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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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幸福な食卓 プレミアム・エディション [DVD]
「父さんは、父さんをやめようと思う」。中学三年生の佐和子は、父のそんな宣言を受ける。母親は家を出て、優秀だった兄は農業をやり、父は父をやめる。そんな家庭の中、佐和子はその春、転校生の大浦勉学と出会う。
原作は読了済み。映画公開時の予告編で、少女が冬の道をずっと歩いていくシーンがすごく印象的だったので、原作を読み、今回映画を見ました。
原作はしんとした中に何か変だなと思わせる空気がずっと続いていく静かな話だと思っていましたが、映画はもうちょっと爽やかでいて女の子の押し隠した影のようなものを感じるお話だという印象でした。佐和子がちょっと元気のよすぎる印象を持ったからかもしれない。もうちょっとおすましな感じのイメージだったのですが、委員長をやっている顔がすごく不器用でもどかしいような、不安そうな女の子だったのが好きでした。
小林ヨシコ役の方がとても綺麗で、役も台詞も好きだったな。
ラストシーンと主題歌はとてもよかった。好きだ。
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2 [DVD]
一作目に当たる賢者の石を、私は当時公開日に見ました。中学一年生の十二月一週目の週末で、期末テストのまっただ中でした。
そのシリーズ作がとうとう完結。残念ながら原作は炎のゴブレットで脱落したのですが、よくテレビで放映されるので映画だけは全作見てました。
走って汚れて汚れて走って。作を重ねるごとによく汚れていくな笑 と思いながらも一緒に駆け抜けました。
最後のシーンでは、彼が抱きしめるかれらが、この映画の第一作目を作られたときの彼らと同じような年齢で、そんな小さな子たちを大きくなった彼が抱きしめている、というシーンに時間の流れを感じて込み上げてくるものがありました。こんなにおおきくなった。こんなに時間が経ったんだと思うと、ぼろっぼろ泣けました。
あちこちでの感想で見かける通り、セブルスの一人勝ちでしたね! あんな人を他に知らない。確か秘密の部屋か何かでジェームズがセブルスにいじめをしていたシーンがあったと思うんですが、ああそういうことか! とにやにやしました。いやしかし、セブルスのやつめ! 愛おしいぞこのやろう。
あっという間だったようで、結構長かったようにも思います。余裕がありそうだったら原作も全部読んでみよう。
劇場版「空の境界」 痛覚残留 【通常版】 [DVD]
1998年7月、猟奇的な殺され方をする不良少年たちが続出する中、蒼崎燈子はとある人物から対象の保護あるいは殺害を依頼される。式は、対象である浅上藤乃を止めるべく動き出す。
改めて考えるとぶっちぎってR15ですよねこれ。食事中に見るんじゃなかった。冒頭から衝撃シーンが始まるのでご注意ください。あんまりにも残酷でえぐくてグロいので、悲鳴を上げながら見ていました。しかし色々な残酷さと反するように、登場人物の純粋な思いや、派手なアクションシーンが盛り込まれていて、悲鳴を上げながらも非常に楽しんでしまいました。なんだろう、いい話だって言っちゃいけない気がするんだけど、いい話だよこれ……!
「空の境界」第一章俯瞰風景、第二章殺人考察(前)の二本。
劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【通常版】 [DVD]劇場版「空の境界」 殺人考察(前) 【通常版】 [DVD]
両儀式と黒桐幹也。1995年、二人は出会った。触れ合っていくうちに幹也は式の歪んだ性質を知り、式はいくつかの事件を経てその力を手に入れた。直死の魔眼を持つ女と彼女を思う男の全八章からなる物語。

以前どなたからかオススメいただいた覚えがあるのですが、最近細々と見始めまして、第一章と第二章を見ました。原作は読了済みです。この話、時系列が行き来するので初見の人はすごく戸惑うと思うんですが、解き明かしていくととても面白いです。ちゃんと伏線があるんだよなー!
音楽が! とても! 好き! 美しいコーラスの禍々しさ! 映像の色彩や陰影、光がとても綺麗で、すごく好きだ。血も綺麗なんだよなあ(品格を疑われそうな感想で申し訳ない)。ストーリーは怪奇伝奇もので、言葉遊びをするような台詞回しがとても心地いいです。なんだかにやっとしてしまう。一章の「今日は飛べなかった」というのが、実はすごく好きなんです。
スプラッタなシーンが結構あるので苦手な方はぎょっとすると思うので注意が必要ですが、やはりとても綺麗な映像なのでおすすめしたい。血が無理でも、奈須きのこ節が大丈夫そうなら小説をお勧めします。
次の話も早く見よう!
東京ゴッドファーザーズ [DVD]
クリスマスの夜、ホームレスの三人組(ホームレス、おかま、家出少女)は捨てられた赤ん坊を拾う。赤ん坊を元の家族に送り届けるため、三人は走り回るのだが。ある冬の奇跡の物語。
もう楽しすぎて! ホームレスの問題から目をそらしていないところももちろん、その三人の行動を物語にしているところがやっぱりすごいなあと思いました。緩急がすごかった。なんとなくだれてきたところに「わあああ!?」というシーンが挟まってすごくどきどきした。偶然が偶然を呼び、ドミノのように重なっていくところが気持ちいい。三人がそれぞれの問題の解決の方法を見いだしていくところは感動的でした。
三人組の中で、家出少女のミユキが、本当にリアルでね! 家出する前は小太りなんですがこの容姿といい言動といい、甘ったれ娘そのもので、家出した後の彼女の荒んだ様子から、物語終盤の屋上へ走っていくシーンに感動でした。見ればきっとどういう意味か分かってもらえると思うんだよあれ! 本当にね、身軽になっていくところがね!
劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇 【通常版】 [DVD]劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 【通常版】 [DVD]
今日は思いついたのでDVDで劇場版グレンラガンを、紅蓮篇、螺巌篇とぶっ続けで見ました。
面白かったー! 書き足しの部分が、よかったり、悪かったりもしたのですが、しかし楽しかった。
紅蓮篇の四天王総力戦はやばかった。ニア姫様まじかわいい、まじかっこいい、まじかわいい。シモンが迎えにくるあのシーンが、テレビ版でとても好きだったのですが、映画版は新たなシーンになっていてすごくときめいてしまった。
螺巌篇は、テッペリン攻略戦が冒頭から大幅カットで寂しかったですが、その後のテレビ版第二部にあたるお話が、映画らしい波があるお話になっていて、特に月攻略戦や最終決戦は激しい戦闘が繰り広げられていて手に汗握りました。ただロシウの話が簡単に略されてしまったのが寂しかったです(あの、因果を感じるあれこれが大変好きだったので……)あとはアンチスパイラルの多元宇宙に取り込まれた時の話も省略部分があったのと、話に変更があったので、書き足しもあったのですが、そこはテレビ版の方が好きだったところがあったな、と思いました。
でも、この映画版もまた、シモンがあの場所で見た多元宇宙のひとつだったのかもしれません。あの光の中で見えた光景に、思わず息をつめて「ひっ……ぐっ……!」と泣き出してしまうくらい嬉しかった。あの辺りの話はテレビ放映の時も大ハッスルして感想を書いたと思うんですが、憎い、まじで演出が、憎い……!
はー楽しかった。いい話だよなあ!
「バタフライ・エフェクト」
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]

