読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
鬼殺隊の隊員として、炭治郎たちは炎柱・煉
獄杏寿郎が向かった無限列車の調査任務に合流する。煉獄の凄まじい強さに、無事任務終了、と思いきや、それは鬼が見せる夢の罠で……。
泣いたよね。周りからすごいすすり泣きが聞こえて、こんなにも熱く激しく強さを示してみせた人の物語は胸を打つんだなと思いました。
漫画も面白いんですが、映像がまったく原作の面白さを殺していないのが本当にすごい。動いているから、音楽があるから、声がついているからという魅力が物語のよさを増しましにしていて、すごい。
個人的に原作でもどきっとした煉獄さんの「こっちへおいで」がものすごい破壊力でした。号泣しながら胸をときめかせていて呼吸困難でしたよ……。

泣いたよね。周りからすごいすすり泣きが聞こえて、こんなにも熱く激しく強さを示してみせた人の物語は胸を打つんだなと思いました。
漫画も面白いんですが、映像がまったく原作の面白さを殺していないのが本当にすごい。動いているから、音楽があるから、声がついているからという魅力が物語のよさを増しましにしていて、すごい。
個人的に原作でもどきっとした煉獄さんの「こっちへおいで」がものすごい破壊力でした。号泣しながら胸をときめかせていて呼吸困難でしたよ……。
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C.H郵便社の自動手記人形として、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの名は徐々に広まりつつあった。ヴァイオレットはある日入院中の少年が家族に宛てる手紙を代筆する。彼が亡くなった日に家族に渡す、という約束を交わして。だがある日宛先不明の手紙の筆跡に見覚えがあることに気付いたホッチンズは、ヴァイオレットが未だ忘れられないでいるあの人が生きている可能性を告げて……。
公開中なので続きから。
公開中なので続きから。
ウクライナのオペラハウスでテロ事件が発生、特殊部隊の一人であった名もなき男(主人公)は敵側に捕らえられ、秘密を守り抜くために持たされていた毒薬で自殺を図る。だがそれはこれから始まる作戦のための試験だった。合格した彼は第三次世界大戦を防ぐために未来からやってくる敵と戦うことになる。ミッションのキーワードは「TENET」。
公開中なので続きから。
公開中なので続きから。

その昔、人は自分の病を治すために悪い部分と同じところを食べたという……とある一冊の本をきっかけに、クラスメートが膵臓の病気で余命いくばくもないと知った僕。彼女、山内桜良が死ぬまでにやりたいことに付き合わされるようになった僕は、その日々の中で少しずつ変化を始める。
原作は読了済。映像になると、より桜良の性格が際立って、とんでもなく自分勝手で臆病で魅力的な女の子だなあと思いました。いやでも振り回される方はたまったものじゃないなあ笑
原作を読んだときにはなんとも言い難い寂しさと儚さを感じましたが、映画だと十二年後に春樹と恭子がきっちり決着をつけるシーンがよりドラマティックに描かれていて、ちょっとだけ気持ちが晴れました。ちゃんと前に進めてよかった。

北宇治高校吹奏楽部三年、フルートの傘木希美とオーボエの鎧塚みぞれは、中学時代からの友人同士。希美がいるだけでいいと思っていたみぞれは、最後のコンクールと進路決定を控え、やってくる別れに恐れを覚えていた。コンクールの自由曲「リズと青い鳥」にあるフルートとオーボエの掛け合いがあるけれど、二人の心はすれ違っていて……。
多くを語らない作品。アニメの美しさ、十代の少女の繊細さを存分に描き出した、本当に綺麗な作品。
「響け! ユーフォニアム」と同じ舞台で、進級後。本編当時から希美とみぞれの関係にはいいようのないもだもだ感を感じていたんですが、クローズアップされると、なるほどなあと腑に落ちました。
初夏らしい色彩の画面や、女の子たちの仕草、学校生活のありふれたワンシーンと、ちりばめられている青春の光景にきゅんきゅんします。そして何より、吹奏楽部。「リズと青い鳥」を演奏する終盤のシーン、オーボエがめちゃくちゃ美しくて感動しました。その分、フルートの多少の未熟さも……。
とても素敵な作品でした。

