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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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花神遊戯伝 ちとせに遊べ、この花世界 (角川ビーンズ文庫)
平穏な世界で制服を着て通学していた頃の私はもういない——知夏を慕う緋剣の伊織は異形に。都は悪鬼の巣窟に。次々と知夏の手のひらからこぼれ落ちる大切なもの。だけど、死を覚悟した彼女の前に現れたのは意外な人物で!? 神世から続く悲しい連鎖を断ち切るために、知夏は緋剣たちとともに神を相手に立ち向かう!「すべての想いが繋がって、この瞬間へと導いてくれた」舞台は神と人との対決へ。大人気シリーズ、堂々完結!!(裏表紙より)

拍手!!!!!
女神となった女子高生の、世界と呪いと祝福の物語でした。本当にこの世界をいとおしんで歩んだんだなあ……というラストでした。「いつか」という言葉がこんなにも切なく愛しく聞こえるお話はなかったように思います。
繰り返すということが根底にありましたが、神と人の世が同じことを繰り返す螺旋を描いたとしても、どこかで何かが違うんですよね。そこで「変わる!」と思って行動する者にこそ、神と世界は祝福を与えてくれるんだと思う。
蒸槻という世界の外にはまた大きな枠組みがあるけれども、閉じられていた世界が大きな世界の一つを成すものとしてはめ込まれた感じが、ここから新しい世が続くんだと思わせて、希望が持てたように思います。
花神と星神のやりとりも見えて、その心を感じられて、最後まで本当に楽しみました。
ありがとうございました。外伝も楽しみに読む!
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花神遊戯伝 あさき夢見し、かぐやの戯 (角川ビーンズ文庫)
もと女子高生。異世界で“女神”になると心決めたはずが——神力をもって復活し、大好きな暴君・胡汀との再会を果たした知夏。一方、都では悪鬼や疫神がはびこり、荒廃が進む。そんななか、護剣士『緋剣』の一人、伊織の救出に向かうことに。だが、知夏達の前に『緋剣』の朝火が立ちはだかる。引き裂かれる絆、そして、敵対する帝・司義が仕掛けた恐るべき罠が!?「私は定めじゃなくて自分の意思で選ぶ!」激動の第9弾!!(裏表紙より)

朝火合流。そして伊織と再会……? な第9巻。ラストに向けて進行が遅くなったので、すごくじりじりするんですが、いいシーンが多いなあ。悲しいところもたくさんあるけど……。
しかしこの巻のイラストの知夏はめちゃくちゃ綺麗だな! みんなが「いつくし女神」とひれ伏すのがよくわかる。
咲耶の憎しみがなんだかすごく悲しく感じられて、彼女が知夏をあざ笑う度に自分を傷つけてるなって思う。まれびとで女神でってだけで知夏が優遇されてきたところってたくさんあって、それは主人公補正っていうけど、必死に生きている世界では実際にそういう人に会うと「どうして、なんで」って思うよな……と自分の胸も痛かった。
それぞれの最後の選択が迫っているなあとひしひし感じる巻だった。
花神遊戯伝 あさき夢見し、月読み乙女 (角川ビーンズ文庫)
もと女子高生。異世界で“女神”になると心決めたはずが——帝・司義の命により、『界の川』に落とされた知夏。遠のく意識の中で彼女が見たのは、神世から続く“怨み”の真相だった。護剣士『緋剣』たちや胡汀を救うと誓った知夏を、闇の記憶が襲うとき、救ってくれたのは意外すぎる人物で!?「陽女神の力はまだおまえのなかにある。そうだろう?」愛すべき“ぬまごえ様”との出会いを描いた短編も収録した、怒涛の第8弾!!(裏表紙より)

黄泉にてあの人に会った知夏は、再び蒸槻へ。助けてくれたのは滸楽一族。陽女神の憎悪を知った知夏は果たして世界を救うのか?
最後に向けて、戦いの序章という感じで世界と人の有様が少しずつ変わり始める第8巻。知夏もその周囲もその関係性もだいぶと変わったなあというのは、最後に収録されている短編「クローバーと賭博乙女」から感じられますね。知夏、だいぶと言動が阿呆っぽいですが、平和だったんだなあと涙してしまう。
一番厄介そうな朝火が出てきて、どうなる次巻。
花神遊戯伝 あさき夢見し、百華の雪 (角川ビーンズ文庫)
もと女子高生。異世界で“女神”になると心決めたはずが——敵対する帝・司義によって、魔物である滸楽に堕ちた“失格女神”の烙印を押された知夏。対抗するために祭祀を司る帰鼓廷に向かうが、そこには知夏にかわる次代の女神、新『緋宮』がいた。胡汀だけでなく、護剣士の『緋剣』たちとも引き離され、捕らわれる知夏。絶体絶命のピンチに、裏切るのは誰……!?「俺は一度、女神に追い掛けられてみたい」急展開の第7弾!!(裏表紙より)

