読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

東京、八丈島。高校生の娘、双葉が反抗期を迎えて生意気な態度をとるのに腹を据えかねた母、かおりは、その日から学校に持っていくお弁当を凄まじく手の込んだキャラ弁に変える。母の怒りを感じた双葉だが、残したり捨てたりするのは負けたことになると毎日意地でも完食。そんななか、進路をはじめとした変化が母娘に訪れ……。
原作は未読。劇中のお弁当、撮影用とはいえめちゃくちゃ手が込んでいるし美味しそうで見ていてお腹が空きました!
思春期の難しさと親の気持ちについて、最近別の方の本で触れたところだったので、いろんな母娘の反抗期を思うとなんだか、娘としては大変だったんだけれどお母さんも本当に大変だったんだなあ、すごいなあとしみじみしてしまう。めちゃくちゃ面倒臭いし邪魔くさいし腹の立つ生意気な子どもを、よく放り出さず面倒を見てくれたもんだ。同じこと、私も子どもにできるのかなあなんて思う。
お弁当生活最後の母の嫌がらせ弁当は、最高に素晴らしくて泣いてしまった。
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ブラック企業に勤める青山は、毎日上司のパワハラを受け、心身ともに疲弊していた。ある日駅のホームでふうっと飛び降りてしまいそうになったところ、小学校時代の同級生だったヤマモトに助けられる。意気投合し、やがて飲み友達となる二人だったが、別の同級生の情報で、ヤマモトがまったく知らない別人だと判明し……。
原作読了済。原作は小説として安定して面白かったんですけれども、思いがけず映画映えする内容だったんだなあと鑑賞後に思いました。
ヤマモトは一体誰だ? という不気味さよりも、青山がいい方向に変わったこと、仕事をする上で不幸な人がたくさんいること、新しい一歩を踏み出すことへの勇気やエールを強く感じました。最後はすごく爽やかで見ていて気持ちよかった。
しかし先輩の五十嵐さん、こちらは映像で見ると余計にやり方がえぐくて……。女優さんの演技力もあるんでしょうけれど、最後に青山が微笑んで突き放すの、なんとも言えない気持ちになったな。

宇宙で暮らしていたソニックは、とある事情で地球のアメリカ、モンタナ州グリーンヒルズの街の近くで隠されて暮らしていた。ひとりぼっちで孤独を感じながらも、彼の楽しみは住人たちの生活を覗き見ることで、特に保安官トムとその妻の獣医師マディがサンフランシスコに引っ越す計画も知っていた。しかしある日自らの力を防衛省に知られ、科学者のロボトニックに追われることになってしまい……。
ソニックの映画なんですけれどもソニックじゃなくても成り立つんじゃないかな。異星人とちょっと要領の悪い保安官の友情のお話。政府の偉い人に追われるのはお約束。ストーリーも尺も王道。安心して見られるも、最後の最後で続編を匂わせるのはよくなかったんじゃないかなあ……。
とにかくソニックのビジュアルが可愛らしく、ぎゅんぎゅん駆け回ることでお話が進むのが楽しい。寂しがり屋の宇宙生物と地球の人間の夫婦が仲良く暮らすの、とてもハッピーな終わり方でよかった。
ニアサードインパクト後、シンジとレイ(仮)、アスカはとある人々に助けられる。一方、ミサトとリツコは残った仲間たちとマリとともに来る最終決戦に向けて準備を進めていた。
何を書いてもネタバレになるので続きから。
何を書いてもネタバレになるので続きから。
「CARGO カーゴ」
ウイルスによって大勢の人間がゾンビ化した世界で、アンディは妻と娘とともに船上で暮らすことで日々を送っていた。だがある日妻がウイルスに感染、事故によって死亡し、アンディもまたウイルスに侵されてしまう。ゾンビ化するまで残り48時間。まだ赤ん坊の娘を託せる相手を求めて、アンディは残り時間で必死に探索を始める……。
有名になったゾンビの父親と赤ん坊のショートムービーから膨らませた作品。残りわずかな時間でゾンビになって知性と理性を失う父親は、果たして子どもを守ることができるのか? という大きなテーマを描いているので、他の人たちのエピソードはおまけ感があるかも。けれどそれもこの世界がかなり荒んでいることを表現していて、そんな状況であっても切れない絆、途切れない思いが強調されるわけで。
ショートムービーで衝撃的かつ感動的だったオチを用いているのは想像通りだったんですが、過酷な状況で手助けしてくれるティミの存在は大きかったと思いました。アンディはひとりぼっちで死んでしまったのではないし、いつか娘のロージーにティミや他の人がアンディのことを語ってくれる日も訪れるかもしれない。そう思うとちょっとほっとできたのでした。
ウイルスによって大勢の人間がゾンビ化した世界で、アンディは妻と娘とともに船上で暮らすことで日々を送っていた。だがある日妻がウイルスに感染、事故によって死亡し、アンディもまたウイルスに侵されてしまう。ゾンビ化するまで残り48時間。まだ赤ん坊の娘を託せる相手を求めて、アンディは残り時間で必死に探索を始める……。
有名になったゾンビの父親と赤ん坊のショートムービーから膨らませた作品。残りわずかな時間でゾンビになって知性と理性を失う父親は、果たして子どもを守ることができるのか? という大きなテーマを描いているので、他の人たちのエピソードはおまけ感があるかも。けれどそれもこの世界がかなり荒んでいることを表現していて、そんな状況であっても切れない絆、途切れない思いが強調されるわけで。
ショートムービーで衝撃的かつ感動的だったオチを用いているのは想像通りだったんですが、過酷な状況で手助けしてくれるティミの存在は大きかったと思いました。アンディはひとりぼっちで死んでしまったのではないし、いつか娘のロージーにティミや他の人がアンディのことを語ってくれる日も訪れるかもしれない。そう思うとちょっとほっとできたのでした。

