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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ループ5回目で陛下の甘々モード発動!?
まさかの溺愛猛攻にお手上げです…!
王女シャルロットはダナース国の王・エディロンに嫁ぐが、初夜に殺されて以来、結婚すると死んでしまうループを繰り返すこと5回! 今世こそ修道女として地味に生きるはずが、またまた結婚ルートにはまってしまい…。ダナース国の地位を上げれば婚約破棄できると聞いて外交に大奮闘すると、それが逆にエディロンの心を鷲掴み!? もう絶対死にたくないのに…宿敵陛下の溺愛から逃げられません!(裏表紙より)

5回ループし、6回目の人生。なるほどこういう風にざっくり何があって死に至ったか、どういう知識や能力を得たかと表現するわけですね。なるほどなるほど。
そんなわけで何故かループする双子、そのうちの姉姫シャルロットの、ループ脱出と恋の話。両方が死ぬとループするって、それどっちかが上手くいかなかったどうなるの? という疑問はちゃんと解けるのでご安心ください。私はだいぶほっとしたし、弟のジョセフの覚悟がその行動ひとつで重くてすごくて感心しました。
しかし終盤の展開と、シャルロットの大逆転が、よくある話だったり展開だったりなのが残念で……羽付き蜥蜴が出てきた瞬間にだいたい察したんですけど……。
1回目のループの原因であるエディロンとの結婚を避けるためあの手この手で人生をやり直すのですが、この6回目の人生で1回目の死の原因が明かされるのだろうか、とだいぶどきどきしました。結構あっさり、ちょっと間が抜けた感のある理由で、その後一人残されるエディロンの気持ちがめちゃくちゃ気になりました。だって(ネタバレ)で殺しちゃったんだぜ……。
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異世界と現代を行き来する力を手に入れたジンは、魔法少女・リルネのピンチを救い、その結果凄まじい力を手に入れてしまう。己の運命を知ったジンは、リルネと共に、この滅びゆく世界を救うため旅を始めるが――。(Amazonより)

現代日本と異世界を行き来する能力を持つようになったジンは、異世界で現代日本からの転生者である魔法使いの貴族令嬢リルネと出会い、従者兼護衛をやっている。その他相手のステータスを見る能力を持つが、ある日リルネのステータスに「エンディングトリガー」なる不穏な情報を見てしまい……。
リルネの死を回避するため、能力や見えたものの意味がわからないながらも敵に立ち向かう、その始まりの物語。つまり俗に言う異世界ものの主人公設定を持つ人間が必要になってくるというお話でしょうか。状況がわからないままなのに読ませる力がすごい。続きが気になるってこういうことか。
続きが出ていないのかと思いきや2巻以降の内容もカクヨムで読める? みたいなので、時間を見つけて読みたい。
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異界と現実世界との間に産する竜卵石は、主の気を受けて玉妖と呼ばれる精霊を宿す。中でも伝説的なのが、“難波コレクション”の七つの玉妖だ。そのひとつ〈くろがね〉を受け継いだ修業中の驅妖師・彩音は玉妖に魅入られた姉を救おうとするが……。人々の目に見えない妖が跋扈する皇国大和を舞台に、少女驅妖師と相棒くろがねが妖に挑む。創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞作。(裏表紙より)

竜卵石と呼ばれる不思議な石、そこに育つ玉妖、異界のものたちと、それにまつわる様々な事件を描く和風的ファンタジー。印象としては大正、昭和くらいの環境でしょうか。
美しい玉妖を相棒とする少女驅妖師・彩香。姉を救うためになし崩し的に戦うようになったものの、まだまだ未熟。この巻ではあまり成長が見られず、状況に振り回されてばかりで、ちょっと落ち着け、よく考えろ、と読みながら苦笑。
世界観は抜群に素敵で、ひと昔前の時代に、力ある玉妖たち、彼らが作り出す「郷」と呼ばれる石の中の異空間の美しさ、異界の不気味さに惚れ惚れします。
ぎこちない彩香とくろがねの二人が、これからさらに結びつきを強くする展開を読んでみたいなあと思いました。
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『奉納の儀』を執り行うため、大神殿に乗り込んだ近衛騎士フェリクスとアウローラ。しかしそこには魔法使いたちによって、数々の罠が張り巡らされていた。アウローラは、王都の人々の祈りが込められた奉納品を無事に届け、魔法使いたちの『楽園』建国を阻止することができるのか……!? 冬の王都を満喫するラブラブデートを描いた冬のおでかけ編も収録!(裏表紙より)