かつて惨劇が起こったホテルだった家から母親と逃げ出したダニーは、特殊能力シャイニングの持ち主だが、狂気に取り憑かれた父とあのホテルのことをトラウマとして抱えていた。シャイニングを通じて会うディックの助言を受けつつ、いつしか31年の月日が流れていたが、同じ力を持つ少女との出会いの一方で、同じく能力者の少年少女たちがとある集団に狙われていた。
「シャイニング」の続編。相変わらず起きてほしくないことが起きる。しかもそれが山場である後半でばたばたーっと起きるから余計にたちが悪くなっている気がしました!(これでも褒めています)。
いまなお幼少期の記憶と父親に囚われている中年男が、自分と同じ能力を持つ若い少女と力を合わせて、当時抗うことができなかったもの、あるいはそれに類似した敵を倒す、という物語を面白く感じました。でも「シャイニング」を見たときのようなわけのわからなさや不条理な怖さはなくて、「シャイニング」の回答編という印象。きちんと理由づけされたエピソードは見ていて気持ちよくもあったのですが、でもこれ「シャイニング」が好きな人が続編だと思ってわくわくしていると裏切られた気持ちになるやつではないか、とも思いました。
これを見ると「シャイニング」を見直したくなりますね。うーん、見るか……。

クールで無愛想、見ているだけで睨んでいるとか怒っているのかと言われてしまう女子高生の橘あきらは、実は恋をしている。相手はバイト先のレストランの店長である近藤正巳、45歳のおじさんだ。もちろん彼の眼中にはないし、周りもおじさんはないという。果たしてこの思いの行く末は?
とても爽やかで素敵な恋のお話だった! クールに見えて情熱的、ひたむきなあきらと、どこにでもいるおじさんだけれど大人としてきちんとしている店長の恋模様もはらはらするんですが、周りの人たちが特にいいなあ。アルバイト仲間に陸上部の友人の個性が、主張しすぎない感じであきらの世界に存在している感じがした。
漫画の実写化だけれど甘すぎない感じでとてもよかったです。

1870年代ロシア。政府高官カレーニンの美貌の妻アンナは、やってきたモスクワで若い将校のヴロンスキーと出会い、恋に落ちる。そのヴロンスキーに結婚を期待する兄嫁の娘キティだったが、すげなくされ、寝付いてしまった。一方でアンナとヴロンスキーは急接近し、不貞がかレーニンにばれてしまうが……。
映画の画面作りがとても美しい。色彩も構図も、人物の位置もかなり舞台的で映像的。一瞬一瞬を切り抜いて、その状況を強調するような画面構成がめちゃくちゃ美しい。
神の掟に背いたか、神の掟に従うとはどういうことなのか、という主題は置いておいて、とにかく放埓で己が欲望のまま生きるか、恥を知りながらも淡々と慎ましく生きるのか、どちらがよいだろうかということでしょうか。なんというか、外国文学って何も持たない、失敗が多い、恥を知っているということが美徳の世界だなあと思います。そしてそれがどの国でも共通しているような。

江戸時代末期、宇宙から襲来した「天人」によって日本は開国し、天人の台頭と廃刀令により侍の存在が薄れていく頃。万事屋を営む坂田銀時、廃れた剣術道場の息子の新八、夜兎族の神楽は、将軍様のカブト探しから、妖刀やテロ騒ぎと日々せわしなく。
原作は読んだことあり。福田監督の癖というか、ああこういうタイプの作品が得意なんだなと思いました。だからヲタ恋はちょっとずれてたんだな、とか。
原作に忠実な実写クオリティもすごいんですが、惜しみなく使われるパロディが、原作やアニメが好きだった人にはたまらんだろうという大盤振る舞い。どうしようもなくて吹き出すこと多々。ただ三次元の人に銀魂的下ネタを口にさせるのは若干居心地が悪く、なんかごめんという気持ちに……笑 しかし役者さんたちの振り切った演技がb素晴らしく、楽しかったです。