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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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B003RS7QVI
ぼんやりと空想にふけるのび太はある日ドラえもんに相談して「もしもボックス」で「もしも魔法があったら」という想像を叶えてもらう。そのおかげで魔法の存在する世界に変わったものの、勉強が魔法にすり替わった世界でのび太は相変わらず落ちこぼれだ。しかしこの世界では頻発する地震と魔界接近説が囁かれていて、魔界の悪魔たちにより危機に瀕しているというが……。

「ドラえもん」の中で一番怖いのって、道具が壊れたり失われたりしたことで元の場所に帰れなくなることだと思うんですが、特に「もしもボックス」と「タイムマシン」絡みが個人的に一番怖い。明らかに自分の居場所でないところに置き去りにされるの、本当に怖い。
今回の功労者はドラミちゃん。ドラミちゃんしかいない。虫の知らせアラームで警告を聞いたから見にきたよ、って本当にしっかりしている。彼女がいなかったら今頃どうなっていたか。
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ゴッサム・シティの天涯孤独な若き資産家ブルース・ウェインは、両親を殺害された復讐心と恐怖心から犯罪者を粛清するバットマンとして暗躍していた。ある日街にリドラーなる無差別殺人犯が現れ、市長を殺害し、謎かけを置いていく。謎を解いて行き着いたナイトクラブで働くセリーナと出会う。彼女は失踪した大切な人を追っており、二人は一時協力関係となる。

巨悪の街、犯罪、復讐の物語。「街」に込められた悪の美しさと醜さが素晴らしく、暗い世界がわずかな光を得る最後がじんわりとよかったな。見ながらなんとなく「マルドゥック・スクランブル」のマルドゥック市を思い出していました。
犯罪が犯罪を呼び、殺し合いと復讐が連鎖するゴッサム・シティ。これだけでだいぶ痺れるんですが、両親を殺された孤独な大富豪の青年ブルースが犯罪者を裁く罪人をやっているのが本当にイイよね……。元々の華やかな性格とは真逆の引きこもりという設定がまたきいている。吹き替え声優さんがまた、暗いのに知性があって色っぽくていいんだー。
物語は犯罪と犯罪と犯罪のサンドイッチ、みたいな話で、権力を手にするために多くの人間が当たり前のように罪と悪に手を染める街で起こる事件を解決しようとブルースがもがいている。なんというか、水中から息を求めるみたいな、牢獄から逃げようとするみたいな話だったな……。どこにも行けないとわかっているけれどそれでも、みたいな切実さを感じた。好きな作品でした。
B003EVW672
1969年アメリカ。カリフォルニアで起こった殺人事件で、その犯人からと思しき手紙が新聞社に届いた。大量殺人の予告は暗号文の解読によって逃れたように思われたが、その後次々に事件が発生。被疑者は次々に上がるも終わらない事件に、関係者は次々に疲弊して捜査を降りていく。果たして真犯人は誰か?

実際の事件を題材にした作品。DNA鑑定等でも証拠を出せないまま、被疑者死亡で終わった「ゾディアック事件」の話を、元になったルポから映像に起こしたもの。なので独自の解釈を付け足されることなく、こういう形で終わったのだという内容です。
犯人を追い詰めているようで追い詰められない。周囲の証言から心証は黒なのに確定できない。そういうもどかしさが続いて、年月とともに脱落していく人がいるのは仕方ないなあというリアルさを感じます。しかしこういう実際の出来事を元にした作品を見続けていると、内通者がいたんじゃないかなあという気がしてならない。
「レベッカ」
またマンダレーへ行く夢を見た……さる夫人の世話役として旅行を続ける「私」は南フランスに滞在中にイギリスの大富豪と出会う。プロポーズを受け入れた私は新婚旅行の後、マンダレーの屋敷へ向かうものの、使用人たちは後妻の私はきつく当たる。かれらにもそして屋敷や愛する夫にも、前妻レベッカの影が色濃く残っていたからだ。