結婚直後から始まった楽園と魔法使いをめぐる事件、これにて決着の巻です。
アウローラがアウローラである魅力あふれる真っ直ぐな言葉がたくさんあって、カーヌスやカエルラにわずかでも響いたことがとても嬉しかった。各々の処遇も決まりましたが穏やかな日々を過ごしていくことを願います。
しかしエリーザベトはもうちょっと懲らしめてやってほしかったかも!笑 あまりにおばかさんすぎてなあ……。フェリクスが幻影を見向きもしない展開は予想通りでしたが、アウローラを語るときの内容がまさに! な内容で笑いました。しっかりがっつり皆さんに叱っていただくところを見たかったな。
その後の冬の王都デートは大変可愛らしかった! ルーミスと妹のレギーナがなかなか楽しくて、今後も関わりがあったら嬉しいな。
そうして読み終わった後の裏表紙のフェリクスの幸せそうな顔に吹き出しました。これが凍れる貴公子のとろけるような表情!
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大学生最後の夏、高熱に倒れた “俺”は目覚めると英国風貴族社会の伯爵、シリルとなっていた!――が、シリルとしては記憶喪失。この世界が生前見ていたゲームの中で、自分は目の前にいる美男ジュードに殺されるという記憶だけが真実への鍵だ。恋人同士だったというジュードの証言を周囲の人間は全否定するが、二人で行動をともにするうち身も心もほだされて…!? 殺人犯? 恋人? 自分たちの本当の関係は? 謎めく転生ラブストーリー(裏表紙より)

目覚めると姉と妹がプレイしていたゲームの登場人物になっていた! という転生もの?
転生もの自体あまり読まないのと、さらにそれがBLなのかと思いながら読みましたが、冒頭から、そのゲームが実は……という展開や、果たして転生したのか入れ替わったのかどっちなんだ? という設定が短いながらも意外性があって楽しみました。ホームズ風の世界観なので馬車や公園、オペラハウスなど場所もしっかり押さえてあるのもよかったです。
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皇帝に一目惚れされた奴隷の娘・雹華。後宮に迎えられ、たちまち寵愛を一身に。狂ったように雹華との情事に溺れる皇帝。それを快く思わぬ3人の妃たちに次々と不幸が襲いかかる──。これは雹華の罠? それとも……? ライバルの妃たちが消え、皇子をも籠絡! 宮中の全てを手に入れたその時、希代の悪女の信じられない正体が……!!
予測不能のめくるめく展開! 後宮ノベルの傑作誕生!(裏表紙より)

奴隷から成り上がり、皇帝の寵愛を一身に受ける妃となった雹華。影の薄い皇后を除いた三人の妃たちは、この謎めいた女に内心穏やかではない。疑心暗鬼が渦巻く女の園で、やがて悲劇が、という短編連作。エロシーンは少なめですが円熟した国が腐り落ちて終わるまでの話なので結構人が死にます。
妃たちの視点で見ているのでそれぞれの印象が異なっているのが面白いんですが、真相はどうだったんだろうなあと謎が残るのがもやもや。でもそれが楽しい。でも多分犯人である雹華から見たものが真実だったのかな。
女性視点のものばかりだったので皇帝や皇子たちの視点や意見をもう少し聞いてみたかったな。雹華の正体が明らかになった後の彼らが最後に何を思ったか気になる。
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紳士な王子の本性は腹黒肉食系!?
まさかの溺愛猛攻に卒倒寸前です…!
郊外の村で慎ましく暮らすリーズは、前世の記憶を持つうさぎ獣人。ある日、世にも珍しい黒ライオン獣人のレオン王子が村を訪れリーズひと目惚れ!? 「僕と結婚してほしい」――美形で優しい完璧王子にプロポーズされたけど、リーズはライオンが大の苦手! 気絶寸前になりながら丁重にお断りすると、王子は腹黒&俺様な本性を現し、あの手この手でリーズに迫ってきて…!?(裏表紙より)

前世が動物園で飼われていたうさぎ、というのが面白いんですが、ライオンに恐怖を抱くのなら別に本能的なものでもよかったのでは、という気がしなくもない。転生したところで前世がうさぎなので現代知識はほとんど持っていないから……。
子どもの頃、お互いの正体を知らずに会ってから初恋の人。再会してもお互いにそのことに気付かず。べたべたなんですが、思い出を大事にしているところが初々しくて可愛らしい。
種族差による差別社会なので、それを変えようとするところはいいものの、いろんなことが解決できていなくて前途多難そうだ。
国王夫妻がなあ。二人に味方してくれそうな高位に位置する登場人物が、護衛騎士のジェイドくらいのもので、ベルオムやサンドロは立場があっても国政に無関係だし、と考えると不安です。王宮で暮らすにしてもまったく礼儀作法を知らないよね絶対いじめられるよね……みたいな。頑張ってほしい! すごく!
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事故死した女子高生マツリは、歌う人形・真鍮糸雀【カナリア】として異世界に転生した。マエストロが手がけた真鍮と鉄の体を与えられ、調律師【チューナー】によって仕込まれた、極上の歌を唄う人形・真鍮糸雀。鳥かごのようなドームに覆われ、灰と煤が降る色彩を失くした世界の人々にとって、真鍮糸雀の美しく色鮮やかな歌は生きる喜びそのものだった。マツリはその中でも優れた真鍮糸雀として、調律師アイレンベルグに教育を受けることになる。そしてマツリはアイレンベルグに惹かれてゆくのだが――。(Amazonより)

