読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
![風立ちぬ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/518mbeSu0oL._SL160_.jpg)
公開時に見に行ったので、二回目の視聴。
風が吹いたから生きなくては。というのは、清々しいような、悲しいような気がして、風が吹かないということはほとんどないから、ずっと、ずっと、生きていかなくては、というどうしようもなさを感じるなあ、と思った二回目でした。
二郎という人が、喜びも悲しみも一歩引いたところがあるようなのがずっと不思議な感じがしたんですけれども、ずっと道の途中にあったからなのか、最後にだけ声を詰まらせて「ありがとう」と言ったのに、やっぱりずっと苦しかったのかと感じました。ものづくりの人の苦しみ、けれど、それが人生のすべてだったから、最後になるまでその苦しみが見えずに超然と見えたのかもしれない。全部が終わって、その喜びも悲しみも、犠牲も何もかもが飲み込めたのかも。
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![アキハバラ@DEEP [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61QD85bFpYL._SL160_.jpg)
オタク、ニート、ひきこもりである若者たちが、弱小ベンチャー「アキハバラ@DEEP」として、検索エンジン「クルーク」を制作した。Yahoo!越えを目指したその検索エンジンが話題になっていくと、大手IT企業が提携を申し出た。やがて、暴力的な方法でクルークを奪われたメンバーは、奪還作戦を開始する。
原作は読了済。ドラマは見てません。
だいぶと昔に原作を読んだ印象だと、タイトルの「アキハバラ@DEEP」はアングラな俺たちのこと、みたいな印象だったんですが、映画を読むと、メンバーのことだけを指している気がしました。クルークに関する描写がないからかな。
アキハバラ、な要素よりも、ジョブズとかザッカーバーグとかのことをやるような映画だったのかもな、と思う。一つの企業が一時代を築くものを作る、というストーリーなのですが、全体的にこじんまりしているのがちょっと残念な気がしました。原作の、クルークのことが、ものすごくアツかったので、それが見たかったんだけどなあ……!
久しぶりに原作を読むか、と思いました。
![マーティン・フリーマンのスクール・オブ・ミュージカル [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/616K5aD3KsL._SL160_.jpg)
小学校教師のポールは、数年前演出した聖誕劇をこき下ろされた経験がある。しかも、それと同じくして絶賛されていたのは、ともに演劇学校を出たかつての親友。恋人とも別れてしまい、レベルの低い学校に所属しているポールは、親友と再会したときに「僕の聖誕劇をハリウッドでプロデューサーをやっている彼女(元恋人)が見にくる」と嘘をつく。やがてその嘘が、街を巻き込んだ騒動に発展してしまい。
原題は「Nativity!」。その通り、クリスマスの聖誕劇を演じる物語です。
聖誕劇を成功させよう! というストーリーなので、ちょっと尺が足りてない気もしましたが、コメディで明るく楽しく、台詞や状況の端々から見えてくる、関係性や、人のちょっとした過ちなどが見えるのが面白くて! 劇を成功させようとする気持ちがどんどん大きくなっていくポールがの子どもたちとの接し方が徐々に変わっていくところがよかったし、子どもたちの一生懸命さがとても可愛かった! 劇は、本当に可愛かった。等身大の子たちが無理せずに演じてる感じでした。
クリスマスの話は、幸せなストーリーでいいなあ。心があったかくなりました。

花嫁として鬼ヶ里に迎え入れられながら、その鬼に捨てられた桃子。家に帰る選択肢はなく、嘲笑の的になりながらも鬼ヶ里高校に通っていたが、ある日鬼頭の花嫁である神無がやってくる。自身へのコンプレックスから、神無に接近する桃子。ふとしたことで知り合った堀川響にその気持ちを利用され、神無を陥れるが……。
ナイス配役! な桃子だったと思います。一番イメージに近かった。「馬っ鹿じゃないの!?」と言い方とか、喋り方とか振る舞いとか、もうまんま桃子でした。響とのやりとりが、真剣でギスギスしてるのにラブコメで、気の強い桃子だからこその言動が気持ちよくて、楽しい。オリジナルエピソードも入っていましたが、鬼と花嫁の関係をよく表したエピソードで、面白かった。
華鬼×神無編でも描かれていた響との戦いで、神無を迎えにきた華鬼が「だから出て行けって言っただろ」というシーンをたまたま通りすがった妹がいきなり笑い出して、「言い方めっちゃ優しくなってる」と言うので、だよね!? と笑いました。