原作がめちゃくちゃ面白くて好きなのですが、この映像作品はその面白い部分をより強調する形になっている気がしました。
大富豪とのロマンス、色濃く残る前妻の影と周囲の悪意、疑心暗鬼というサスペンス、事件が発覚して罪を逃れるべく奮闘するドラマ、そのほか色々。切り取るところで物語のジャンルががらっと変わるのが「レベッカ」の魅力だと思います。
「美しい家」と「謎めいた、魅力的な、けれど死んだ女」の組み合わせが最高で、それを守ろうとする人間と新しくやってきた異分子である主人公の対立関係が女の戦い、矜恃の戦いが面白い。「私」がダンヴァース夫人を最終的にやり込めたのは正直スカっとしたんですが、この映画オリジナル表現みたい? でもこの表現だとダンヴァース夫人の最後の行動の意味合いや印象が変わってしまうので難しいところですね。正直なかった方がダンヴァース夫人の思い入れがよくわかる気がして好きだな。
「もう終わりにしよう。」
「もう終わりにしよう」と恋人のジェイクとの関係を終わりにしようと考えながら、ルーシーは彼の運転する車で彼の故郷へと向かっていた。とりとめのないやりとりを続け、ついに彼の実家へ到着するも、少しずつ何もかもが現実味を失っていき……。

あまりにとりとめがなさすぎて、いったいこれは何を描いているのか、滔々と並べ立てられている言葉の本質は何なのかを考える必要があって、最後には考察サイトを色々頼ってしまいましたが、結論としては原作を読んでみたいということ。
恋人、家族、すれ違っただけの店の店員。登場する人物の言動が意味不明で、どちらがおかしいのかわからなくなってくるんですが、結局これは一人の人間の頭の中の出来事なんだと思うとああそういうことかと納得がいく。つまり彼の頭の中では絶えず思考が巡っていて、それを意味ある形にすることができず、行き止まりにたどり着いて、自らを終わらせる、という話なんだろうな。輝かしい瞬間が現実になっていたら、と想像して終わるところが悲しい。
「デッドリー・イリュージョン」
ベストセラー作家として成功し、優しい夫と子どもたちに囲まれて暮らすメアリーは、ある日新作の執筆を依頼された。家族で過ごす時間を優先したいメアリーだが、夫に貯蓄について相談され、仕方なく依頼を引き受ける。そのためには子どもたちのベビーシッターが必要と、面接したなかから読書好きで清純な印象のグレースを雇うことにした。しかしそれから現実との境界が曖昧になり始め……。

円満な家庭に外から何かがやってくることによって日常が壊れていく系の作品。
清純で読書好き、いかにも初心なベビーシッターの少女グレースが、見ていて「いやこれもう絶対何か腹に一物抱えている系じゃん」という怪しさ。だいたいは夫を寝取るんだよなあと思っていたら、グレースはメアリーに近付くようになり、メアリーもグレースに心を傾けていく。
終盤にはメアリーの友人であるエレインが殺される事件が発生し、グレースの正体が判明して……その後がはっきりせず視聴者に委ねるものになっています。グレース(というか真犯人)が凶行に及んだ理由はわかるけれど、エレインの殺害ははっきりしないまま。メアリーがグレースになすりつけた印象になっているけれど、何故友人を殺したのかはわからなくて想像するしかない。
個人的にはエレインの「ミューズにしなさい」が理由なのかもしれないと思います。メアリーはグレースがやってきたおかげで思い悩んでいた執筆活動を乗り越えた、現実にしろ妄想にしろグレースがインスピレーションになったことはきっと間違いないので、それを取り除こうとするエレインをメアリーが邪魔に思ったんじゃないかなあ。ベストセラーを出した後は官能シーンのある作品を書いている? みたいな話があったと思うので、彼女がいなくなると作品が完成しない、生活が破綻する、という作家としての周りの顧みなさが爆発したんじゃないか、と。
なので最後に出て行ったのは私はグレースだと思います。因果応報的に、グレースにやり返されたんじゃないかなあ。
B003RS7QV8
夏休みを迎えたのび太たちはキャンプの行き先を海に行きながら山に登れる、海底にしようと決めた。ドラえもんのひみつ道具で海底キャンプを楽しむ中、一行は海底国家ムー連邦の海底人のエルと出会う。拘束されるも、話を聞いてみるとなんでもムー連邦と敵対していた海底国家アトランティスに眠る大量破壊兵器が放たれようとしているという。