平行宇宙から来たホシ★ミナトたちに誘拐されたルパンレンジャーの三人。事件を知って駆けつけたパトレンジャーの三人は、これまた突如現れたラッキー(キュウレンジャー・シシレッド)に邪魔されてしまう。かくして三つの戦隊が出会うことになり……。
二十人という台詞が出た瞬間「多い!」と吹き出してしまった。
ただでさえルパパトでいつもより人数が多いのに、キュウレンジャーもまたさらに多くて、合わさると当然大所帯になるんですが、キュウレンジャーのときにも多いと思ったけどこの映画、絶対に人数で笑わせてきてるでしょ。
お話としてはお祭り騒ぎのコラボストーリーですが、この作品ですごく印象的だったのは主題歌でした。それぞれの活躍シーンで流れる主題歌がやけにかっこよくて楽しかった。エンディングも全員で踊るの、可愛かったなあ。やっぱり人数が多くて笑っちゃったけど!

世界にゾンビウイルスが蔓延し、多大な犠牲を出してから七年。いまではゾンビはすっかり少なくなり、とある島に隔離され、安全な場所からハントされる獲物となっていた。父親をゾンビに殺されたメラニーは、そのトラウマを克服するため、カウンセラーの勧めでその島に向かう。だがその島のセキリュティシステムがダウンし、脱出しなければ空爆を受けるという状況になってしまい……。
ゾンビを狩るリゾートなんて悪いことしか起きないじゃないか。
というタイトルとあらすじからお馬鹿映画を想像していたんですが、思ったよりもちゃんとしていて面白く見てました。ゾンビというものを「作る」のと、それを消費して、補充して……という地球に末期感を覚えましたし、生き残る人間が(リゾートでも地球においても)最低な人間ばかりという印象で、けれどラストはちゃんとその呆れの気持ちも回収していってくれたのがよかった。海を渡るのは新しいな!

地獄に落としたい相手を、午前零時になるとアクセスできる地獄通信に書き込む、すると地獄へ落とすことができる、という都市伝説があった。女子高生の美保は、話が合わないクラスメートたちと過ごすのに疲れつつ、自分の好きなアーティスト・魔鬼のライブへ行く。そこで痴漢にあったところ助けてくれた遥の奔放さと魅力に惹かれていく美保。やがて美保は遥のために地獄通信に書き込むが……。
アニメは視聴済み。地獄少女の扱い方がちょっとアニメと違う気がしますが、これはこれで面白かった気もします。
ちゃんと少女漫画雑誌のホラー作品の映像化っていう印象なのは、地に足ついた設定と突飛な設定が上手く組み合わさっているからかなあ。クラスや友達に馴染めないというリアリティと、ライブに行った先で知り合った子と友達になって、彼女がアーティストと接近して、そのアーティストが実は悪人かつ狂信者でというもりもり設定。地獄通信によって人が死ぬものの、本当に怖いのは人を呪う人間であるという描き方も面白いと思いました。閻魔あいちゃんは求められるままに地獄に落としているだけなのでね!

突如として謎めいた出口のない部屋に閉じ込められた人々。警官のクエンティンは、同じ状況にある人々をまとめ、時に反目し合いつつ出口を探す。しかしこの建物は移動する部屋を間違えると命を落とす罠が仕掛けられていた。正解の部屋を導き出すための法則とは? 果たして外に出られるのか。
すべてが謎のまま、閉じ目られた人間が疑心暗鬼になり、罠ではなく悪意によって脱落していく作品。ラストのうわー! とああ……というアップダウンが最後まで余韻を残すスリラーでした。
何故ここに閉じ込められたのか。この建造物の目的は何か。誰の仕業か。などということはまったく明かされないままなんですが、それはそれで良いと感じました。とにかく人間関係のギスギスっぷりと、謎を解く面白さ、希望を抱いたところで絶望する緩急がよかった。はらはらしつつも、これは絶対メインを張っている人たちは誰も助からないんだろうなあと思っていたら案の定ですよ。出られたのがあの人だったことも暗示的でした。