読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
![機動戦士ガンダムUC 7 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51iIoKnMUWL._SL160_.jpg)
「ラプラスの箱」の最終座標は、始まりの地インダストリアル7。ネェル・アーガマ、ガランシェール隊とともにその地を目指すバナージたち。一方、連邦軍では、ビスト一族のマーサ・ビスト・カーバインと、連邦政府の議員ローナン・マーセナスが手を組み、「ラプラスの箱」を目指していた。そして一行は、真実を知るリディから、バナージとミネバはビスト財団の創始者カーディアス・ビストから、「ラプラスの箱」の真実を聞かされる……
父から子へ。未来を託す大人たちと、それを受け取った子どもたち。そして、子から父へ返す愛。
エピソード1から一貫して描かれているテーマが、最後までぶれなくてすごく面白かった……。
ここにきてリディがすごくいいキャラというか、成長したね! っていう。バナージがサイコフレームの塊になって、呼びかけるところなんて、これから彼が主人公になるんじゃないかと思った。それに共闘! 以前とは違う、本当に二人で強大な敵に立ち向かっているという感じが、すごくよかった!
フロンタルの最後は、胸がいっぱいになった……。無印ガンダムはほとんど知識はないのですが、それでも、彼らが現れたことがこう、次へ、というメッセージがあるように感じられて。
ああ、もう、すごく面白かった! 子どもっぽくないけれど、子どものためのガンダムだと思いました。
![機動戦士ガンダムUC 6 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51yrIYbp2LL._SL160_.jpg)
連邦軍によって追撃されることとなったネェル・アーガマ。窮地を救ったのは、袖付き、フル・フロンタル。彼らに協力を求められた一行だったが、ネェル・アーガマのクルーたちの一部が抵抗、武器を手にし、一触触発の状態になる。だが、マリーダとミネバ、バナージの活躍によって袖付きたちを追い出すことに成功する。そして、三つの勢力が「ラプラスの箱」の最終座標地点を目指すことになるが、その時、リディの乗る黒いガンダムが現れ……。
マリーダさんとジンネマンのやりとりに泣く。父親と子どもの関係性の中で、最初に解放された二人ということになるのかな。
お着替えをなさった姫さまがかっこよすぎです。このあたりで、ミネバはだいぶとはっきり物事を言い切るようになったなあと思いました。語調がはっきりして、発言に責任を持つようになった感じがする。腹が据わったというか、覚悟したというか。
リディは……逆恨みっぽいような、なんというか。
次が最後。
![機動戦士ガンダムUC 5 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51kl2AlIAuL._SL160_.jpg)
ユニコーンガンダムが、次の座標を示した。だが、バナージはそれを黙秘したまま、尋問官へ抵抗を続けていた。バナージとユニコーンガンダムを、財団側に引き渡すことが決まる。抵抗を試みたバナージは、ブライトの協力もあり、ミネバ救出を開始する。同時に、リディもまた、ミネバを奪還しようと行動を開始していた。だが、黒いガンダムに乗ったマリーダは、再調整の結果、記憶を失い、戦闘兵器と化してバナージを攻撃して……。
バナージ、ミネバ、リディの三角関係もだいぶと山場。しかし、このあたりを見るのは二度目のはずなのに、一回目のときも思ったけれど、ミネバはリディには、この時点ではちょっと荷が重いいのではかなあと思う。
落下萌えな私は大歓喜な回です。ちゃんと受け止めたあと、二人が信頼しきった表情と言葉を交わし合うのがすごくいい。
なんというか、最初の方は姫君としての自覚はあったものの、自信なさげで空回りしていたミネバが、あちこちに振り回されて、どんどん大人になっていく感じがします。喋り方とか、はっきり断定するようになったし、権力者の喋り方はするけれど、それを武器にはしていない感じ。これってやっぱり、ブリッジで一回バナージに注意されたあれのせいなのかな。
![機動戦士ガンダムUC 4 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51LqI0hDELL._SL160_.jpg)
地球の砂漠に降下したガランシェール。バナージもまた、彼らとともにいた。船長のジンネマンやクルーたちの人柄に触れ、少しずつ様々な思いを受け取っていくバナージ。だが、ユニコーンガンダムが示す「ラプラスの箱」の座標を巡って、ダカールの街は火の海と化す。バナージは、ガーベイ一族の少女ロニと戦うことになるが、彼女もまた、父親という呪縛を持った子どもだった。一方、連邦軍に戻ったリディは、ブライト・ノアの指揮下にパイロットとして配属され……。
父の呪縛、というものが、どんどん実体を濃くして現れてくるような回だと思いました。