今回は海底の世界の話。バミューダトライアングル、ムー大陸、アトランティス大陸とみんながわくわくする謎が散らばっている作品。
だんだんキャラクターの考え方や行動が少しずつ現代寄りになってきたかな? という感じがします。
自分たちとは違う世界だったり国だったりの人々と交流するドラえもんたちですが、やはり無機物、システムとの交流と切ない別れはよいものだ……。しかし自爆はショックだから止めてほしい……。
「ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと」
ブラック企業に勤めて毎日死んでいるように生きていた天道輝。ある朝目覚めると世界はゾンビに溢れ、いつ死ぬともわからなぬ状況。「もう会社に行かなくていい!」と歓喜した輝はこれまでできなかったことを達成する「ゾンビになるまあでにしたい100のこと」リストを作成し、仲直りした親友たちとともにやりたいことをやり尽くすことにする。

アニメも放送中のゾン100ですが、これは実写映画。ちゃんとアニメの今後の展開に配慮して、序盤部分だけを上手に使ってオチをつけているので上手いなあと思いました。
物語は水族館に行くところまで。水族館が遠方にあるという設定になっていて、途中で閑はあっさり仲間にになって三人とも打ち解けており、上司の小杉は水族館で安住の地めいた自分の帝国を築いており、また従属させられそうになる、という「死んだように生きるならやりたいことを」をテーマとして突きつける内容になっています。
アニメのスタイリッシュは演出は、実写ではノリのいい音楽を流しながらアクションをする展開になっていて、この作品を好きな人に映像は映像として面白がってもらおうと努力しているように思えて好印象でした。オリジナリティでまとめようとして無茶苦茶になるならこのくらいの塩梅が好きだな!
B07N42M45J
ある日恋人がスマホを落としてしまった麻美。拾った人物がいて、無事にスマホが戻ってくるものの、それから麻美の周りで奇妙な出来事が起き始める。その頃、世間では若い女性が被害者となる連続殺人事件が発覚していた。

先に韓国リメイク版を見てしまいましたが、映画としてはこちらが先ですね。こうして見ると韓国版は上手にリメイクしてあるなあと思いました。こちらはこちらで、ちゃんとあっと驚く結末になっていて面白い。
スマホを落としたことで個人情報を手繰り寄せられ、なりすましやコラ画像などの被害に遭っていく麻美。ストーカーが少しずつ悪化して追い詰められていく展開が、すごくいや。デジタルタトゥーが残ったりなりすましされて人間関係が壊れると人生がめちゃくちゃになるってわかる。
その状況で、麻美が実は……というのが上手かったなあ。できちゃうんだよな、人との接点が薄いと。すべての出来事がそうやって「個人情報」というテーマに紐づけられていて面白かった。
B00DBJVGDW
すべての事件を完璧なDNA鑑定で解決することを目指す日本。プラチナデータと呼ばれる国民のDNAデータを用いた捜査システムの開発者である神楽龍平は、ある日システムのプログラマーであった兄弟を殺害した容疑者と鑑定されてしまう。冤罪で追われることになった神楽だが、このシステムには「モーグル」なる真のプログラムがあると知る。

じりじり追い詰められていくようなストーリーの多い東野圭吾作品ですが、これは思いがけずライトでおしゃれな画面だな。「秘密」に画面の印象が似ている。
それはともかく。
遺伝子情報が重んじられるようになった現代日本。犯罪者を取り逃すことのないシステムに信頼を置く開発者の神楽と、そんなシステムにずっと疑問を抱いて信用しきれずにいる警部補の浅間。人のすべての情報が詰まっているというDNAに、本当にすべてを解き明かすことができるのか? というテーマ。
冒頭から「このシステムがあると揉み消せるものももみ消せなくなるのでは……?」と疑いを抱きましたが、そういうことですね。えらい人たちやその関係者が罪を犯さないなんてことはないんですよね。なのでこれを見て「フィクションでもそうなるんかい!」と奇妙な怒りを感じてしまい……はい……。
真犯人の無茶苦茶な主張とか、原作はどうなっているんだろうと気になったのでそのうち読みたい。
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Author:月子
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