読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
![劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51cSDXx7eTL._SL160_.jpg)
良太郎に会いに行こうとするデンライナーの面々は、謎の仮面ライダーに襲われる。その窮地を救ったのは、自分が新しい電王だと名乗る若者。彼は野上幸太郎と自己紹介し、あの良太郎の孫だという。
良太郎が乗っ取られた!? という状況で孫の幸太郎が活躍しつつ、やっぱり良太郎も見せ場があるよ! という完結編。良太郎と侑斗がなんだかわかりあっているようなアイコンタクトは、本編の大変な状況を見た後だと胸が熱くなりました。
敵キャラ側の衣装にきゅんきゅんしてしまうのは性癖。
過去は過去でも着物を着るような時代のものすごい過去に飛ぶので、お祭り(映画)っぽいなあと思いました。イマジンたちが勢ぞろいしているのはいかにも完結編。本編できゅんきゅん切なかった、お姉ちゃん(先祖)の恋はちょっとだけでしたが、顔を隠した男の人が出てきてにやっとしてしまった。
ライダーが本物のライダー(馬)になるのはふ……って笑ってしまいますね。スーツアクターさんは乗馬もできないといけないんだなあ。
エンディングのイラストが味がありつつも、描かれているものが微笑ましくて笑いました。
PR
![劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61lJXfEhcWL._SL160_.jpg)
デンライナーが乗っ取られた! 犯人は時の列車を狙う牙王。すべての時間を支配すべく神の列車を求め、デンライナーを襲ったのだ。しかしその最中、良太郎の電王に関する記憶がなくなり、11歳の良太郎が巻き込まれ……。
テレビシリーズの27、28話の間に相当する出来事。飛ぶ過去は戦国時代です。映画だからそういう派手な時代に飛ぶのだろうか、なんて邪推をしてしまう笑
子ども姿の良太郎、コタロウが可愛いこの作品。タイトルをしっかり回収していくところはおおっと思いました。
しかしやたらに良太郎がかわいい。「やっと出て行ってくれた……(ほっ)」の言い方が可愛すぎる。
テレビシリーズの続きに向けての伏線を交えた作品だったので、しまったなあ順番通りに見ればよかった……。
![エターナル・サンシャイン [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/518asVwYD5L._SL160_.jpg)
バレンタインの直前に別れてしまったジョエルとクレメンタイン。ジョエルの元には、クレムが記憶を消し去ったという通知がやってくる。何故記憶を消したのかを知りたがったジョエルだったが、自らの記憶を消し去ることにし、手術を受けながら彼女との思い出を追体験していく。
どうしてこんな人と恋なんてしたんだろう? と後悔した男女が記憶を消そうとしながらも、心の中に残った何かがそれに抗う。映像が面白い! クレムの奇抜な髪の色やファッションは、物語の大事な要素かつ、エキセントリックな言動の表れかもしれないけれど、彼女との思い出の色鮮やかを強調するみたいでした。
記憶を消しても……というのは別の人たちの描写で「もしかして?」と想像できるものでしたが、記憶なんてなくともまた恋をしてしまうのが心の不思議なところかもしれないなあ。
桐生戦兎 / 仮面ライダービルドは、スマッシュの目撃情報を受けて現場へ向かうが、そこにこの世界には存在しないはずのバグスターウイルスの変異体・ネビュラバグスターが現れる。ビルドと共にネビュラバグスターに立ち向かった万丈龍我 / 仮面ライダークローズは謎の戦士・カイザーが操る装置・エニグマによって平行世界へ転送される。
龍我が転送された先はスカイウォールが存在せず、宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイドたちが存在する世界だった。しかし、龍我がいる地球が次元の穴を通って戦兎がいる世界の宇宙に送り込まれてしまう。そして24時間後に2つの地球が衝突するという事態に陥る。(Wikipediaより)
龍我が転送された先はスカイウォールが存在せず、宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイドたちが存在する世界だった。しかし、龍我がいる地球が次元の穴を通って戦兎がいる世界の宇宙に送り込まれてしまう。そして24時間後に2つの地球が衝突するという事態に陥る。(Wikipediaより)
![劇場版 仮面ライダー鎧武/ガイム サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯! [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61k9gZnUO3L._SL160_.jpg)
ヘルヘイムに侵食されているはずの沢芽市で戦っていたはずの紘汰は、不思議な少年に会った直後、何故かサッカーに沸く沢芽市にいることに気がついた。そこではアーマードライダーの力を使ってサッカーの試合をしているらしい……。死んだはずの裕也の姿もあり、混乱する紘汰だったが、そこへあのときの不思議な少年、ラピスが現れ……。
コラボ映画ではなく鎧武単独の作品。
鎧武本編は全話履修済みです。
何故サッカーなのか、と思った覚えがあるんですが、異世界と重なる街だから、まあ……。
冒頭のサッカーシーンの「えーっ」って感じは、中盤になるにつれてかなりシリアスな話運びになったのはさすがだなあという気がしました。お馬さんに乗って本物のライダー(騎手的な意味で)になったのはかっこよかったです。それから全員集合は熱い! 壮観! さすが映画! って感じでした。
