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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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B00REYHWI8
幼い姉弟という二人の子どもを育てる母親は、不仲だった夫と別れ、シングルマザーとして生きていかねばならなくなった。幼子を抱えた生活は苦しく、やがて水商売を始めるが、次第に子どもたちを省みることができなくなり……。

児童虐待と、シングルマザーと、貧困を描いた映像作品。ただ日常を切り取っただけの淡々とした映像ですが、人が生きること、日々一部分を強調されて報道される児童虐待や育児放棄の苦しさがただただそのままそこにあって、きつい。この国のどこかで起きていることを遠くから見せられているだけの気がしてきて、ただ食いつなぐ子どもが何を思っているのか、無残な状況でも帰宅した母親にまとわりつく無邪気さに、息を飲むしかできなくて、本当に辛かった。
しかしラストシーン。部屋を片付け、子どもたちを片付けたのは、多分いま妊娠していて姉弟のことを思い出したから帰ってきたんだよね……とか、結局自分で流産を選ぶのか、とか、ここが一番考えるところが多くてきつかった。
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B003RS7QUO
ある日白い犬を助けたのび太とドラえもん。春休みをきっかけにジャイアン、スネ夫、しずかちゃんも交えて未開の地を探検することにしたのび太たちは、ペコと名付けた犬が興味を示したジャングルの奥地へ向かうことに。そこには実は犬の王国バウワンコ王国があり、ペコはその国クンタック王子だった。平和な国を取り戻すため、ペコはのび太たちに助けを求めて……。

やっぱりドラえもんはすごいんだぜ、という最後の戦いよ。この発想、ドラえもんだからだよなあ。すごいわあ。
長編の面白いところは、冒険のわくわく感、自分たちで工夫していく面白み、普段なら出会うことのない大きな敵との戦い、友達とのすれ違いに手酷い失敗、それらを解決するために勇気を振り絞る展開だと思います。失敗をなんとかしようと努力する展開は、結構見ていてきついものがあるけれど、この心のもやもやに立ち向かうのがいいんだよ!
というわけで、ジャイアンが立ち上がるところ、すごくよかったなあ。
B0BS1MVP9L
女子高生の自殺事件の報道記事を読んでいた教師の清佳は、その母のコメントを読んで自らの生い立ちを回想した。母ルミ子と祖母の関係、そして自分と母の関係。そこにあったものは、果たして母性なのか?

母ルミ子と娘清佳の視点で同じ出来事を見るシーンが凄まじく恐ろしい作品。そんな怖さなのに案外さくっと終わってしまい、原作が読みたくなりました。だって省かれたシーンとかもうちょっと詳しくってところ、絶対怖いに決まってるから……。
母の愛を望む二人、これが母娘なのが悲劇の原因で、最後まですれ違い続けていた証拠になるのが、最も大事なシーン。祖母の死の真相を知った清佳にルミ子は、愛を告げたのか首を絞めたのか? こうなると自殺も、本気で死ぬつもりだったのか怪しく見えてしまい……。怖い。
B09T9QLFJ2
同性愛者で恋人がいることを隠して生きている高校生・安藤純はある日クラスメートの三浦紗枝が書店でBL漫画を買っているところを目撃する。BL好きが知られて偏見の目で見られることを恐れる紗枝の懇願を受け入れて秘密を共有する二人。やがて紗枝は純に告白し、二人は付き合うようになるが……。

同性愛者と、BLの周りを描いた作品。偏見とアウティングって、同性愛にもBLにも絡むよなあと思いながら見てました。
BL好きの女子ではないところにしっかり焦点が当たっていて、同性愛者の不倫が物悲しく感じられたり、子どもがほしいと思ったり、そんな人を好きになったヘテロの葛藤だったり、どこかで起こっているであろうことをすごく上手くまとめてあるなあと思いました。
作中では学校でもLGBT教育が始まっていた感じ? でしたが全然行き届いてないみたいでしたね。2023年現在の教育現場ではどうなっているのかなあ。
B00J2SBI34
マーベリック事件から一年後。ヒーローを引退した鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJr.だが、かつての1部ではなく2部ヒーローとして相変わらず息が合っているようないないような活躍で街の平和を守っていた。しかし1部に上がりたいという気持ちがくすぶるバーナビーは、新オーナーの提案に乗り、虎徹ではなく新ヒーローのゴールデンライアンと組まされることになってしまい……。

アニメシリーズからの続き。そう、これが見たかった! というやつですね。
引退してもやっぱりヒーロー。たった一年じゃそう変わらないという、達観しているような諦めが早いような虎徹と、まだまだ青すぎるバーナビー。この二人の間に割り込んでくるライアン、という、なんかちょっと痴話喧嘩というかそういうのを見せられている気がちょっとしてしまい笑 多分みんなが虎徹を好きすぎるせい。
Beginningを見た後に見ていたんですが、ワイルドタイガーがみんなをまとめていたんだなあとしみじみ思いました、いろいろな気持ち、名声や、活躍や、復讐といった望みがあってヒーローという仕事をしているわけですが、ワイルドタイガーの根っこにある「ヒーローとは」という気持ちは多分みんな持っているもので、彼がそこにいることで最も大事なものを見失わないで済むからなんじゃないかなあと。
会社や利益が絡むヒーローという仕事の世知辛さを感じる敵と黒幕と事件の顛末でしたが、とても面白かったです。これで第2シーズンを見る準備ができたぞ。
B00A726WG2
「NEXT」と呼ばれる特殊能力者たちが現れた時代。大都市シュテルンビルドで暮らす能力者たちの中には、スポンサー会社との契約下でヒーロー活動を行い、その活躍を番組として放送することで生計を立てるヒーローなる職業に就く者たちが現れるようになっていた。ベテランながら旬を過ぎたヒーロー、ワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹は、ある日会社からバディヒーローとして売り出すことを命じられ、新人ルーキーのバーナビーと組むことになる。しかしそりが合わない二人はとても相棒らしいとは言えず……。

