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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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翼は碧空を翔けて〈2〉 (C・NOVELSファンタジア み 1-18)
戦況は緊迫……ついにエグバード軍の飛行船が爆撃を開始した。戦地に赴いた兄・フランツに代わり、ロートリンゲン王国の王女として”高貴なる者の義務”を果たそうとするアンジェラは、国防婦人団の団長を務め、戦地を慰問する。一方、飛行船を軍に提供し、軍人たちを家に招くセシル。彼に反発し、反戦運動に身を投じるランディ——戦火が引き裂いた三人の運命は。(裏表紙より)

アンジェラがみるみる王族として成長していく中で、この巻はランディの言動が辛い……。セシルの言うことは最もなんだから、何故そこで思考停止してしまうのかなあとじりじりする。言うばっかりならなんでもできるよね……と我が身に照らしても思う。ランディも三巻で成長してくれたらいいな。
三巻で最終巻。戦後が描かれる。三人が再会した時、それぞれどんな風になっているのか。楽しみ。
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翼は碧空を翔けて〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)
小国ロートリンゲンの王女として天真爛漫に育ったアンジェラ。なのに最近は、縁談やら、戦争が始まれば大好きな兄が出征するとか、面白くない話ばかりでうんざり。そんなことが王族の義務だなんて! そんなある日、飛行船が王宮に不時着。見たこともない巨大な姿にすっかり心魅せられてしまう。大空へ、そして初めての外の世界へとアンジェラは今、飛び立った——!(裏表紙より)

わがまま放題で育ったブラコン王女が、外の世界へ飛び出していく話。これ、一巻だけだと、なんともいえずアンジェラが子どもすぎて読むの辛いなあ笑 もうちょっとよく考えろ、と言わずにはおれない浅い考え方の持ち主です。もちろん、これがどんどん変わっていくんだろうなあと期待させるんですけれども!
不時着した飛行船の持ち主、セシル・マクレガーと、彼の養い子ランディとともに外に世界に出て行くことになったアンジェラ。セシルとアンジェラは、保護者と子どもな喧嘩ップルぽいんですが、これが変化したら面白いと思わせるので、ぜひアンジェラは成長してセシルをめろめろにしてもらいたい!
伯爵令嬢の華麗ならざる結婚事情 〜愛だけじゃたりない!〜 (コバルト文庫)
アンナは由緒正しい伯爵家のご令嬢。しかし実は、父が遺した借金に追われる日々。
ジェラルドは「金で爵位を買った」と言われる男爵家を継いだ青年銀行頭取。しかし実は、国に借金を踏み倒されて銀行は火の車。
そんな二人が、現状打破のため良縁を得ようと参加した慰霊祭で知り合った! 肩書きを信じた二人は、勢いで王子の前で結婚の約束を交わしてしまったけれど——!?(裏表紙より)

凍れる皇帝と政略結婚した令嬢の切ない歴史恋物語『氷雪王の求婚』、敵国の将を愛してしまった王妹と将軍の『たとえ許されない恋だとしても』も、湊作品のどちらも大好きでしたが、今回はお金がないヒーローとヒロインの金策、かつ利益重視の結婚物語でした。とても明るくて、楽しかったー!
王子の異母妹(しかし王族とは認められず、援助も受けられない貧乏令嬢+工事、内職で働く)と、銀行の頭取(有能、かつ行員には慕われているけれどお金に困っている)。お金がない、お腹いっぱいになりたい、というようなことが書かれるわけですが、ここまでヒーローが「おなかをいっぱいにしてあげなくては……!」と思う話だとは思わず、にやにやして読みました。アンナも、王子の異母妹、かつ伯爵令嬢にしては、すっごく庶民的で普通の娘さんなので、まあ口がよく回る……笑 おしとやかでなく活発に動き回るところが、なんだかいいなあと思いました。
でも、一番好きだと思ったのはジュジュさんですよ! なんだあのひと! 借金取りのくせにお母さんみたいじゃないか! めっちゃいいひと! 好き!
ヒロインかもしれない。〈2〉 (エタニティブックスRouge)
「お姫様なんて柄じゃない」。そう思っていたけれど誰もが憧れる王子様から突然プロポーズを受けたあたし、木内鈴鹿。

若干先走っている彼は、結婚式への準備を着々と進めていく。なかなか実感が湧かなかったけれど、幸せ気分で日々を過ごしていたら……

突然彼の弟の拉致されて——

結婚までの道のりは一筋縄ではいかない!?