![植物図鑑 運命の恋、ひろいました [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/510uThDIT1L._SL160_.jpg)
東京で一人暮らししながら不動産会社で働いているさやか。仕事では理不尽に怒られ、食事はコンビニ、なんだか味気ない……そんなある夜、アパートの前で動けなくなっている男性を見つける。「噛みません。しつけのできた良い子です」だから拾ってくれませんかという彼、樹をなんとなく拾ってしまったさやか。彼に胃袋を掴まれ、野草狩りの楽しさを教えてもらったさやかはどんどん気持ちを募らせていき……。
有川浩さんの『植物図鑑』が原作。テイストがだいぶと夢見る女の子のラブストーリーというのか、俳優さんに寄せてる感じなのかっていうマイルドな感じになっていて、自分の持っている印象とは違ったのですが、かわいらしいお話だなあと思いました。痛いって感じるのは上司や困ったお客に対してで、樹は柔らかく話すし、さやかもふんわりとした女性なので全体的にふわふわきらきらという印象でした。

高級コールガールだったイザベラは、いまやハリウッドスター。記者のインタビューに自身の過去を語る彼女は、偶然に出会った演出家のアーノルドから三万ドルをプレゼントされた出来事を話す。入り組んだ人間模様は、やがてひとつに収束して……。
どたばたコメディ映画。彼女と話している彼は、実は向こうの彼女とつながっていて……が続いてどんどん事態が混乱していくのですが、最後にはぱっとそれが解けるという話。いろんな皮肉がきいててうっすら笑いながら見てしまった。
こういう短い作品はキャラクターの強さがものを言うんだなあなんてことも考えたりしました。イジーはいいとしても、カウンセラーの先生は見ててなんかきついなあと思ったり。こういう強調があると話が回しやすくなるよねーなんて。
![ギヴァー 記憶を注ぐ者 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51cJjXSLttL._SL160_.jpg)
平等な世界のコミュニティー。そこに生きる住人たちは、決められた衣服をきて決められた家に住み、さだめられた薬を服用して、その時が来れば長老会によって仕事を与えられる場所。その時がきたジョナスは「レシーヴァー」という記憶を受け継ぐ仕事を与えられる。しかしそこで知ったのは、このコミュニティーから排除された差別や戦争、憎悪、そして愛という記憶と感情だった。この世界が間違っていると感じたジョナスは、コミュニティーの脱出を決意するが……。
原作が児童文学の『ザ・ギバー 記憶を伝える者」という作品。近未来的な世界で統一された人々の生活を送る中、一人の少年が秘密に触れ、世界を解放する話。
王道展開であっさりめのSF作品なんですが、演出がいいなあ。最初はモノトーンだった世界が、記憶に触れるにつれ色を持っていく。感情を覚える。いいことばかりではなくて怒りや暴力も。自分よりも弱い者を守り、与えたいという気持ちが芽生えることが人類の進化の始まりだったのかもしれないなあ、と思ったり。
![レッドタートル ある島の物語 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51-n8dj21ZL._SL160_.jpg)
嵐の海で溺れた男が漂着したのは、無人島。島から脱出すべく竹で作った筏で漕ぎ出すも、何かにいかだを壊され島に戻ることになってしまう。何度かの挑戦で、いかだを壊していたのが赤いウミガメだと知った男。浜辺で偶然見つけた赤いウミガメを、怒りに任せてひっくり返し放置するが、そのウミガメの死をきっかけに不思議なことが起こり……。
無人島に漂着した男が、死んだはずの赤いウミガメの甲羅の中から一人の女を見つける。夫婦になったふたりには子どもが生まれ、幸せな暮らしが続くが、ある日島に津波が襲う。
台詞らしい台詞がないので、ひたすら絵の美しさ、アニメーションという動きの美しさを見るんですが、絵の中から浮かび上がる登場人物の気持ちや物語の細やかさが、ひたすら見事な作品だなあと思いました。
この世ならざるところからやってきた命と生きる、というのはロマンですね……。どきどきします。男が死んだあと、女がどうするのかというのも最後まで息を詰めて見てしまった。
![思い出のマーニー [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51vbcHyC0ZL._SL160_.jpg)
杏奈は孤児だったが現在は養父母に引き取られて暮らしている。しかし居場所がないと感じる杏奈は自分を一人にした母と祖母を許せず、また養父母が養子を引き取ったことによる支援金を自治体から受け取っていることを知り、ますます心を閉ざしていた。喘息がひどくなった杏奈は養母の勧めで、空気のいいとある地方で静養することになるが……。
少女と少女の心のふれあいが美しいなあと思いながら見ました。「あなたはわたしのひみつよ」って台詞はとても素敵だ。どうして女の子たちの「内緒よ」っていう言葉はとても可愛らしくていけないものに聞こえるのかなあ!
心を閉ざしていた杏奈がマーニーと出会ったことで少しずつ活力を取り戻していく様子がいい。マーニーがいなくなって裏切られたと思った後、窓にいる彼女に向かって叫ぶ杏奈は、ずっと一人だったし、でも本当はずっと許せないあらゆるものを許したいと思っていたんだろうなあ。
この作品で好きなのは実は彩香なんですけれど。彼女もまたいろんなひみつや謎が好きな子なんだろうなというのが言動の端々にあふれていて、杏奈と仲良くなってよかった。