読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

リィ捨て身の攻撃でルウの暴走は抑えられた。セントラル宙域の壊滅は免れたのである。しかし脱出を急ぐ一行の前にふたたび‘悪しきもの’が立ち塞がり、執拗にルウに迫るのだった!
『天使の舞闘会』で語られなかった脱出劇の顛末を描く『嵐の後』。さらにダンの息子ジェムが、母親のルウを探しに行くと言い出して大騒動になる『宇宙一不幸な男』の2篇を収録した外伝(裏表紙より)
6巻の続き、というかリィとルウの戦いの後から話が始まるので、あとがきやカバー折り返しで茅田さんが仰るように明らかに続刊である。
ファロット組がほんとかわいい巻でした。デル戦を読んでいる頃は、つい国王夫妻に邪魔者が! という気分で読んでいたのでレティシアのことがあまり好きではなかったのですが、天使シリーズになってからこの暗殺者少年たちがとてもかわいいことに気付きました。仲良し! 仲良し!
夫婦喧嘩に笑う。もっとばったんばったんクーア夫妻には喧嘩をやってもらいたい。
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リィの身体が光る。黄金の髪は輝き、額には第三の眼のごとき濃緑の宝石をはめ込んだ銀細工の輪。腰に剣を佩くその姿は——シェラのよく知る第一級の戦士の雄姿だった。
「おまえが迎えに来てくれ」という一言をシェラに残して、リィは暴走するルウの元に跳ぶ。たとえ二人の再会が死を意味したとしても……。暁の天使たち、完結篇。(裏表紙より)
完結編と言いながらまだまだ続くお話である。デル戦組とスカウィ組が合流し、ルウの暴走を止めたところでおしまい。ルウが非常にこわいひとになっていた。
やっぱり19歳のリィやシェラたちが好きだな! と思ったり、ちょろちょろ書かれるデル戦を示唆する文章にもだえるのは、やっぱりあの世界のあの人たちが好きだからだ。ファロット一族組も活躍し、シェラは嫌っているけれども一族組が揃うのがなんだか嬉しい。
番外編があるので続き読む。

ルウが復活し、キングも帰還し、女王は覚醒し、ダイアナも起動した。だがキングは連邦情報局に捕えられ、女王とダイアナには《ダイダロス・ワン》が繰り出した精鋭部隊が接近しつつある。
この“加速する非常識”をルウの力で見せられたダンは呆然と呟いた。
「……あかい、ひこうき……」
絶好調、暁の天使シリーズ最新刊。(裏表紙より)
非常識怪獣夫婦大暴れの巻。ケリーとジャスミンとダイアナにもう一度会えて嬉しいなあ! このシリーズのとんでもで都合のいいところは忘れるようにしているのである。
二人ともお互いが必要不可欠な存在であるのに、やっぱり「愛してる」とは言わない男前具合が。読んでる身にはあなたたちが相手に惚れ込んでいるのが丸分かりですから! にやにやした。友人たちが早く集まってこないかなあとわくわくするのであった。

キングは蘇ったとたんルウの死体に遭遇する。何が起きたのかさっぱり訳が判らなかった。リィとシェラは数百光年を一気に飛んだ。しかし事態を何も把握していなかった。混乱の中、一同は《ダイダロス・ワン》——連邦情報局本部に集ったのだ。
だが、彼らは互いの存在を知らぬがゆえに相手を容易ならざる敵として認識、必殺の攻撃を繰り出した!(裏表紙より)
きゃーキングー!! となった巻でした。ジャスミンも登場して嬉しい! 軍曹とミリィの話は泣けるからやめて!
夫婦が夫婦で本当によかったです。でも、そうか、ケリーには四十年ほど、ジャスミンには一週間か。やったね旦那ちょっと有利だよ!(そういう問題でもないか)
リィとシェラが完璧に傍観者になってて寂しい気もしつつ、読みながらきゃーケリー! ジャスミーン! ってなったからもうどうでもよくなった。私はこの夫婦が好きすぎるんだ。なので合言葉がもう、もう……! という感じでした。

「きみのお母さんが生きている」
突然アレクサンダーから告げられてダンは呆然とした。しかも「お母さんの復活に伴ってお父さんも蘇ってくる」とは何事だ!?
ところがこの“彼”の再生体が連邦情報局によって強奪された!
己の中に本物の彼を宿しているルウは困惑し——そして奪われた“彼”を追って連邦に乗り込むが!?(裏表紙より)
再読? 当時デル戦の知識しかなかった状態で読んでいて、この辺でもう無理と思って投げた覚えがある。
リィとシェラが終盤になるまで出てこないので、ああこれはスカウィの世界なんだなと思う。
ケリー周りの事情説明が長いよ! と思いながらも、その長さの後に『彼』が出てくるのが非常に嬉しくてにやっとした。次の巻ではどんな無茶な無双、チートをやってくれるんだろうか! 早く夫婦は再会しろ!