テレビの最初の話をまとめた劇場版。
虎徹とバーナビーが絆を作っていくまでのお話で、登場する他のヒーローたちもちょっとギスギスしている感じ。ちょっと新鮮。
普通に総集編だと思っていたので、全然知らない話が始まってびっくりしたんですが、再構成の上で劇場版オリジナル要素を入れてあったんですね。さすが、ファンの心を知っている……。ただの総集編じゃ物足りないんですよ本放送を見た勢はね!
B0B589HT95
最強の戦士団「独角」のヴァンは戦いに敗れ、岩塩鉱で奴隷として働かされていた。しかし奇妙な山犬の群れに襲われた岩塩鉱の人間は謎の病で全滅し、ヴァンは幼い少女ユナとともに生きるために旅立った。一方、この山犬を遣わしたのは、ツオル帝国の属国と化した国を救わんとする者の仕業だったが……。

原作とは別物。ホッサルとミラルのやりとりが見たかったんですが、ミラルはいないことになっています。
対象年齢を下げつつ話を時間内にまとめるために、込み入った陰謀はざっくりカットされ、誰が悪いかがはっきりしています。なので原作の、たくさんの人の思いが入り乱れる物語が好きだった人には別物すぎてあまりおすすめできない……。
けれど最後、ユナが鹿の王にたどり着くあのシーン。原作のその後、ユナたちはこうやってちゃんと再会できたんじゃないかなと思えたのはすごくよかったな。
「グッド・ナース」
心臓病を抱える看護師のエイミーは、保険の対象となる期間まで不調を隠して必死に働いていた。ある日病院に新人看護師としてチャーリーがやってくる。有能なチャーリーはエイミーの病気に気付き、親身になってくれるが、しばらくして担当の患者たちが次々に容体が急変して死に至るようになり……。

だいぶ不穏な始まり方ですが、実話をもとにした作品なんですよね……。
明らかに怪しい、有能な新人看護師のチャーリー。彼がやってきたことでエイミーの患者たちが次々に不審死を遂げる。以前彼が籍を置いていた他の病院はチャーリーについてなかなか語ろうとしない。すでに彼が怪しいと睨む警察の捜査は始まっているのに。
病院という場所の悪い体質がめちゃくちゃはっきりわかる。一つの病院だけじゃないっていうのがなんとも。
犯行動機も、なんというか、やるせない。そんなことで殺された方はたまったものじゃない。最近、自分の能力を誇示したいために医療事故を起こしまくっている作品を読んだけれど、そっちもそっちで嫌だし、こっちもこっちですごく嫌だ……。
B07X9MPQ63
思春期症候群に陥った梓川咲太をかつて救ってくれた牧之原翔子は、二人いる……思春期症候群の影響で重い心臓病を抱える中学生の翔子は、延命して大学生になった翔子としても存在していた。未来を知る大学生の翔子が生きている理由、それは咲太にとって究極の選択を迫ることになる。

アニメシリーズの続きにして、咲太の恩人である翔子をめぐる思春期症候群の話。
いや、きつくない……? 神様は咲太に試練を与えすぎなのでは……? という今回の思春期症候群。自分が死んで大切な人を助けるか、見殺しにして自分が生きるか。けれどその真相を知った、彼を大事に思っている人は行動に出ないはずがなく、という、だいぶ詰み状態だったよなあ。
けれどそこで立ち尽くす咲太ではなく、麻衣を助けるために行動を起こすところはさすが主人公。大切な人を助けるためとはいえ、まさかその覚悟を決めて飛び込むとは……普通できることじゃないよ……心が強すぎる。だから望む未来を手に入れられたし、恩人を失わなずに済んだのかなあ、なんて思うラストでした。
B01FS0IGC0
現代から戦国時代へとタイムスリップした高校生のサブローは、織田信長にそっくりだったことで彼に託される形で入れ替わり、信長として振る舞いながら平和な世を作ろうとしていた。しかし歴史が覆ることはなく、あの本能寺の日がやってきて……。

ドラマ作品の続きで、完結編。
まったく歴史に興味がなく、織田信長やその最後についてまったく知らないサブローが信長であり続ける危うさにはらはらさせられ、何も知らないからこその掛け値なしの本心で周囲を魅了してしまうことが喜ばしく感じられるも、変えられない歴史の重要点へと向かっていくどうしようもなさが、この作品の面白さかなと思います。
しかし、結構あっさり現代に戻っていったな?笑 全体的に軽く見られる作品にしてあるようなのでまあ……はい……完結作品にするなら落とし所が必要だもんね……。
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Author:月子
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