砂漠を歩いて、世界は広く、どうしようもない、果てしない宇宙があることで、自分が小さくてなんの力も持たない……という流れは、王道だからこそ胸にじんときます。この作品の好きなところは、バナージがもうだめだと壁にぶつかっても、大人たちがそっと新しい道があることを教えてくれるところ。
コーヒーを飲む一連のシーンが好きすぎて何回も見る。
「撃てません」の流れが、泣く。
![機動戦士ガンダムUC 3 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51GJRpz3UmL._SL160_.jpg)
ユニコーンガンダム、そして捕虜となったバナージ奪還のため、小惑星パラオを襲撃する連邦軍。バナージとマリーダは戦い、マリーダは強化人間として、バナージはニュータイプとして覚醒を始める。マリーダを食い止めることに成功したバナージは、二人して連邦軍の保護下に置かれることになった。ユニコーンガンダムが「ラプラスの箱」の在りかのヒントとして示した、旧首相官邸ラプラスの跡地に赴いた一行だったが、フル・フロンタルが強襲し……。
マリーダさんの苦しさと優しさが分かるのと、男前ぶりが分かる回。大人たちが子どもたちに夢や希望を託して星のように消えていく回でもある。優しいギルボアさんが、すごくいい人になったダグザさんが散っていくのが、なんとも言えない寂しさと光を感じる……。
バナージの台詞をオードリーが言ってリディの心を震わせて、バナージが直接言った台詞も同じようにして……というので、ちょっと笑う。オードリーに執着してるけど、リディって実際はいろんなところでバナージに影響されてる。
挿入歌がとてもいい。
![機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 2 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51N5Aml-mBL._SL160_.jpg)
ユニコーンガンダムとともに連邦軍に保護されたバナージたちだったが、ネオ・ジオン残党軍「袖付き」たちによって襲撃される。オードリーの正体が、ザビ家の末裔であるミネバ・ラオ・ザビだと明かされ、彼女を盾に袖付きの攻撃を振り切ろうとするが失敗。ユニコーンガンダムとバナージは、袖付きに回収される。袖付きの隊長であり、ネオ・ジオンの首魁であるフル・フロンタルは、あの赤い彗星シャアの再来とされる男で……。
パラオ襲撃直前まで。バナージが歴史について語ることができるのは、爆発で亡くなってしまったあの先生のおかげなのかなと思うと、なんだか泣きそうになる。そういう、少しずつ繋いでいくものが感じられるから、UCがめちゃくちゃ好きなんです。
マリーダさんの圧倒的包容力が好きだ。パイロットだからもちろんその手を染めたこともあるだろうに、だからこそ言える台詞の数々が好きだ。wiki見たら壮絶すぎて泣いた。幸せにしたいと思いました。
![機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51EmbWkFFpL._SL160_.jpg)
工業コロニー・インダストリアル7。ビスト財団が所有する「ラプラスの箱」が、ネオ・ジオン残党軍へ受け渡しが行われようとするその日、アナハイム高専学生であるバナージは、空から落ちてくる少女を救出する。オードリーと名乗った少女の目的は、その「ラプラスの箱」の受け渡しの阻止、そして、戦争を止めること。日々を生きる中で感じていた「ずれ」が彼女の言葉によってぴったり沿うような感覚を得たバナージは、オードリーに協力を申し出るが……。
アニメ版の0096を完走したので、じっくり映画も見ようと見始めました。アニメ版、結構ざくざく切ってる感じがしました。間の取り方は、やっぱり劇場版の方がいいですね。バナージとオードリーの移動シーンが、アニメ版では「おや?」と思う感じだったんですが、劇場版は何も思わなかったので。いやしかし、ホットドッグを一口食べて「おいしい……」って顔する姫さままじかわゆい。
ユニコーンガンダムが目覚めるまで。父親と子の物語の、最初の話でした。
![劇場版「空の境界」未来福音(通常版) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51hvEYK42-L._SL160_.jpg)
未来を見ることができる少女・瀬尾静音は、すれ違った男を救おうと声をかけ、揉めてしまったところを、眼鏡の青年に助けられる。自分の告げた未来視の力を信じた彼は、黒桐幹也。未来を見ることについて教えられた静音は、彼の未来を見てしまい……。同じ頃、両儀式は、連続爆弾魔事件の犯人に付け狙われていた。
大人になった式が見られると思って、見ました。相変わらず美しい、というか、子持ちだとは思えないよかっこいいきれいいい……!
お話は、視点があっちこっちに行くので、小説でじっくり読んで理解したいな、と思う内容でした。最後に「彼」が出てくるとは思わなくて鳥肌が立ちましたが、これもやっぱり小説でも読みたい。
未那は、凄まじい美少女で小悪魔なので将来が楽しみですね。こういう子が一回折れるところを見てみたいんですが、それは周りが許さないかなあ、なんて思いました。そういう星の巡り合わせの子のような気がします。
式と幹也はおめでとうございました。幸せになれ……。