事故死した女子高生の魂が辿り着いた異世界は、カナリアと呼ばれる人形に魂を入れて歌わせるという技術が存在する世界。灰の降る鳥籠に住む人々は歌がなければいきていけない。終末感漂う世界で、異世界から迷い込んだ鳥は何をもたらすのか。
諸口さんの作品は異世界に迷い込むものでも和風の『常世ノ国ノ天照』を読んだことがありますが、こちらの『謳えカナリア』はどちらかというと柔らかいながらも、年上の男性への恋心や、世界への復讐めいた終盤の展開、その後のダイヤモンドのエピソードなどがとても、とてもぎりぎりきりきりと軋んだ印象の美しさがつまっていてめちゃくちゃ面白く読みました。少女と世界の終わりはこうでなくては。
いや本当に、ダイヤよ! 灰が降るというからそれで何かすると思ったらそっちかい! 頭をよぎったけど本当にやるんかい!(ありがとう!!!)みたいに興奮した。世界を滅ぼす者の名を冠した少女の手に光るものの名前よ。最高。
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《歪み》の穴から現れた異形により、世界が滅びに瀕していた神世の時代。世界を救うため、神世の巫女は自らの身体そのものに《歪み》の穴を封じる儀式を創り上げた。以来、《門》となった巫女は代々王と契り、次代の巫女となる娘を授かることを宿命づけられることになった。やがて時が過ぎ——。三十七代目の巫女・雪は、閉ざされた花園の塔で、自身と王との婚約を知らされる。だが、雪には密かに恋慕う相手がいた…。(裏表紙より)

刊行当時、読んだ方々が「すごくいい」と言っていたので気になっていたものの手に取れずにいましたが、この度『大人だって読みたい!少女小説ガイド』に掲載されていたのを読んで、今度こそと読みました。
箱庭のような世界で育まれる優しくも切ない恋に浸っていたら、終盤の怒涛の展開、そしてあっという間にすべての扉が開かれていく感が凄まじくて、とても面白かった。うわー! って言ってたらうわーうわーうわー!!!? みたいな。途中の「おや?」という引っ掛かりをフックにして畳み掛けるラストで、ハッピーエンドにつながって感無量でした。
箱庭で育ち、王に嫁いで娘を産むことをさだめられた巫女の娘たち。雪は役目を知りながら、自らの暴走を唯一止めることのできる《鍵》に恋い慕う青年を選ぶ。婚姻の日が近付くなか、止まっていた恋が少しずつ動き出してしまい……という、閉ざされた空間で悲恋の予感を覚えながら進行するお話です。
しかしこのお話、考えてみるとすごく怖いんだよなあ。もしかしてずっとぐるぐる回っているのかな、とか、永遠にこの箱庭はそのままなんだろうな、みたいな予感がずっとあって、虚しく寂しい終わりだったらどうしようと思っていたんですよね。名前の秘密がわかったとき、そういう風にして閉じてあったのか、と納得したのでした。
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ある願いを叶えるため、生き神・明神帝の<白羽姫>になった未雲。いざ謁見と思った次の瞬間、五年前に姿を消した幼なじみ――今や“鬼"の集団<朱天童子>の頭領となった伐叉羅が現れた!! 鬼の存在を認めない朝廷はこの乱入に騒然となるが、帝は二人に興味を持ちはじめ……って、え? 私たちが夫婦の契りを交わした仲ってどういうこと!? 鬼と人、かりそめ夫婦の退魔物語がいま始まる!(Amazonより)

和風ファンタジー。生き神が帝としてこの世を治め、巫女である白羽姫がそれを支えるという世界で、力尽くでその座を射止めた少女と、異貌と高い身体能力を持つ鬼として生まれた少年が恋にもだもだしつつ、溢れ出した魔物を退治する。
ともすればめちゃくちゃ深刻になる設定だけれど、未雲のしなやかな強さとそれを支える伐叉羅の揺るぎなさ、二人が合わさると爽やかな風が吹いているようで安心して読めました。世界を変えたい未雲だけれど、彼女たちは堅実にやるべきことをやっていればいつの間にか周りが変わっているような、誠実な心根の持ち主なので、あまり気負わずに頑張ればいいと思う!
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Author:月子
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