異世界から来たシェラにとって〈この世界〉は魔法に満ちていた。科学という〈誰にも平等に使える魔法〉が、人の代わりに何でもやってくれる。しかしシェラは知っていた。〈限られた者たちにしか使えない魔法〉の存在を。——魔法惑星ボンジュイの存在を。
ついに黄金の太陽リィと銀の月シェラ、そして闇のルウの3人が集う。この世界——宇宙に何が起きるのか?(裏表紙より)
再読? かな。第1巻目の連邦大学での事件の、その少し前に時間を戻して、シェラがこの世界の不思議を実感する、というエピソードが本の半分以上まである。リィの養い親とは、という話があったり、ボンジュイとラー一族、そして太陽と闇と月の伝説、など世界の根底に関わるお話をした、と思ったらスカウィ関係の話にいきなり爆弾が! という引きでした。話は全然動いていないですが、細々とサービスシーンがあって読むのが楽しいです。ちらっとデル戦の話をしたり、少年四人組が集まってたり。

「アイドルにならないか?」
ある日、謎の男・坂口にスカウトされた大学生の優一。好奇心から男についていくと、たどり着いた場所は〈バーチャルアイドル研究所〉。そこには優一と同じように集められた3人の若者がいた。彼らは、坂口プロデュースのもと、協力してバーチャルアイドル・北沢芳人を創り上げ、その人気は絶頂に。だが、芳人のファンによる「連続少女自殺事件」が起こり……。(解説/中森明夫)(裏表紙より)
2010年7月から9月にかけて、ケータイ小説として配信されていたものです。思いがけず初めてケータイ小説(ネット小説にあらず)を読んでしまった。
作中のCGで描かれたアイドルが芸能プロダクションに所属していたことも……という一文を読んで、うたのおうじさまたちを思い出すなどする。あと実在、非実在の話が繰り返し出てくるので、ああ、そうか2010年は非実在青少年問題が話題になった時期かあと思った。
明らかに女の子に対する性的な色々がありすぎるとか、バーチャルアイドルが新世界の神になって少女たちを自殺に追い込んでとか、バーチャルアイドルに対してバーチャル刑事をぶつけるという話になって「ちょっと待てー!」と思ったり、なんだか突っ込みどころが盛りだくさんでした。が、それがちょっと面白かったです。

熱血新米士官・アルの配属先は、お飾りと名高いエトワール近衛隊。失望するアルの前に現れたのは氷の薔薇と称される美形の上官・シャリオとその右腕の野獣系肉体派少佐・フラム。惚れ惚れと二人を見上げたその矢先、突然シャリオに投げ飛ばされ!? 美貌とは裏腹なドS上官に暴れるアルだったが、絢爛な軍服に身を包んだお飾り集団は、実は精鋭士官による特命部隊で!? 宮廷内の事件に挑む、美麗男子達の華麗なる作戦開始!(裏表紙より)
男の子の割合が高いビーンズ文庫をすごく久しぶりに読んだような。主人公は少年、お話に大きく関わってくるのは秘密を持った美形上官と、それに付き従う野獣系というより番犬。あらすじほどぎすぎすはしてません。
女の子が、足りない! んですが、でもオペラ以降が女子成分が高かったのだろうかと思うなど。オペラの感想を読み返すと今と同じように「女子が」と言っている……。
能力は高いが圧倒的に経験と冷静さが不足しているアルが、これからどんな風に世界の秘密に関わっていくのか楽しみです。世界観的にあれ? これってあれじゃ……というところが結構出てくる感じがしたので、続きもぜひ読みたい!

パスカの王女エフィは、隣国ユリオスの若き王レオンのもとに嫁ぐことになった。それは小国の王家の娘に生まれた定め——結婚の形を借り、大国へ恭順の意をあらわす人質となるために。ところが輿入れの旅の途中、エフィは暗殺の危機に! そこを流浪民の占い師である大女のアトゥに助けられる。彼女にユリオスへの道案内を頼むエフィだったが、実はアトゥは……? 恋あり陰謀あり、どきどきの王宮ファンタジー♡(裏表紙より)
文化的に秀でているが小国であるパスカの十三歳の姫エフィ。かたや小国を二つ併呑した新興国ユリオス、十八歳の若き国王レオン。王宮+陰謀+年の差+政略結婚で、気の強い幼い姫と飄々とした柄の悪い国王のお話。中編集です。
えらいかわええなあ! という二人でした。政略結婚の上にけんかっぷるおいしいです。幼く未熟ながらも、才能を秘めたエフィががんばる姿が本当にかわいい。挿絵でもすげー美少女。
レオンも口悪いし柄悪いし、ヒーローとしては粗暴すぎるのですが、全然きらいじゃないです! むしろ好き! あちこちにちりばめられているセクシャルな話題は、セクハラというより悪ガキな印象でした。
面白かったです。続きがあったら読みたいな!