父親は精神病院におり、母の女手一つで育てられた少年エヴァン。彼には、時々記憶がなくなるという不思議な現象が起こっており、その治療のために日記を書き始める。やがて州立大学のエリートとして成長し、幼い頃の日記を見つけたエヴァンは、それに、過去へさかのぼり、運命を変える力があることを知る。

おっもしろかったー! あなたを救うために何度も運命に抗う、という話は好きだ! しかし遙か3とは比べ物にならないほどのシリアス、容赦ない展開で、何度も「うわああああ!!」と叫んだ。台詞のひとつひとつが伏線になっていて、すごく面白かったなあ! 袋小路に迷い込み始める感じがもうすごかった。
役者さんも演じ分けがすごい。少しずつ性格が違うのがいいなあ。それでもひたむきにケイリーを救おうとするエヴァンが切ない。どんな時間軸でも彼女を愛していて、友人たちを愛していて。けれど何度やっても……! というところがもうね!
レンタルで見たので、別エンディングは二種類見ました。確かにあれはない! セルDVDのディレクターズカットでどんなだったんだろう。気になる。
はああああ好きだあああ。ごろんごろんしてしまうな!
今日の映画は「ヘアスプレー」
ヘアスプレー [DVD]

ボルチモアに住む高校生のトレイシー。ローカル番組のダンサーとして踊ることを夢見る彼女は、ダンサーに欠員が出たために番組のオーディションを受けることを決意する。歌とダンスは得意だが、彼女は特異な髪型と肥満体型の持ち主で……。

楽しかったー! 二時間近くずっと歌いっぱなし。その歌がとても派手できらびやかで、時にはしんみりと染みるようでもあり、とても楽しかった。耳が幸せだ。60年代アメリカの背景も踏まえつつの、明るいエンディングがとても好きだなと思います。気持ちよく終わってくれた。
シーウィードが好きだ! それから、衣装がみんな可愛いです。ああいうスカート好きだなーと思いながら見てました。
大逆転! というのが好きな方にはオススメだと思います。
映画「博士の愛した数式」を見ました。
博士の愛した数式 [DVD]
原作が、好きです!
自分の中の原作イメージとちょっと合わないところがあって(私は博士が愛した数式は別のものだと思っていた……)むむ? となってしまったんですが、日々の情景の空気感は優しくて、いいなあと思いました。兄嫁ははまり役過ぎて噴き出してしまいました。そう、ああいう、女! って感じの美人だよなあ。博士がかっこよくてにやにやしました。泣きそうな声とか震えが走っちまったぜ……!
今日の映画は「RED/レッド」。
RED/レッド [DVD]
元CIAのエージェントだったフランク。五十代になった今は引退し、平和に暮らしている。しかしある夜、何者かに襲撃を受けてしまう。これをあっさり撃退したフランクだったが、自分と関わりを持ってしまった一般女性サラに危険が及ぶと感じ、事情を理解できない彼女を半ば誘拐する形で逃亡することに。自分が狙われる理由を突き止めるため、かつての仲間たちを訪ねていく内、とある陰謀が浮上して……。

親父萌えは見よ。話はそれからだ。
引退したエージェントたち=いい年したおじさまおばさまたちが活躍するアクション映画です。こういうタッグものっていうのはやっぱり美味しいなあ! 楽しい。
強烈な個性のある親父軍団とは違い、ヒロインは巻き込まれ型の若い女性。役に立ってない感じですが、なんだか憎めない。個人的にはヴィクトリアとイヴァンが好きです。好きです。ヴィクトリアみたいな人好きだー。イヴァンは見ててチャーミングでかわいい。あの体型がかわいい。親父対若造の構造もあって、にやにやして見ました。クーパーの青臭さがいい。フランクの酸いも甘いも噛み分けて視線をくぐってきた容赦のなさがいい。そのせいで、それはいいのかな、と思うところもあるんですけれども。
しかしハゲとか白髪のおっちゃんたちが、わーわーやってる感じが好きでにやにやしました。楽しかった。
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Author:月子
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