平々凡々なちびっ子OLとイケメン上司の基本まったりときにシリアス(?)ラブストーリー!(カバー折り返しより)

プロポーズ後。社内でやっかまれ、史鷹の実家にまつわる揉め事に巻き込まれ……。
ヒーローの溺愛っぷりがどんどん増してきている中、ヒロインのツッコミが冴えて気持ちいいです。甘やかされるだけでないヒロインはとてもいい! 史鷹の実家、南条家を「気持ち悪いわ!」と言い切れる、肝の太さ。恋敵(というかストーカー)に向かっている中、お前は引っ込んでろと言える気持ちの強さ。ヒロインじゃない、私は平民です、という女性のもえどころは、ヒーローを蹴っ飛ばすことができる最強具合だな! という楽しさでした。面白かったです。
キトキトの魚 (文春文庫)
元気にけなげにピチピチと、そんな“キトキトの魚”みたいになりたい——。自意識過剰な一人っ子時代の赤面メモリー、痛恨のフライデー事件の顛末など「事件を呼ぶ女」ムロイが体験したアヤシイ出来事の数々。面白すぎるエピソード満載のベストセラー、ついに文庫化! あなたも読後は“キトキト”になることうけあいです。(裏表紙より)

もうすでにお仕事をされている内容あり。でもやっぱりご自身も周囲も個性的すぎないか! というエッセイでした。「可愛いあの子は誰のもの」が、なんだか短編小説みたいな内容で、くすっと笑いました。それから、子ども時代の話がいいなあ。友達と、今思うと何やってるんだろうってことで遊んだり、喧嘩したり。
東京バカッ花 (文春文庫)
故郷の富山から上京し、東京で初めて借りた部屋の家賃は二万五千円。あの頃の私は、とてもお人好しで、全く人を疑うことを知らなかった……。引き受けたバイトは表札売り、うぐいす嬢、ホステス、そして謎の「お運びさん」!? 大都市・東京の片隅で、おずおずと、けれど生き生きと花開いた、大学生ムロイの愚かしくも愛しい日々。(裏表紙より)

友人に「おすすめのエッセイってある?」と聞いたら、室井滋さんが面白いよーと言ってもらえたので、やっと読んでみた。
お、おもしろー! 東京に上京した室井さんの、学生生活……とはあんまり関係のない生活の記録。すごいむちゃくちゃなんだけど、あーあるある……みたいに思ってしまうのは、自分にも起こりうることだからだ。日常の方がやっぱりミラクル。面白い人の周りには、面白い人が集まっている。
今朝子の晩ごはん―嵐の直木賞篇 (ポプラ文庫)
大好評のブログ日記『今朝子の晩ごはん』の文庫化第二弾!
のんびり過ごすつもりで、ガラパゴス旅行から帰ってきたら『吉原手引草』で直木賞を受賞! 嵐のような取材と怒涛の出来事が続く、2007年下半期の日々の出来事と「晩ごはん」の記録。 解説/松岡和子