桃子のうしろで、華鬼と神無が進展してる(二巻以降のやりとりで続いてるらしい)のが面白い。そして大事なところ、二人が逃げているところで、ちゃんと神無のところに駆けつけて真剣かつ優しく「何があった」と聞いてくれる! ちゃんと描かれるより、そういうところで進展してますっていう焦らしプレイがほんとたまらない……! 映画版の華鬼が、神無の作ったご飯を(口に合う)とか思いながら食べ、言葉のやり取りはほとんどないのに二人で一緒に寝るのが当たり前になり、庇護翼とちゃんと会話できるようになる鬼頭になるのかと思うと、床をローリングする。かわいすぎてもえしぬ。
ヒーローとしては、響はヒールですが一番男前で少女漫画だったように思います。強引俺様系。桃子との相性が抜群で、ラブシーンがきゃーっと悲鳴を上げる感じで楽しかった。ラストは反則! 屋上のシーンが全部可愛かった! 不覚にもときめいたわ!
三部作ぶっ通しで見ましたが(記事は一日一記事にしています)想像したよりも面白かったです。実写化ということで作り物っぽいファンタジーかと思ったら、ある程度現実っぽくしてあって、薄暗くて、よかったと思います。いや、私が単に「ほーこういう実写化かー」と面白がってるだけかもしれませんが……。
三つのどれも面白くて、でも一言言うなら、華鬼と神無の仲良くなっているところをもっと!!! 見たかった!!! でも最高の焦らしプレイだったと思います。裏側で仲良くなってる二人……ときめくわ……。

神無の世話をしたもえぎは、16歳のとき、高槻麗二の花嫁として鬼ヶ里に連れてこられた。16歳で結婚、しかも相手が五百歳のおじいさんとなんていや! と逃げ出すが、結局しばらくの間だけ一緒に暮らすことに渋々同意するもえぎ。だが、同じクラスで隣の席になった堀川響が暗躍し、鬼の花嫁を食らう凝り鬼を解き放ってしまう。
麗二さんの優しい喋り方と表情が好きです。この方、ゴーカイジャーのバスコなんですよね。いいイケメンだ……。
もえぎも気が強くて可愛いなー。原作のほんわか最強とはちょっと強さの方向が違いましたが、喋り方も立ち居振る舞いもしっかりしていて、将来の片鱗が見えて面白い。
原作でも触れられていたもえぎと響と同級生だったという話が面白いなと思ったんですが、もえぎは、神無とも同級生になった響のこと、かなり面白がってたんじゃないかなあと想像しました。
どきどきな共同生活、というよりは、恋を始めましょうという感じの駆け引きが面白くて、初夜のシーンとお風呂のシーンは笑いましたし、にやにやしました。この映画の麗二が言うと「確かめ合うんです」の台詞がもうすっごいときめきで! なんだその余裕たっぷりなきょとん顔! もえるわー!(ごろごろ)
しかし自転車駆ってくる麗二がちょっと面白かった。車じゃないのかそこは! って思いながら、ラストで二人が歩いているシーンももえたので自転車サイコー! ってなりました(現金)。そして、車に乗ってる国一がかっこよかったです。

16歳の朝霧神無は、幼少時から意図せず男たちに狙われ、その度に自身を傷つけることを繰り返してきた。ある朝、士都麻光晴と名乗る男がやってきて「迎えにきた」と告げ、神無を鬼ヶ里と呼ばれるところへ連れて行く。身体に花の痣を持つ神無は、生まれる前に鬼によって印を付けられた鬼の花嫁だった。そして神無に印をつけた鬼とは、現在最も強い鬼・鬼頭とされる、華鬼。だが、華鬼は神無に強い憎しみを向けてきて……。
原作が面白かったので、映画も見てみることにしました。ちょっと不安だったんですけど、思ったよりも面白かった……! 小説のイメージや挿絵のままで入ると、ちょっと入りづらくてもぞもぞしてたんですが、見ているうちに、「神無がかわいいわ……」「イケメンでこの台詞ははずい……」とか楽しめるようになってました。いやー少女小説の世界を実写化されると台詞のあれこれやシチュエーションがすっごい恥ずかしいことがよくわかりました。
何が好きって、光晴の低音ボイスとえせ関西弁がツボ……! お笑い要員だと思ってたけど、映画ではがっつりしっかりヒーローのライバル的なキャラクターに仕上がっていて、見ているこっちがちょっとぐらつきました。
あと、神無の最初のセーラー服と、鬼ヶ里高校のセーラー服の差、というか、鬼ヶ里高校の制服の、セーラー服なのに女の子によく似合ってる形になっていて普通の学校よりちょっとおしゃれの私立って分かるところがすごくツボりました。細身の神無に、灰色スカートのセーラー服はよく似合ってたんですよ……。
ちなみに一番大きくツッコミたかったのは、鬼と花嫁って全員美形じゃないんかい! です。結婚式のあの広間、もうちょっとなんかなかったんか! どう考えても組の人みたいな感じでした。刻印を地味してるくせにここはこれかと。ここは気位高いいやらしい雰囲気にしてほしかったよ!
