読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「アンホーリー 忌まわしき聖地」
アメリカのとある街にやってきたジャーナリストのゲリーは、聴覚障害者のアリスと出会う。彼女は聖母マリアに奇跡を起こせと告げられ、聴覚を得ると、下半身付随の少年や神父の病気を治療する。このことから人々はアリスを聖人のように扱い始め、村はにわかに活気付く。彼女は本当に聖人なのか。聖母マリアの正体は……。
聖なる力を行使する奇跡の少女、その力の所以はもちろん悪魔で、というホラー。思っていたよりまとまっていて面白かった。
少女に対する熱狂感がなんだか現代的。マスコミが大々的に報じるっていまどきっぽいなーと思って見ていました。
しかし結構な人を巻き込んでいるわりにあんまり派手な感じではないんですよね。狂信者たちでもっとスプラッタとかホラーやってほしかったかも。信じる人と信じない人とで絶対流血騒ぎになると思うんですよ。どんどんエスカレートしていってほしいなと思っているうちに終わってしまって残念でした。
アメリカのとある街にやってきたジャーナリストのゲリーは、聴覚障害者のアリスと出会う。彼女は聖母マリアに奇跡を起こせと告げられ、聴覚を得ると、下半身付随の少年や神父の病気を治療する。このことから人々はアリスを聖人のように扱い始め、村はにわかに活気付く。彼女は本当に聖人なのか。聖母マリアの正体は……。
聖なる力を行使する奇跡の少女、その力の所以はもちろん悪魔で、というホラー。思っていたよりまとまっていて面白かった。
少女に対する熱狂感がなんだか現代的。マスコミが大々的に報じるっていまどきっぽいなーと思って見ていました。
しかし結構な人を巻き込んでいるわりにあんまり派手な感じではないんですよね。狂信者たちでもっとスプラッタとかホラーやってほしかったかも。信じる人と信じない人とで絶対流血騒ぎになると思うんですよ。どんどんエスカレートしていってほしいなと思っているうちに終わってしまって残念でした。
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火災から逃れ行き倒れた少女を助けた、退役軍人のノーマン。彼女をフェニックスと名付け、生き延びるために戦う技術を仕込むノーマンだが、家族を失った経験からフェニックスから自由を奪い、ほとんど幽閉状態で暮らしていた。だがある日フェニックスは許可を得て外出した先で不審な男に声をかけられる。これが惨劇の始まりだった。
前作の悪役だったノーマンが、少女を匿い、相変わらずちょっとなあという生活をしているところから物語が始まる。これがこらしめられる展開か、と思いきや、実はさらなる悪人たちが登場するという、おおーこうきたかーという二作目に仕上がっていました。
色々と恵まれない境遇の少女を巡っていろんな人が死んでいくわけなんですが、いやあなんかもう、どっちもどっちなところがあって同情できないんだなあこれが。最終的にノーマンについては悔いていたようだったのでまあ……という感じ。
しかしノーマンの最強ぶりは変わらず。目をつぶすシーンはやりやがったと思ってちょっと笑いましたが、敵を成敗するという意味ではすっきりもしました。
澪が大坂に戻ったのち、文政五年(一八二二年)春から翌年初午にかけての物語。店主・種市とつる家の面々を廻る、表題作「花だより」。澪のかつての想いびと、御膳奉行の小野寺数馬と一風変わった妻・乙緒との暮らしを綴った「涼風あり」。あさひ太夫の名を捨て、生家の再建を果たしてのちの野江を描いた「秋燕」。澪と源斉夫婦が危機を乗り越えて絆を深めていく「月の船を漕ぐ」。シリーズ完結から四年、登場人物たちのその後の奮闘と幸せとを料理がつなぐ特別巻、満を持して登場です!(カバー折り返しより)
本編後の番外編集。つる家をはじめとした関係者の人たちがいろいろありながら元気そうなのが嬉しく、救われた野江が次なる一歩を踏み出そうとしているのに涙し、大坂に戻ってもやはり苦労に見舞われ、それでも料理人として人を支える澪らしさが失われていないことがわかるお話など、読めて本当によかったと思いました。
最後の「月の船を漕ぐ」、最後の最後に声をあげて泣いちゃった。最後にその話題が出たからまさかな、と思っていたら。再会できたことも、お店にやってくる最初が澪の運命を変える三人だったことも嬉しくて、思い出すいまも泣いています……。本当に素敵な物語でした。
真面目でしっかりものの女子高生・一花はある日駅で偶然とある会社員の男性を助ける。後にそれが親友の理緒の兄・亮だとわかるが、その言動は女癖が悪い最低なものでつい「気持ち悪い」と罵倒してしまう。顔立ちが整っていて優秀な亮はいままでにない女性からの反応に衝撃を受け、その瞬間から一花に狂おしい恋心を抱いてしまい……歳の差と一方的なアプローチに悩まされるこの恋の行方は?
