盗聴器を仕掛けられたり、どんどん狂気に入り込んで人殺しを繰り返すという細々したところが怖かったな笑
「リバーダンス・アドベンチャー」
アイルランドに住む少年キーガンはおじいちゃんとおばあちゃんが大好き。しかし灯台守だった祖父が亡くなり、悲しみくれたキーガンはある日少女モヤとともに不思議な世界に迷い込む。そこでは川を守護する鹿たちが伝統的な舞踏、リバーダンスを踊っている神話の世界だった。
伝統のリバーダンスをテーマにしたアニメーション作品。実際に見てみたいんですけど機会がないんですよねえ、リバーダンス。ケルト音楽も好きだから一回見たい。
と、そんな欲求を少しばかり叶えてくれるのがこの作品。音楽とダンスをアニメーションに詰め込んでいて、民族の歴史や神話に絡めた内容も興味深くて、思っていた以上に見応えがあって楽しかった。
アイルランドに住む少年キーガンはおじいちゃんとおばあちゃんが大好き。しかし灯台守だった祖父が亡くなり、悲しみくれたキーガンはある日少女モヤとともに不思議な世界に迷い込む。そこでは川を守護する鹿たちが伝統的な舞踏、リバーダンスを踊っている神話の世界だった。
伝統のリバーダンスをテーマにしたアニメーション作品。実際に見てみたいんですけど機会がないんですよねえ、リバーダンス。ケルト音楽も好きだから一回見たい。
と、そんな欲求を少しばかり叶えてくれるのがこの作品。音楽とダンスをアニメーションに詰め込んでいて、民族の歴史や神話に絡めた内容も興味深くて、思っていた以上に見応えがあって楽しかった。

結婚後なかなか子どもに恵まれずにいる佐都子と清和。不妊治療を続けるも辛い日々に、ついに子どもを諦めた二人だったが、偶然目にした特別養子縁組に希望を抱き、養子を迎えることにする。やってきた朝斗の産みの母は片倉ひかりという名の中学生だった。その後、その名を語る女性の電話がかかり……。一方、母となったひかりは、望まぬ妊娠や家族の不和、自宅に戻った後の様々な出来事に、孤独を深めるようになっていたが……。
原作は読了済み。原作の衝撃的かつ大事な設定は結構序盤で明かされるのですが、きっとこの作品で描きたかったのは、取りこぼされてしまう子どもたちは、助けを得られず守られなかった子ども、子どものまま大人になっていく子どもという負の連鎖だったんだろうな、と思いました。
でもこの作品にはちゃんとその連鎖を断ち切りたいという願いが込められていて、特に印象的だったのはひかりが働く新聞店の店長さん。恋人に相談されないまま自殺された後悔を涙声で話しながら「心配している」と言ってくれるの、多分ここがこの映画の全部なんだと思ったんですよね。
だから後の「なかったことにしないで」を受け取った佐都子が探しに来てくれるのが本当に嬉しくてたまらなかった。涙が出ました。