結構血がぐしゃーってなるシーンがあって、そこはちょっとうってなったんですが、全体的に薄暗いトーンの邦画らしさが学園伝奇のジャンルに合っていたと思います。しかしいいところで終わってしまったので、映画の華鬼と神無が急接近していくシーンを見たかった!
![笑の大学 スタンダード・エディション [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/31RDGCKT10L._SL160_.jpg)
日本が戦争へと突き進んでいる時代。演劇は規制され、事前に台本の検閲を受けなければならない中、検閲官・向坂は、劇団笑の大学の座付き作家・椿の台本を検閲する。向坂のチェックに、椿は台本を書き直して持ってきた。それが何度も続く中で、二人の関係に変化が……。
三谷幸喜原作・脚本。舞台向きな、検閲室の二人のやり取りが続く作品でした。くすくすと笑うし、最後はじわじわくるし、本当に三谷幸喜さんの話はいい……。
一度も笑ったことがない男である向坂が、椿とのやり取りによって、段々と変わっていくのがいい! ちょっと坊ちゃん風味でとぼけた感じの椿は、純粋で無邪気というのかで、もう子犬のようでした。この固い男と坊ちゃん系男子のやり取りが、本当にブロマンス! などと思って本当に申し訳ありませんでした。
喜劇の笑いどころを解説するという、笑いをやる人には拷問のようなやり取りが続くのですが笑 これが面白いし、次に繋がるのが楽しい! こんなに少ない登場人物なのに、やっぱりうまいなあ……。切なくていい話になるのが、いい。感動した。
そして最後におじさんと青年の仲良しにときめく映画でもあるな、と思いました。面白かった。
![REDリターンズ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51bE%2B1ySGZL._SL160_.jpg)
恋人のサラと平和に暮らすフランク。だが、最近サラとはマンネリ状態。相棒のマーヴィンには「そろそろ人を殺したいだろ?」と言われる始末。そのマーヴィンが殺されたことで、自分たちが世界中の諜報機関から狙われていることを知る。フランクたちは逃亡しながら、ある兵器の存在を知るが……。
険悪な恋人たちを見るのがしんどいわ!笑 スパイとしての知識、危機感がなくて、ただひたすらスリルを楽しもうとするサラが前作では好きだったのですが、今作ではフランクとの仲のこともあって、足を引っ張る引っ張る。そこが話を動かしてくれるんですが、ちょっとばかすぎやしないか! そして彼女を連れ回すなよフランク……。しかし、それがだんだんと癖になってくるから不思議。
そんな感じですが、ヴィクトリアが好き! なんてセクシーで上品でかっこいい女性……! 素敵すぎます。
そしてハンがかっこいい! アジア人の腕利き殺し屋。REDはおじさまおばさまのかっこよさを楽しめますが、見た目がイケメンで若いというハンはとっても美味しいと思いました。誰も彼もイケメンやら美女やらよりも、演技とキャラクターに会わせた上でイケメン、というのが美味しい……。