真相が明らかになり始めて、物語も佳境に。この盛り上がり、いいなあ。
追われる者となった知夏は、その過程で裏切りにあい、さらに陽女神に起こった出来事と世界の成り立ちを知る。でもこれらのことも、全部もっと大きな世界の中の、ささいな出来事に過ぎないんだろうな……。残酷なようだけれど。
ここからどう立ち上がるんだろう。続きが楽しみだ。
花神遊戯伝  ひとひら恋せ、胡蝶の月 (角川ビーンズ文庫)
もと女子高生。今は、異世界で“女神の末裔”やってます——帝・司義からひどい仕打ちを受け、女神として暮らす帰鼓廷を飛び出した知夏。禁域に入った彼女を連れ去ったのは、魔物である滸楽の王、遠凪だった。滸楽が暮らす里で、思わぬ平穏を目にし、迷いが生まれる知夏だが、救出に現れた緋剣たちとの激突は避けられない。しかも、最前線には胡汀が…!?「我が乙女。おまえに焦がれぬ日はなかった」叶わぬ想いに震える第6弾!!(裏表紙より)

滸楽の里にやってきた知夏は、人間の女性を連れ去りながらも穏やかに暮らしているその光景を目の当たりにして、蒸槻という国の頑なさを知る。次の章に続くための大きな問いを投げかける巻だったかなあと思います。なにせ本命ヒーローと思われる胡汀が中盤まで出てこないからね……。
どうやらこの世界の歴史は、大いなる何かによって観測されているらしい……? と匂わせるとある神様の発言もあったりして。そういうの好きです!!! 知夏はちゃんと一つの歴史を紡いで、次へ渡すことができるのか。
花神遊戯伝 ひとひら恋せ、六花の夜 (角川ビーンズ文庫)
もと女子高生。今は、異世界で“女神の末裔”やってます——胡汀をはじめ、緋剣たちと一緒にいたところを化け物に襲われた知夏。しかし、化け物を操っている女は、伊織の母・茅だった! 激情に駆られ緋剣たちの住む廷を飛び出そうとする伊織を知夏はなんとか引き留めるが、なぜかふたりそろって茅に呼び出されてしまい!?「ともに朽ちたい。あなたが、誰を慕っていてもかまわないから」過去の闇が加速する、緊迫の第5弾!!(裏表紙より)

身のうちに神、あるいはその力を宿している者がいる。それは一人とは限らない。
ということで伊織回です。本当に知夏の緋剣はいろいろ裏がある人ばっかりなんだなあ。
神様関係もだいぶと複雑化してきましたが、本当にみんな緋宮……というかは陽女神に対して思うところある人ばかりで、普通の人はいないのか普通の人は……。額ずいてくれる緋剣たちもちょっと怖いし。常に身の危険があって落ち着かない……。知夏、頑張れ。
「未来へ行ってはいけないのに」という一文に何故かどきっとさせられました。
花神遊戯伝  ひとひら恋せ、闇告げる王 (角川ビーンズ文庫)
もと女子高生。今は、異世界で“女神の末裔”やってます——女神的存在“緋宮”になった知夏。行方不明の緋剣・佐基を探すため、伊織にお願い(…脅?)して一緒に来てもらうことに。待ち伏せしていた胡汀とワガママ王子・未不嶺も同行するが、市井で知夏はひとりはぐれてしまう。追ってきた未不嶺と朝火とともに、アンダーグラウンドに捕らわれて!?「わ、私の緋剣なら、生きて戻ってきなさい!」手に汗握る新展開の第4弾!!(裏表紙より)