最近物語を読んでいたので、そろそろ人の日記を読みたいと思い。
いろんな人と会い、見たり、感じたりする内容なので、ふむふむと読む。乗馬楽しそうだなーと最近習い事をしてみたい自分は思うのだった。
これを読みながら思い出したのは、確か大学四年生の時に一冊目を読んだことで、卒業論文を何にするかと考えながら読んでいたら、ちょうど悩んでいたうち片方であった方のことがでてきたので、「呼ばれてる!」と思ってそちらを選んだのだった。
美獣の領主に囚われた乙女 (マリーローズ文庫)
ライラの住む村に衝撃がはしった。獣の領主様と呼ばれている領主から、村の娘を館へ奉公に上がらせろと要求がきたからだ。きっと食い殺されてしまうに違いないと村人達は震えあがる。そこで役立たずの牧師の娘ライラに白羽の矢が立ち、差し出されることになってしまう。恐る恐る館にいったライラが出会ったのは獣の仮面をかぶった、美しい領主で……。新「美女と野獣」濃厚ロマンス。(裏表紙より)

美女と野獣を踏襲して、恐ろしい領主と、彼に囚われて村にも帰ることの許されなくなった少女のロマンス。切なさよりかは、TLらしいロマンスがメインでしょうか。BLだとお姉さんに振り回される主人公ですが、TLだと美しい姉妹に虐げられる主人公がお約束なのかな。ヒロインのライラは、いいようにこき使われているのに気づかず献身的に家の仕事をする少女。だからこそ、その家族の身勝手っぷりに腹が立ってきます。いくらなんでも、それはちょっと、ひどいよなあ。姉はともかく、お父さんもひどいって辛いです。
どうせだったら、村のみんなで領主様の館を襲撃して二人とも離ればなれになろうぜ! と思いましたが、これはそういうレーベルではなかった。TL作品を読むといっつもそんなことを思っている気がする……。
絵本という宝物 (絵本の散歩道)
88年5月刊。地元の新聞「千里タイムズ」に連載された、絵本の紹介コラム。十年続いた連載の七年目から九年目をまとめた一冊。公民館や文庫といった社会教育についてもちらり。自分が絵本をほとんど通らずに活字に行ってしまったので、絵本についてよく知ってみようと読みました。
有名どころや勉強したもの以外は、ほとんど分からない自分にがっくり……。四百冊以上紹介したと書かれていましたが、まだまだあるって、すごいなあ、奥が深いな絵本。
なので、絵本のことよりも、子どもたちが文庫での活動でどんな風に生き生きと過ごしているか、を読むのが楽しかったです。感じることはそれぞれなのだな、と思うエピソードがあり、著者の正置さんがはっとすることがあったり……。子どもは読んでもらうのも好きだし、読むのも好き、というのは面白いなあ。楽しい本はやっぱり声に出して読んでも楽しいですよね。
CEOのプロポーズ (ティアラ文庫)
有紗がメイドとして仕える大企業CEO、優しくて美形で密かに恋心を抱いてる誠人。二人きりになった夜、甘く口づけられ、あやまちを……。初めてを捧げて幸せに浸る有紗。けれど言い放たれる「これはただの遊びなんだ」やっぱり身体だけの関係? 恋を砕かれショックを受ける有紗。でも彼には本気の恋が出来ない心の傷があると知る。癒してあげられるのは「有紗だけ」いうことも!!(裏表紙より)

亡くなった父親から「恩返しをしてくれ」と言われて、お屋敷に押し掛けた有紗。奥様(誠人の祖母)に気に入られ、お屋敷のメイドとして働くことに。それも、何故かミニスカートのメイド服で。童顔でお化粧をしてやっと年相応に見える有紗を、誠人は恋の相手とは見ず。しかしとある出来事で意識するように。
ヒーローが冷たいというか心の傷のせいで少々わがままであり、ヒロインはヒロインでどじっこ体質の多少ほわほわ系なので、じれったいというか、すれ違いではなくずれているところがちょっとイーッとなりました。ヒロインはもうちょっと強く出てもいいのよ!
と思ったのですが、これだけじゃヒロインは弱いよなあと思ったところでその事情だったので、おーっと思いました。でもやっぱり、もうちょっと強く出てもいいのよ!
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Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
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