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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ソロモンの偽証 前篇・事件 [DVD]
雪の降り積もる朝、登校した藤野涼子と野田健一はクラスメートの柏木卓也が亡くなっているのを発見する。警察が捜査した結果、自殺と断定されたものの、学校関係者やマスコミに大出俊次たちが殺害したことをほのめかす文書が届く。それは彼らにいじめられていた三宅樹里と浅井松子が投函したものだった。果たして柏木は殺されたのか?

裁判が始まるまで。
これ、実際に小説に書いたのか、そうかあ……という気持ち。中学生の実態をものすごく忠実に描いているところが一番怖かった。この雰囲気、この関係性、いまもそうなんだなと薄ら寒い気持ちになってしまった。無関係だと思ったらとことん薄情になったりふざけたりするあれな。きついわ。
行き場のないどん詰まりな彼女たちがどう突破するのか、後篇に期待。
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3月のライオン【後編】 DVD 通常版
桐山零が川本家の三姉妹に出会って一年ほどが経ったある日、次女のひなたがぼろぼろの格好で帰宅する。いじめの標的にされたというのだ。彼女の強い意志を感じた零は、ひなたを守ると誓う。一方、棋界では新人王トーナメントの時期を迎えていた。

アニメの第二期のエピソードと、その続きが少し? かな? 多分川本家のクズ父のエピソードは初めて見るはず。
この時期になると零の行動力のすごさに驚かされるんですよね。あっこの子やっぱりものすごく頭がいい上に実行力が伴った人間だ……みたいな。しかもちょっと暴走しがちな。
この作品、周りの人たちのささやかな善性や善行に、見ていて救われる気がする。特にひなたの行動は気高くて、いっぱい応援したくなるしそのうち泣いてしまったりして。いい作品だなあとしみじみ思います。
3月のライオン【前編】 DVD 通常版
中学生にしてプロ棋士となった桐山零は幼い頃に家族を失い、父の友人である幸田に引き取られた過去を持つ。幸田の内弟子となった零は家族にも周囲にも溶け込めず孤立し、将棋でも伸び悩んでいた。だがある日川本家の三姉妹と出会い、交流を持つようになったことで少しずつ世界が広がり始め……。

原作は少しだけ。アニメは見ています。前編はアニメ第一期のエピソード。
零がすごく零で、すごいなあ。漫画から抜け出してきたみたい。
川本家は思い描いていた家そのままで嬉しくなりました。こういう雑然として、でもあったかさがある、人が住んでる家って感じだよなーと思っていたのでそこに川本家の人たちと零がいるとほっとします。少しずつ零の棘が消えていく感じが見ていて安心するけれど、ここからの展開を思うときりきりしてしまう。
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film [DVD]
イギリスからやってきた名探偵エルロック・ショルメの護衛任務を行うパトレンジャー。そこへギャングラーが現れ、ルパンレンジャーも参戦。三つの勢力がぶつかることに。だが異世界にさらわれてしまった1号とレッドは、脱出のため一時的に手を組むことにした。果たして真犯人の目的とは?

ルパパト映画。レッドと1号の共闘が目玉というところでしょうか。短いのが残念だなあ。
ルパパトは対照的な組み合わせがすごく好きで、単体でもちゃんとキャラが立っていて見ていて楽しい。女の子たちが活躍するスーパーヒーロー戦隊はとてもよいものだ。
サクラダリセット 後篇 [DVD]
咲良田を守る二代目の魔女が現れた。取り戻した相麻菫の存在は、咲良田を大きく変える事件へと発展していく。浅井ケイと春埼美空は管理局員の浦地正宗らに追われ、駆け引きを迫られる。咲良田から能力は失われるのか、それとも。

管理局との対決。繋いできた絆が力となる展開は熱い。咲良田という場所だからというのもあるし、この年頃だからできることのような気もして、眩しくて苦しいな。そのまっすぐさは大人になっても曲がらないでいてほしいとすごく思う。
浦地さんは突飛でだいぶ振り切れたキャラクターになっていてかなりびっくりしたんですが、この作品は全体的に静かに喋るところが多いので、こういう人物の方がアクセントになって飽きないか。
こうなったら原作を読みたくなってきたので機会があったら読んでみようと思います。
サクラダリセット 前篇 [DVD]
能力者が存在する不思議な街・咲良田。浅井ケイと春埼美空はとあるクラブに所属し、能力を使って活動している。そんな二人には共通する傷があった。春埼の能力、最大三日分世界を巻き戻すことができる「リセット」によって友人・相麻菫を亡くしたこと。見聞きしたものを完全に記憶する「記憶保持」の能力を持つケイは何があったのかをすべて覚えていることだ。そんな二人は咲良田を変えようとする事件に巻き込まれ……。