実は「緋宮」という存在が、蒸槻という世界の成り立ちから関係していることが見えた第四巻。こうなると緋剣たちの存在も、世界とか神様の意思が働く配置だと確信できてしまい、どこまで知夏の意思が貫けるかわからなくなってきた……。
神様に仕える人間はそういうものだとわかってはいたけれども、架々裏の口から語られるとだいぶと衝撃的でした。知夏がそうなってもおかしくなかったんだよね……。なんという残酷な世界か。
知夏と架々裏は表裏なんだなあと思わせる台詞が多かった。女神としてのあり方は、闇と土と水に属する架々裏の方が正しいように思えるんですが、光の側、太陽に属することを宣言してしまった知夏にはきっとこれから困難が多く待ち受けているんだろうなと想像させて。
ラ・パティスリー (ハルキ文庫)
森沢夏織は、神戸にあるフランス菓子店〈ロワゾ・ドール〉の新米洋菓子職人。ある日の早朝、誰もいないはずの厨房で、飴細工作りに熱中している、背の高い見知らぬ男性を見つけた。男は市川恭也と名乗り、この店のシェフだと言い張ったが、記憶を失くしていた。夏織は店で働くことになった恭也に次第に魅かれていくが……。洋菓子店の裏舞台とそこに集う、恋人、夫婦、親子の切なくも愛おしい人間模様を描く、パティシエ小説。大幅改稿して、待望の文庫化。(裏表紙より)

あまーいお仕事+恋愛もの、を想像していたら違った。ちょっとほろ苦くて、大人の味がする、しっかりした話だった。魅かれていくといっても、男性としてというより人間として、職人としてということだと感じた。
記憶がないけれど、素晴らしい腕を持つ恭也。彼がやってきたことで菓子店〈ロワゾ・ドール〉に新しい風が吹き込んで、変化が訪れる。お客様が探しているお菓子を見つける謎ときの部分もあれば、一方で恭也の記憶は戻るのかというのも大事なところで、結局綺麗には解決できていないんだけれども、まだお話は続く様子……。
と思ったら、巻末に関連作と続編の広告が入っているじゃないですか。是非読んでみたい。
花神遊戯伝    よろしく誓え、この異世界 (角川ビーンズ文庫)
どこにでもいる、ごく普通の女子高生だった。昨日までは——女神的存在“緋宮”になった知夏の、大地を守る神花が咲かない! 花が咲かなければ、悪鬼に国が襲われ、国を守る神様が去ってしまう。知夏は神々を引き留めるため、直談判を決意する。だけど、クセ者ぞろいの緋剣たちと神門に行く途中、知夏は麗しきケダモノの王・遠凪と再会し!?「わたしの女神。普通の男と女なら、よかったのに」面白すぎると大反響!! 待望の第3弾!!(裏表紙より)

緋宮就任問題、決着。したんですが……やたらと痛かったり、傷ついたり、誰かが死んでしまったりという展開が続いてだいぶときつくなってきました。これ後半になるとどんどん増してくんだろうなあ……。
痛い、やめて、傷つかないで、と叫ぶ知夏の悲鳴がもう胸に痛い。傷とか痛みとか、慣れてないんですよ女子高生だから……。
遠凪と知夏にどんな因縁があるのか、胡汀のこともあるし、まだまだ謎が多い。
花神遊戯伝    よろしく響け、この異世界 (角川ビーンズ文庫)
どこにでもいる、ごく普通の女子高生だった。昨日までは——異世界で、緋宮と呼ばれる女神的な存在に祭り上げられた知夏。だけど身元不明で威厳ゼロの知夏を神巫たちは認めない。緋宮を護る緋剣たち、慇懃無礼な冷徹青年・朝火と、癒し系美女・佐基の力を借りて神事を行おうとするが、知夏を待っていたのは汚された無人の斎道だった!?「俺の『緋宮』がただ泣きわめくだけの無能など、許せるか」スパルタ緋剣登場の第二の試練!!(裏表紙より)

まだまだ登場人物も増えるし、謎もたくさんあるけれど、とりあえず女神として認めてもらおうとする第二巻。前巻を読んだのがだいぶと前で話を忘れている……。
「神様」がその世界でどのような重みを持つのか、現代人で日本人である知夏には到底理解しづらいよなあ……なんて思う。さらに身分制まであると価値観まで違っていて、「どうしてみんなわかってくれないんだろう」と困惑するしどうしていいかわからないよね……。
知夏がこれからどんな女神として立つのか、楽しみでいて怖いなあ。価値観を壊す、覆すってすごく恐ろしいことのような気がして。
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Author:月子
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