本放送時は途中からだったので今回は最初から視聴。こんなにはっきり「気持ち悪い」って言うところのスタートだったのか……というのと、あまりの亮の最低さに笑っちゃった。そりゃ最終話近辺でお父さんにめちゃくちゃ言い合うわ。
最低からスタートする恋ですが、お互いよく頑張ったなと思います。ちゃんと大人している相手から思いやられると、そりゃ少しずつほだされるわあと微笑ましく見守りました。
この作品、一花役の方と理緒役の方のお声がめちゃくちゃ好きなんですよね。今後のご活躍が楽しみ。
「グッドモーニング・コール」(シーズン2)
大学に進学した菜緒。大好きな上原くんとの同居は解消したけれどいまは隣の部屋に住んでいる。恋も学業も順調、と思いきや新しい出会いと恋の騒ぎが二人に押し寄せて……。
大学進学後の二人の話。相変わらずすごい恋模様だな!笑
新しい三角関係に、遠距離恋愛をしている友達、かつて自分のことを好きだった幼なじみと彼を思う女性、といろんなところで騒ぎがあるなか、菜緒と上原くんもごちゃごちゃしており。
だいぶすれ違いますが、なんだかんだ上原くんは菜緒を理解しているんですよね。ただ接し方が素っ気なさすぎるだけで。菜緒がだいぶと鈍いせいもあるけれど、最後は変わろうと成長するところはよかったな。
大学に進学した菜緒。大好きな上原くんとの同居は解消したけれどいまは隣の部屋に住んでいる。恋も学業も順調、と思いきや新しい出会いと恋の騒ぎが二人に押し寄せて……。
大学進学後の二人の話。相変わらずすごい恋模様だな!笑
新しい三角関係に、遠距離恋愛をしている友達、かつて自分のことを好きだった幼なじみと彼を思う女性、といろんなところで騒ぎがあるなか、菜緒と上原くんもごちゃごちゃしており。
だいぶすれ違いますが、なんだかんだ上原くんは菜緒を理解しているんですよね。ただ接し方が素っ気なさすぎるだけで。菜緒がだいぶと鈍いせいもあるけれど、最後は変わろうと成長するところはよかったな。
地球にやってきて生息するエイリアンたちを監視、取締る「MIB」。新人女性エージェントのMはロンドン支部でイケメンチャラ男、しかし凄腕のエージェントHと協力し、任務にあたる。MIBに潜伏するスパイを捜索する二人だったが、罠にはめられてしまい……。
軽い気持ちで見られて楽しい作品のMIBなので新作が見られてよかった。
女性主人公のMIB。エイリアンのことを忘れられず、必死に自身を売り込んでエージェントになったモリー。傲慢な自意識過剰男の有能エージェントのHというでこぼこなコンビで任務に挑む。シリーズらしいジョークは薄めな印象ですが、キャストが豪華で、おおここでこの人かーみたいな面白さがありました。
でも吹き替えは全員声優さんを使っていただきたかったかな……上手い人もいるにはいるんですけれど違和感がさすがにあって。
華やかな優等生の堀京子は、家では両親に代わって家事をし、幼い弟の面倒を見る所帯じみた女子高生。ある日弟を助けてくれた謎のピアスだらけの少年が同じクラスのぼっちな地味男子、宮村だと知る。女子高生らしくな堀と、普段とはかけ離れた姿の宮村、秘密でつながった二人はやがて少しずつ思いを育てていく。
ドラマの前半のエピソードを繋いだもの。ドラマを見ていればだいたい同じ。
私この実写の堀さんが可愛くてすごく好きなんですよね……。髪まとめたところすごく可愛い。普段もかわいいけれど、きりっとして、しっかりしたお姉ちゃん感出ててすごくいい。
しかしここまでだと生徒会メンバーが嫌な感じのままなのが気になる笑 お話が進んでいくと案外面白い人たちなんだけどなー。
高学歴ながら就職に失敗した派遣社員の森山みくりは、派遣切りによって職を失ったところを父親の元部下だという津崎平匡の家事代行の仕事を紹介される。平匡は他人と必要以上に関わらない気難しい年上の男性だったが、合理的かつ的確な指示ができる理想的な雇用主だった。みくりの両親が突然田舎に引っ越すことになり、みくりと平匡は現状維持を目的に契約結婚することになる。
話題の逃げ恥。後半はわりとちゃんと見ていたんですが、最初から最後まで通して見たのは初めて。スペシャルも見逃したので見れてよかった。
みくりと平匡の独特のやり取りや、テレビ番組等々のパロディが楽しい一方、私が好きなのは百合ちゃん。やっぱり百合ちゃんなんですよ! イケメンが嫌いだったりするものの、若い部下たちを理解しようとしたり、会社のイメージ、ひいては自分が大事にしようとしているもののために戦えたりするところ。若さを武器にして年上の女性を笑う女の子に呪いの話をするところ。うるうるしながら見てしまう。今回は車を運転するシーンで、案外遠くまで行けると言うところがすごく染みたな……。なんだかんだ私たちは自由なんだな、と思ったりして。
本編後の番外編、スペシャルの方は、妊娠と出産における家庭内の無茶苦茶さ、会社を含む社会的な理解度、そして世界を変えてしまったウイルスの問題など、決して他人事ではなくて見入ってしまった。妊娠出産、赤子の世話だけでも大変なのに、病気が流行しているとこうなってしまうのか……。
それでもやっぱり見てよかったな、とすごく思いました。素敵な作品でした。ありがとうございました。