アニメを視聴済み。原作は未読。
前篇は相麻菫を取り戻すまでの話。原作の中身がどんなものかわからないのでアニメ基準になるのですが、ちょっと改変しつつもほとんど変わらないストーリーだった気がします。相麻菫が実写でも実に「相麻菫」っぽくて感心しました。独特の声と台詞回しがとても。
前篇はまだ青春の延長線上にあるような話なんだけれど、ケイの駆け引きがだいぶと心臓に悪い。美空に対する絶対的な信頼が怖いような。でもケイの気持ちを知っているとむずがゆいような。
大学生のダニーは追い詰められていた。精神疾患を持つ妹が不穏なメッセージを寄越してきたからだ。その不安は的中し、妹は両親と無理心中し、ダニーは病んでいく。そんな彼女の振り回されていると感じ、別れを考えていた恋人のクリスチャンは、友人のマーク、ジョシュとともに、同じく友人のペレの故郷、ホルガの祝祭に招待されていた。なしくずしにダニーもホルガ行きに参加するが、そこで行われていたのは……。

公開中なので続きから。



ヒットマン(完全無修正版) [DVD]
極秘裏に暗殺者を養成しては各国に派遣する組織、そこに所属する凄腕の殺し屋・エージェント47は、その日もターゲットを仕留めた。任務終了と思いきや、ターゲットは生きており、しかも反抗の現場を娼婦ニカに目撃されてしまう。ニカを始末しようとするも、47は彼女に何かを感じ取り、情報を得るために生かすことにするが……。

ゲームはちょっとだけ知っている、という状態で見ましたが、47役の俳優さん、めちゃくちゃいいですね。はまってますね。
成功したはずのミッションが完了にならず、というところから始まる殺し屋もの、王道を突っ走っていて安心して見ていられました。あとやっぱり登場人物がかっこいいなあ。現実に寄せたキャラクター造形ってリアルにすればするほど陳腐なときがあると思うんですが、これはぴったりな感じがしてよかった。
グランド・ブダペスト・ホテル [AmazonDVDコレクション]
ヨーロッパ最高峰と謳われたグランド・ブダペスト・ホテル。名高きコンシェルジュ・グスダヴを目当てに大勢の富豪が集まっていた1932年。とある資産家・マダムDが死去し、グスタヴとベルボーイのゼロはマダムの屋敷に向かう。そこでグスタヴはマダムからの遺産を譲り受けるが、これがきっかけでマダム殺害の容疑で逮捕されることになってしまった。

ユーモアと風刺の効いたコメディ作品。色彩や構図が華やかで、こういう美的な作品でコメディなのは見ていて心踊ります。荒唐無稽な展開につい笑ってしまった。皮肉ったような色々がまた味があって好きだ。また建物や室内に土地柄が表れていてとてもいい。戦争の気配を感じつつも、豊かになった人たちが楽しそうに生きて、それにまつわる事件に巻き込まれるなんて、時代の良さを描いている気がしてちょっとほっこりする。
ペット・セメタリー [DVD]
田舎町に引っ越してきたクリード一家。新しい家の隣には事故にあったペットを埋葬する墓地、ペット・セメタリーがある。飼い猫のチャーチが亡くなり、まだ死を理解できない幼い子どもたちに内緒で、遺骸を墓地に埋めるルイスだったが、翌日チャーチは、異臭を放つ姿で蘇ってきて。

屍を埋めると死んだ者が蘇る墓地。だが戻ってきたそれはまったく別の何か。
禁忌の術に触れてしまったがゆえにそれに取り憑かれる恐怖と悪霊の存在・うーんとても80年代90年代。この時代のホラーは面白い。信仰が深いがゆえに描かれるものがあって、様々な情報を手に入れることができる現代にはない空気感が漂っている。
あとやっぱりキングは偉大。絶対起こってほしくないことが起こるんだもんなー。動物と子どもがひどい目にあうのはきつい。そしてエンディングの明るさが、無情で滑稽。センスある……。
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Author:月子
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